野呂往還(のろおうかん)
2022.02.11 単独 |☂
県道419号線待避所(駅家町本郷中)(7:21/40)→新橋(本郷下)(7:51)→蛇円山ポンプ場(8:10)→雨木スポーツ広場入口(8:25)→駅家北支線22(8:42)→大滝神社分岐(8:58)→362.5峰(駅家北支線19)(9:02)→長畑林道分岐(市道宮内雨木幹線合流)(9:23)→蛇円山展望広場(9:33)→蛇円山山頂(高竈神社)(9:45)→広島東幹線217(9:58)→白の廃ワゴン(10:18)→464.8峰(10:29)→道標(10:51)→神子原林道分岐(11:03)→赤滝山(11:25)→490峰(12:04)→林道合流(12:37)→県道419号線合流(神石高原町坂瀬川)(12:48)→通行止バリケード(14:24)→起点(14:43)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。

 所要時間:7時間3分、歩行距離:23.4㎞
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福山市の里山歩き。野呂往還と呼ばれる古道がある。神石町坂瀬川から新市町戸出までの尾根道で、昭和30年代まで使われていたという。「ノロ」とは平坦地を表す地形方言で、なだらかな尾根道であるがゆえの呼名らしい。これをつまみ食い。駅家町本郷中の県道419号線待避所に車を駐める。南へたどり、本郷下の新橋を渡った先の分れを右(雨木方面)に取る。

駅家町本郷中の県419待避所(7:40)

蛇円山分岐(駅家町本郷下)(7:52)
正覚寺を過ぎて、行く手に迫り上がるのは蛇円山。雨木川左岸の道をたどる。岩畳神社と地蔵堂にお参り。雨木スポーツ広場を過ぎた先で、大西観音堂の道へ入らず、雨木幹線へ迷走。結果、登山口の西側で尾根に取り付いて巡視路に合流、というありさま。ちょうど駅家北支線22が建って開けるが、見晴らしはない。北西へ約15分、なじみの大滝神社分岐に至る。これより野呂往還、だと思う。北へ向けて、長い尾根道ウォークをはじめる。362.5峰、展望所をめぐり、宮内雨木幹線に合流。お初地蔵で左に古道が分かれる。この際市道をたどり、蛇円山広場から高龗(たかおかみ)神社にお参りして、北参道経由で古道へ戻る。

蛇円山 正覚寺北西の市道雨木幹線より(8:05)

岩畳神社(神田さん)(8:12)

取付(8:37)

駅家北支線巡視路(雨木ルート)合流(8:41)

大滝神社分岐(8:58)

362.5峰山頂(駅家北支線19)(9:02)

展望所(9:07)

:長畑林道終点(宮内雨木幹線合流)(9:23)

お初地蔵(野呂往還分岐)(9:27)

展望広場(9:33)

服部川、蔵王山など 展望広場より(9:34)

蛇円山山頂(高竈神社)(9:45)
北参道(旧参道)入口の先でふたたび古道を離れ、広島東幹線271のピークへ寄り道。府中アルプスや岳山などの展望を愉しんだのち、北面へヤブ漕ぎして古道に戻る。この先、仕事道やら作業道が分かれたり合流したり。どれが古道なのかよく分からない。ヤブって踏跡が薄くても、きほん尾根筋のほうを選ぶ。白い廃ワゴン、464.8峰三角点、延藤恒三郎刻字の道標に出会い、神子原(みこはら)林道を右に分けた約600m先で、森林作業道を捨てる。道は左横手に続き、父尾川の谷へ下っている。尾根筋に取り付くとほどなく、赤滝山(496.2峰)のてっぺん。北東尾根をたどる。

高竈神社北参道入口(9:49)

広島東幹線217分岐(野呂往還分岐)(9:53)

岳山、天神山など 広島東幹線217より(9:58)

白の廃ワゴン(野呂往還)(10:18)

464.8峰山頂(10:29)

道標(野呂往還)(10:51)

神子原林道分岐(11:05)

赤滝山(496.2峰)山頂(11:25)
尾根筋はヒノキの植林地が多く、ヤブはほとんどない。林床に腰下のササが茂るところは少しはあるけど…。赤滝山から約1時間10分、林道に合流。右に取り、150m先の分岐を右折して県道419号線へ出る。左手(柳峠側)に通行止看板を見て、南下。落葉だらけのギリピンの道に、轍の痕跡はない。神子原で祠堂や荒神社をめぐってなお、服部川の谷道を延々下り、本郷上集落への出口で通行止めバリケードに出会う。約8.4㌔の県道下り、1時間55分を要して(途中昼食)起点へ還る。うーん、思いのほか長い。

490峰(12:00)

林道合流(13:37)

林道分岐(12:44)

県419合流(12:47)

神子原で出会った祠堂(13:21)

神子原荒神社 県419より(13:27)

神子原林道入口(13:52)

県419通行止バリケード(14:24)
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