久米島(くめじま)
 
3人 1/17-19
1/17  ☀
広島駅(7:36)⇒博多駅(8:55/58)⇒福岡空港(9:05/55)⇒那覇空港(11:45/13:30)⇒久米島空港(14:00)⇒ミーフガー(14:34)⇒具志川城跡(14:42)⇒タチジャミ(15:18)⇒比屋定バンタ(15:40)⇒宇江城城跡(15:51)⇒トクジム公園(16:52)⇒サイプレスホテル(17:15)
1/18  ☀
サイプレスホテル(7:45)⇒ホタルドーム(7:50/8:30)→ふれあい公園(8:51)→リーフの見える道→アーラ坂→見晴し台(9:38)→島尻公民館(10:22)→鳥の口展望台(10:52)→東銭田橋(11:33)→久米アイランドホテル(11:41)→白瀬公園(12:38)→ホタルドーム(13:30/34)→サイプレスホテル(13:57/14:10)⇒奥武島(バーデハウス・畳石)(14:25/17:08)⇒サイプレスホテル(17:30)
1/19 
サイプレスホテル(8:10)⇒ホタルドーム(8:15/9:00)→五枝の松(9:19)→カンジンダム園地(9:21)→上江洲ダム・だるま山公園(9:53)→自衛隊基地西ゲート(10:12)→自衛隊基地東ゲート(10:22)→宇江城岳山頂(10:26)→比屋定バンタ(10:53)→久米島の久米仙(11:10)→タチジャミ入口(11:22)→ミーフガー入口(11:38)→カンジンダム園地(11:56)→ホタルドーム(12:15/30)→サイプレスホテル(12:52/14:50)⇒久米島空港(14:53/16:10)⇒那覇空港(16:45/18:10)⇒福岡空港(19:50)⇒博多駅(21:15/50)⇒広島駅(21:57)
 
01/17
恒例の家族旅行は、久米島ウォーキング。初日はレンタカーで観光地めぐり。といっても、午後2時のスタートであるから、ゆったリズムというわけにはいかない。海岸線の道をざっと右回り。毎度のことながら、ナビに操られて島の里道をうろうろしながら、ミーフガー
(女岩)に着く。女性のシンボルのような形をした奇岩で、子宝に恵まれない女性が岩を拝むとご利益があるという。うーむ。その南西の台地に具志川城跡があり、三の郭に上がって東シナ海の大海原を眺める。一の郭から大和泊海岸とミーフガーが眺望できるらしいが、割愛してタチジャミへ。駐車場西側の急な階段を下ると、程なくアンマーグスク(天宮城)が現われ、海岸径へ降りて西にしばらく行ったところにタチジャミはあった。流紋岩の奇岩でその様子(h40m、w70m、t5m)は傍まで行かないと分からない。一汗かいて駐車場に戻り、比屋定バンタと宇江城城跡を巡る。いずれも素敵なビューポイントであるが、日が陰ると風の冷たいこと。早々に切り上げて島南端のトクジム自然公園へ。展望台からの眺めは絶佳。クジラは見えないが、変化にとんだ自然景観に大満足である。宿への道は山道を避けて真我里-兼城経由にし、コンビニで明日の昼食をゲット。午後5時を過ぎてサイプレスホテルにチェックイン。
01/18
明けると、風は冷たいが晴れ間が覗いていた。「久米島のんびりウォーク2014」に参加するため、シャトルバスでホタルドームへ。8時30分に32㎞コースがスタート。いきなり砂浜歩きが始まって先が思いやられるが、程なく堤道に上がることができてホッとする。ふれあい公園で巨大な蛇のような藁の造り物に出合いびっくり。8月に行われる雨乞い大綱引きのモニュメントで、男綱と雌綱がカヌチ棒で結合された状態らしい。右前方に見えるガラサー山の男岩といい、大和泊海岸のミーフガー
(女岩)といい、この島には開放的な見所が多い。白瀬川、儀間川を渡り、リーフの見える道を上がって、アーラ坂(久米島一周線)へと入る。ちなみに、ここでいうリーフとはサイプレスホテルのあるシンリ浜沖からガラサー山の沖にかけてのサンゴ礁のことである。それなりに美しいが、八重山の海にはとても及ばない。アーラ坂は「桜の道」と呼ばれて、緋寒桜の名所である。すぐに桜並木が現れるが、圧巻は見晴台を過ぎてからで、アーラ岳を越えても続き、その距離は約4キロに及んでいる。あたりに人の姿はなく、満開の桜を独り占めにして歩いた。島尻地区でチェックポイントの公民館が分らず、集落を二回りしてシールをゲットする有様。牛糞の香り漂う久米島一周線を辿り、島尻崎を周る。途中、鳥の口展望台に寄り道して、昨日はたせなかった奇岩「鳥の口」を間近に見る。島尻地区に戻り、まだ新しい海岸道路を北上。東銭田橋(ひがしぜんたばし)を渡って700m計りのところに久米アイランドホテルがある。サイプレスホテルに次ぐ人気のリゾートホテルで、プールやグランドゴルフなどの施設が整備されていた。ホテルの方からサトウキビの御接待をいただき、「早いですね。トップですよ」と、声をかけられる。のんびりウォークに逆らっているようで、ちょっと気恥ずかしい。ホテルの中を通って裏口へ抜け、銭田川の土手道に出る。のどかな田園道を歩きながら、昨日買ったコンビニ結びを頬張るが、硬くてとても食べられたものではない。早々に銭田川の生き物たちに払い下げた。であるから、昼食はパン一つ。シャリバテしないことを祈る。白瀬公園の入口で、16kmコースのウォーカーに追いつく。楽しそうに、のんびり歩いておられる横を速歩で通り抜ける。驚かせてゴメンナサイ。東屋やホタル観賞台などが配された白瀬川沿いの遊歩道を上がり、ほたるの里を周って起点に還る。シャトルバスがしばらく無いようなので、サイプレスホテルまでもうひと歩き。ホテルに着くと休む間もなく、シャトルバスでバーデハウスへ。海洋深層水100%の温浴施設は最高で、バーデプール、フィンランド式サウナなどを堪能する。心身ときほぐされて食べたジェラートの味は格別であった。バスの待ち時間に畳石をめぐるが、こちらは夕方の事とて寒いこと寒いこと、早々にバーデハウスに避難する。いずれにしても、バーデハウスは本日の秀逸スポットで、満ち足りてホテルに帰る。
01/19
最後の日も明けると、雲は多いが青空が覗いていた。のんびりウォーク21kmコースに参加するため、シャトルバスでホタルドームへ。9時にスタート。心なし昨日よりも参加者が少ないような気がする。今日も速歩でリーダーより先に行かせていただく。カンジンダム周回路を左回りに行き、五枝
(ごえだ)の松を経て、北端のダム園地の先で右に転じる。だるま山公園に入ると緋寒桜が植栽された道になる。桜の道は上江洲(うえず)ダムを過ぎて島地の森へと続く。島地の森散策路を右に見て北上すると、航空自衛隊沖縄基地久米島分屯基地の西ゲートへ至る。ゲートでチェックを受け、ナンバーが記されたカード(通行証)を首に掛けて基地内を通り抜ける。ちなみに、カードナンバーは3で、先行者は2人ということである。東ゲート手前の管理棟で隊員さんからポカリとチョコレートの接待を受ける。東ゲートを出たところが宇江城城跡への入口で、寄り道をして一の郭から四周を眺め、辿った辺りに思いをめぐらす。東に下って比屋定バンタに出る途中、先行者一人を追い越す。スタートの時、前方に見かけなかった方なので、フライングされたのかもしれない。宇根中泊線に出て、比屋定バンタ、久米島の久米仙、赤嶺パイン園などの見所を横目にゴールを目指す。ミーフガーへの分岐でトックリキワタの満開に出会う。通常、10月~12月が開花時期であるから、名残花かな。満開の様子が桜に似ていることから「南洋ザクラ」とも呼ばれている。具志川地区で県道を棄てて、里道を南下すると、カンジンダムの北端に出た。右に取って朝来た道に合流し、起点に還る。多目的広場の緑地で昼食をとり、歩いてサイプレスホテルに向かう。空は好晴、田園のあちこちにカラシナの花が咲き誇って、春の香りが充ち満ちている。うーん、何というしあわせ。ありがとうございました。
アルバム

ミーフガー(女岩)(
1/17 14:34)

ミーフガー(14:36)
   

アンマーグスク(天宮城)(15:27)

タチジャミ(立神)(15:19)
   

宇江城城跡 一の郭より(15:50)

トクジム海岸(鳥の口) 展望台より
(16:25)
   

トクジム海岸 展望台より(16:26)

トンバーラー岩 展望台より(16:25)
   

久米島ホタルドーム内のステージ(1/18 8:07)

サンビーチから堤道へ(8:36)
   

ふれあい公園の大綱引きモニュメント(851) 

アーラ坂の緋寒桜(9:35)
   

見晴し広場(9:38) 

トクジム海岸と鳥の口 鳥の口展望台より(10:53) 
   

久米島アイランドホテル(11:40) 

白瀬公園(12:40) 
   

奥武島(おうじま)の畳石(16:27)

奥武島の畳石(16:28)
   

久米島ホタルドームの玄関(1/19 8:23) 

21kmコースのスタート前(8:56)
   

五枝の松(9:19) 

だるま山公園の緋寒桜(9:51)
   

上江洲ダム(9:53) 

自衛隊久米島分屯基地西ゲート(10:12)
   

自衛隊基地と久米島北海岸 宇江城岳山頂より(10:27)

比屋定バンタ展望台(10:53)
   

久米島の久米仙(11:10)

赤嶺パイン園(11:30)
   

トックリキワタ ミーフガー入口にて(11:38)

サイプレスホテル(12:53)
   



軌跡図 
18日 所要時間:5時間27分、歩行距離:35.0㎞ 19日 所要時間:3時間52分、歩行距離:24.3㎞