伯耆大山(ほうきだいせん)
 
 単独 2013.06.09
大山寺Ⓟ(8:52/55)→大神山神社奥宮(9:18)→下宝珠越(9:44)→中宝珠越(10:02)→上宝珠越(10:28)→勝間ケルン(10:36)→標柱(10:42)→三鈷峰(10:50)→ユートピア避難小屋(11:02)→象ヶ鼻(11:07)→剣ヶ峰(11:45/12:06)→弥山(12:35)→石室(12:47)→六合目(13:10)→行者コース→元谷大堰堤(13:35)→大神山神社奥宮(13:51)→出発点(14:13)
 
大山寺の県立大駐車場に車を駐める。登山届を出して御幸参道を上がり、石畳参道の森厳な雰囲気に癒される。とりあえず大神山神社奥宮に参拝。登山道に入ると、思いのほか虫が少なく幸先がよい。宝珠尾根はすっかり緑に包まれている。中宝珠越手前の展望所から大山主稜線を眺め、雲が湧かないことを祈る。上宝珠越からは、かつて砂滑りの様子が眺められたが、潅木が遮っている。三鈷峰山頂に立ち、四周の景色を愉しむ。西壁は以前に比べて安定しており、ずいぶん歩きやすくなっている。ユートピア小屋を素通りして剣ヶ峰に向かう。象ヶ鼻を過ぎても、かつてあった立入禁止の表示はなく、向かう稜線に人影が見える。剣ヶ峰には4人の先客がいたが、しばらくすると皆ユートピア小屋の方へ戻って行った。早めの昼食を済ませ、縦走路に入る。核心のナイフエッジは、この上ない鋭さで、所々で尻制動になる有様。以前に増して状況は悪くなっており、コース取りは弥山からのほうがたやすい。1709.4m三角点に達してホッと一息。弥山山頂の賑わいの中にそっと紛れ込み、夏山登山道を下る。元谷に降りて北壁を眺めると、もはや雲が垂れ込めていた。再度、大神山神社奥宮に参拝して、起点に還る。

アルバム

佐々木高綱の等身地蔵(9:08)

大神山神社奥宮(9:17)
   

大山北壁 中宝珠越手前の展望所より(10:00)

上宝珠越・砂滑り分岐(10:28)
   

三鈷峰山頂(10:51)

ユートピア避難小屋(11:03)
 

剣ヶ峰
 槍尾根分岐より(11:36)

剣ヶ峰山頂
(11:45)
   

弥山
 剣ヶ峰より(12:07)

 大山主稜線のナイフエッジ(12:18)
 

弥山山頂
 1709.4m峰より(12:33)

大山北壁
 元谷の大堰堤より(13:36)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間18分、歩行距離:11.5㎞ 

 出会った草花 

ダイセンクワガタ(大山鍬形) ゴマノハグサ科 

イワハタザオ(岩旗竿) アブラナ科

サンカヨウ(山荷葉) メギ科
     

ノビネチドリ(延根千鳥) ラン科 

 ヤマシャクヤク(山芍薬) キンポウゲ科

イワカガミ(岩鏡) イワウメ科