白木山(しらきさん)佐連山(されやま)伊崎山(いざきやま)
2022.03.11 単独 
周防大島町平野の県道60号橘東和線歩道(7:16/30)→戦橋西詰(白木農道)(7:48)→白木山取付(7:52)→白木山園地駐車場(8:49)→白木山園地展望広場(白木山山頂)(8:58/9:14)→南尾根道→石観音尾根分岐(9:29)→石観音(9:46)→石観音参道石碑(南尾根道)(9:55)→観音堂への里道(10:03)→観音堂(10:14)→白木山南尾根道(10:32)→大平山(10:48)→佐連山(11:05)→五条分かれ(11:37)→佐連登山口(11:50)→佐連アワサンゴトンネル東出口(12:01)→昼食→伊崎山取付(地家室)(12:41)→伊崎山(13:30)→北東尾根分岐(13:40)→県108号線合流(13:57)→展望台(14:04)→夕日の丘展望台(14:11)→磯兼屋敷跡(14:25)→白木橋(白木農道)(14:50)→戦橋西詰(15:05)→起点(15:17)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。

 所要時間:7時間46分、歩行距離:約19㎞
アルバム
周防大島の白木山、佐連山、伊崎山を周回。平野の県道60号橘東和線の歩道に車を駐める。西へ約100mの交差点で、南(左)の里道へ入る。ほどなく柑橘園農道になり、約700m先で戦橋(たたかいばし)西詰の白木農道(大島オレンジロード)に合流。左に取って約120m、白木山北面の尾根に取り付く。はじめ竹が蔓延るが、けものみち様の踏跡があり、そう難はない。やがて(約15分)明瞭な尾根道になる。破線径に出会うが、これを南へ横切って尾根筋の径をたどる。孟宗竹が蔓延るところもあるが、ひと漕ぎで終わる。ふたたび山道に出会って、たどること25分、白木山北尾根の広い破線径に合流。ほどなく広い駐車場へ出た。北端に山口県雨量局が設置されており、これより南西の白木山山頂にかけて園地整備されている。山頂の展望広場には、展望台や休憩所があり、中央の小さな茂みの中に三角点が立っている。昭和16年当時ここには高角砲台が築かれ、後に聴音探照所とされたという。現在それらの遺構は壊され、探照灯基礎、砲座跡、弾薬庫残骸などが広場のあちこちにのぞいている。展望台は北面から東面に開けるが、あいにく霞んで見晴らしは良くない。南尾根の道へ下って、佐連山へ向かう。

周防大島町平野の県道60号橘東和線歩道(7:30)

白木山北東尾根 平野の農道より(7:40)

戦橋西詰の白木農道合流地点(7:48)

白木山取付(白木農道)(7:52)

孟宗竹の蔓延る取付尾根(7:54)

白木山北面の尾根道(8:09)

白木山北面の破線径合流(8:46)

白木山園地駐車場(山口県白木山雨量局)(8:46)

展望台(白木山園地展望広場)(8:58)

:大島アルプス、油良、鹿家方面 展望台より(9:00)

石祠と展望休憩所(白木山園地展望広場)(9:03)

三角点標石の立つ茂み(白木山園地展望広場)(9:06)

探照灯基礎白木山園地展望広場(9:13)

白木山南尾根道取付(9:13)
よく踏まれた尾根道を約15分、主稜線の横手道を捨てて東(左)の支尾根へ入り、石観音へ寄り道。踏跡は薄く、少々迷走して、石観音の背戸へ降りる。巨大岩塊を背したお堂に石仏が安置されている。傍らの石碑に平成2年改築、とあった。下段左手に、奥の院一畑薬師堂がある。こちらもそう古くはない。西に横手道をたどり、主稜線の道へ戻る。参道は、尾根を乗り越して横手に下り、石引の観音堂へ続いている。参道をたどると、ほどなく観音堂と県道109号線をつなぐ里道に合流。左に取って約280m、土石流被災廃屋の向い(北側)に観音堂はあった。

石観音尾根分岐(9:29)

石観音(9:46)

石観音参道案内石碑が立つ辻(9:55)

観音堂と県109をつなぐ里道合流(10:03)

観音堂そばの土石流被災家屋(10:13)

観音堂(10:14)
土石流被災廃屋の上流で、破線径と思われる踏跡(ピンクテープあり)に取り付く。5分ほどで主稜線の道へ合流、右(南)に取る。佐連山まで約32分を要す。途中の大平山に展望はなく、佐連山の北西肩で松尾登山口への道が分かれている。広く切り払われた平坦な佐連山山頂は、南西面が開けるも、樹木が育ってきている。南尾根の道をたどり、佐連登山口へ降りる。途中にフユノハナワラビ群生地、聴音探照所跡、佐連デジタルテレビ中継局、沖家室大橋展望地、八十番霊場地蔵堂など、見どころ多し。

大積越えの破線径取付(10:17)

白木山南尾根道合流(10:32)

大平山山頂(10:48)

佐連山山頂(11:07)

探照灯基礎(佐連山南尾根肩)(11:19)

五条分かれ(11:36)

沖家室大橋 展望地より(11:47)

地蔵堂(八十番)(11:48)
県道60号橘東和線に出て右に取り、地家室(じかむろ)へ向かう。海岸道路からの眺めは素晴らしく、行く手に伊崎山、松ヶ鼻から顧みる沖家室島、ニホンアワサンゴが群生する入江、そしてコバルトブルーに済みわたる地家室港など、もりだくさん。地家室で県道108号地家室白木港線を右に分けてすぐの路地から、伊崎山に取り付く。階段を上がって農道に合流、少し右に取り、尾根末端のけものみちへ取り付く。ほどなくミカン園になり、作業道が尾根に沿っていた。何のことはない、先の農道を左に取れば、この作業道に取り付けたのだ。作業道は山道となって続き、伊崎山北東尾根の道に合流。左に取り約15分、伊崎山山頂に着く。樹林に囲まれて、展望はない。北東尾根の道をたどり、県道108号線へ出る。

佐連山登山道入口(:県60)(11:51)

伊崎山、松ヶ鼻など 佐連地区北の県60より(11:56)

沖家室島 松ヶ鼻より(12:05)

松ヶ鼻西側入江(ニホンアワサンゴ群生地)(12:14)

地家室港、伊崎山(13:36)

伊崎山取付(県60)(12:41)

伊崎山取付(農道)(12:47)

伊崎山山頂(13:30)

伊崎山北東尾根分岐(13:40)

伊崎山下山地点(県108号線合流)(13:57)
北へ向かってほどなく、右の遊歩道に取り付いて展望台に上がる。大三郎鼻、大島アルプスがなどが一望できる。なかなかのビューポイント。北側横手に往還古道があり、いぼ神様、草履の神様などをめぐることができる。

展望台(往還古道)分岐(13:58)

展望台(14:04)

大三郎鼻、大島アルプスなど 展望台より(14:05)

いぼ神様(14:02)
県道に降りて、夕日の丘展望台をめぐる。ちょうど薄寒桜が咲き誇り、展望の丘ではためく黄色いハンカチに色を添えていた。県道を北にたどると、右手に白木山北尾根が連なる。さらにひと下りして荒神社、磯兼屋敷跡をめぐったあと一般農道経由で白木農道へ合流。右に取り、戦橋西詰から往路へ下って起点に還る。

夕日の丘展望台(14:13)

白木山北尾根 外入地区南東の県108より(14:18)

磯兼屋敷跡(14:25)

我島、ササンセトとうわなど 白木橋より(14:51)
HOME 山行記録 TOP