内黒山(うちぐろやま)三段峡(さんだんきょう)
 
単独 2013.12.02 |☁
三段峡Ⓟ(7:28/35)→内黒山登山口(7:49)→宮里山山頂(9:10)→内黒山山頂(9:29)→内黒峠(9:39)→展望園地(9:46)→(古道)→栃の老樹(10:21)→本横川の神社(10:37)→三段峡横川口(10:58)→二段滝入口(11:11)→楓林館跡(11:19)→三段滝(11:42)→葭ヶ原(12:02/33)→大渕休憩所(12:56)→蛇杉橋(13:01)→黒渕(13:22)→ぐるの瀬(13:34)→石樋観音(13:41)→龍ノ口(14:00)→長渕橋(14:06)→起点(14:18)
 
柴木橋西詰の大駐車場に車を駐める。県道(249)を上がり、三段峡ロータリーの向いから里道に入ると、墓所の上手に内黒山登山口がある。スギ林の斜面に取り付いて尾根沿いの道を辿ること80分、宮里山分岐に至る。林道が接してサバノ頭(あたま)の方へ延びている。宮里山の山頂は樹林に囲まれたササ原で、雨量観測用マスト(可部農林事務所)が建っている。内黒山へ向かう途中に北面が開けたところがあり、柴木川の深い谷を挟んで向山や深入山が一望できる。内黒山の山頂はスギに覆われて見どころはないが、内黒峠へ下る西尾根のブナ林は美しい。内黒峠で加藤武三氏の詩碑に接し、山歩きのあり様を感得する。展望園地から旧道(古道)に入り、モリガ谷沿い下って本横川に降りた。途中、ロード・オブ・ザ・リングに出てくる「木の髭」のような栃の老樹に出会う。古道は車道の手前で分岐するが、スギ木立の中にひっそりと佇む神社を訪ねたくて、両方を辿ってみた。古屋敷方面に向かうときは左の神社経由、三段峡方面は直進が良い。横川川沿いの車道(旧道)を行き、横川口から三段峡遊歩道に入る。踏跡が凍って、とても歩き難い。楓林館跡で逡巡のすえ、三段滝に寄ることにする。久しぶりの名瀑に満ち足りはしたが、道程の長く感じたこと。それでも正午には葭ヶ原に着いて、お弁当を食べる。長渕橋への遊歩道は雪も殆どなく、快調なペースで峡谷探勝を楽しんだ。南峰橋、蛇杉橋には雪が残って滑るので、ちょっと緊張。黒淵荘に渡る吊橋の横板が外されている。シーズンになったら復活するのかな。上から見下ろす黒渕の様子は、その名にほど遠い。石樋観音は台座だけになっている等など。葭ヶ原から1時間30分余りで長渕橋に達し、シーズンオフで閑散とした旅館・土産物店街を抜けて起点に還る。
軌跡図
 所要時間: 6時間43分、歩行距離:20.6㎞

 この地図は国土地理院の地形図を利用したものである。
 
アルバム

内黒山登山口(7:49)

宮里山山頂(9:12)

深入山&向山 内黒山東尾根より
(9:19)

内黒峠に建つ加藤武三之碑(9:40)

栃の老樹 モリガ谷右岸にて(10:21)

本横川の神社(10:37)

三段峡横川口(10:57)

三段滝(11:43)

蛇杉橋(13:02)

黒淵荘へ渡る吊橋(13:18)

石樋観音(13:41)

三段峡入口にある大駐車場(14:17)