荒滝山(あらたきさん)日ノ岳(ひのたけ)
 
単独 2018.12.09 
小松小野バス停(8:05/15)→耳観音入口(8:32)→荒滝登山口(8:36)→猪防護柵ゲート(8:49)→犬ヶ迫分岐(9:17)→天狗岩・吉部稲荷社(9:35)→くぐり岩(9:44)→展望岩(9:46/50)→展望所(9:51/56)→荒滝山山頂(9:57/10:16)→西郭(10:23)→作業林道(10:30)→一本松展望点(11:30)→伊佐方面分岐(11:34)→日ノ岳山頂(11:39/46)→荒滝山展望所(11:49)→伊佐方面分岐(11:56)→猪防護柵ゲート(犬ヶ迫)(12:34)→正面登山口(12:45)→荒滝の滝(12:56)→耳観音(13:13)→起点(13:36/14:02)

軌跡図
                                                            所要時間:5時間21分、歩行時間:13.4㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
宇部市の最高峰(459m)荒滝山から、日ノ岳へ周回。県道30号小野田美東線と県道231号美祢小郡線が交差する小松小野のバス停に車を駐める。美東町方面へたどり、耳観音入口の大きな看板を見てさらに160mのところから左の里道に入る。ほどなく、T字路に荒滝登山口の案内標識が立っている。左に取り、案内標識に従い上っていくと、容易に谷あいの山道に入っていく。猪防護柵ゲートがある。よく踏まれた落ち葉絨毯の道で、市民憩いのコースのようだ。スギ林の中にアブラチャン(油瀝青)の黄葉が彩を添えている。やがて犬ヶ迫からの道と合流し、北に転じて尾根筋をジッグザッグ上っていく。犬ヶ迫分岐から約15分、天狗岩と呼ばれる懸崖に出会う。奥の深い洞穴の右手(東側)の岩屋に吉部稲荷社が祀られている。

小松小野バス停(県231分岐)(8:16)

荒滝登山口(8:36)

荒滝集落西端の取付(8:45)

猪防護柵ゲート(8:49)

犬ヶ迫駐車場分岐(9:18)

天狗岩と吉部稲荷社(9:33)
懸崖沿いの道はすぐ左右に分かれる。くぐり岩をめぐる右の道を選ぶ。堀切り、くぐり岩、展望岩と、見どころ満載の寄り道をして、山頂直下(南東面)の展望所に出た。とりわけ、南光観音菩薩像が祀られている展望岩と南東面展望所の眺めはよく、禅定寺山(ぜんじょうじやま)、平原岳(ひらばらだけ)、岡山などはしっかり同定できる。彼方に霞むのは、黒河内山、楞厳寺山かな。

くぐり岩(9:44)

禅定寺山、平原岳など 展望岩より(9:47)

展望岩に祀られている南光観世音菩薩像(9:50)

荒滝山南東面の展望所(9:51)

岡山 荒滝山展望所より(9:52)

旧吉部村長藤本東雄翁像(1863-1939)(9:54)
荒滝山城(あらたきやまじょう)主郭跡の山頂域は、「NPO法人 コミュニティスポーツくすのき」の皆さんによる手作りの園地らしい。それにしても、展望所上の岩稜に旧吉部村長の藤本東雄翁、山頂の大岩のてっぺんに明治天皇と、立派な陶像が造立されているのにはびっくり。山頂からの眺めは、周りにツバキやサクラなどが植栽され、スギの大樹などもあって、大パノラマとはいかない。でも、北面から東面にかけて陰陽分水嶺を同定することはできる。次は、あの稜線を歩いてみなくては。南面北西尾根の道を下り、日ノ岳へ向かう。虎口、堀切り、西郭とめぐり、山頂から12分で作業林道が通る鞍部へ降りる。西側の行止まりに日ノ岳への取付がある。

荒滝山の山頂(荒滝山城主郭跡)(9:57)

日ノ岳 荒滝山山頂より(10:12)

花尾山、大滝、桂木山など 荒滝山山頂より(10:12)

矢櫃山など 荒滝山山頂より(10:15)

西鳳翩山など 荒滝山山頂より(10:15)
堀切り(10:20)

作業林道出合(10:30)

日ノ岳取付(10:31)
明瞭な落ち葉絨毯の道は、荒滝川源流域の右谷(木野谷?)を渡って市境尾根に上がり、左谷を内にした左回りの尾根筋に続く。おだやかなアップダウンはあるけれど、とても楽ちん。途中に一本松展望点と名付けられた、花尾山(はなおざん)、雁飛山(がんびさん)の展望所があるが、樹木が育って見通しはとても悪い。そこからひと下りした鞍部で、伊佐方面への径が分かれている。たどれば、大浴ため池を経て県道231号に出ると思われる。尾根道を上り返すと、日ノ岳の山頂。

一本松展望点(11:31)

伊佐方面分岐(11:34)
そこは、東面が開けた茅戸の原で、小さく刈り払われた平坦地に切株ベンチが三つ。枯れススキ越しに眺める荒滝山はとても印象的だけれど、とにかく寒い。彼方に連なる江嶺山(えみねやま)、榾木山(ほたぎやま)、桂ヶ岳(かつらがだけ)、鼓ヶ岳(つづみがだけ)などを同定して、早々に南尾根の道へ下る。ほどなくのところに、東面が切り払われた荒滝山展望所あり。折よく薄日が差して、山容がよく分かる。

日ノ岳山頂(11:42) 

荒滝山 日ノ岳南尾根の展望所より(11:49)
日ノ岳山頂から約10分の鞍部で、道は左右の谷に分かれる。左が伊佐方面、右が犬ヶ迫方面。この際、伊佐方面へちょっと寄り道。地形図の実線道に合流して大浴ため池を見てみたいと思ったが、沢沿いの道になった所でもはや12時。引返して犬ヶ迫へ下る。遊歩道とはいかない谷間の径を分岐から約530m、犬ヶ迫集落北西端の耕地に出る。猪防護柵ゲートを通って里道に入る。下っていくと、T字路にまた猪防護柵ゲート。どうやらここが周回コースの入口のようだ。右に取って、県道に出る。

伊佐方面分岐(11:56)

犬ヶ迫集落北西端の耕地(12:26)

日ノ岳入口に設けられた猪防護柵ゲート(12:32)

犬ヶ迫公民館(県231)(12:38)
約550m下ったところに、荒滝山正面登山口があった。さらに650m、こんどは荒滝の滝入口。わき道に入ると、荒滝川右岸に降りて、なかなか立派な三段滝(上段中段が二条)に出会う。県道に戻って少し下れば、こんどは耳観音の入口。わき道へ入って祠まで5分とかからない。穴の開いた石がたくさんお供えされている。穴の開いた石を奉納し、祈願すると耳の病が治るとのこと。ともあれ、お参りはした。あとは、岩郷山や岡山、鍋倉の里に親しみながら起点に還るだけ。

荒滝山正面登山口(県231)(12:45)

荒滝の滝(12:59)

耳観音(13:13)

岩郷山 鍋倉の県231より(13:25)