チュウダア谷・青松林道・奥滝山峡・中山林道・中山・鎧滝(よろいたき)
2021.06.20 単独 
富田屋橋北詰駐車帯(7:27/40)→林道仲代線(チュウダア谷)→林道終点(8:19)→864峰(8:52)→滝山川金城線巡視路合流(9:05)→鉄塔21(9:15)→760峰(9:31)→鉄塔23(9:38)→鉄塔24(9:45)→鉄塔25(9:50)→鉄塔26(9:59)→林道青松線交差点(10:03)→林道青松線入口(町道下山橋山線)(10:32)→松原川取水堰堤(10:46)→赤滑(10:54)→錦橋北詰(11:03)→塀の渕(11:06)→林道中山線→大佐川取水堰堤(11:23/31)→ダム巡視路→中山(719.6峰)(12:56)→大規模林道大朝鹿野線(13:30)→鎧滝橋東詰(13:36/46)→緑の広場(14:01)→桜広場(14:12)→鎧滝(14:26)→桜広場(14:45)→県道11号旭戸河内線(15:13)→起点(16:13)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。  所要時間:8時間33分、歩行距離:約25㎞
アルバム
山県郡(安芸太田町・北広島町)の里山歩き。松原の富田屋(とんだや)橋北詰を起点に、仲代林道、滝山川金城線巡視路、青松林道、中山とつないで、鎧滝まで足を延ばし、県道11号旭戸河内線を還った。富田屋橋を南に渡ってすぐ、左の里道に入り、仲代屋墓所の前を通らせてもらい、林道仲代線に合流。道はしばらくチュウダア谷左岸に続く。右岸に移って約300m、左手に林道終点の標識を見る。道はギリピンの幅になるが、さらに約700m続き、町境尾根の鞍部で終わる。町境に沿う草生した作業道があり、これをたどる。

富田屋橋北詰Ⓟ(県11)(7:40)

林道仲代線(7:49)

林道仲代線の終点標識地点(8:03)

林道仲代線終点(8:19)
山襞に沿う境界道(作業道)は、ササ原や茅戸になっているところもあるが、難はない。800m近くまで高度を上げると、西面・北面に展望が開け、足下に林道終点、彼方に苅尾山・掛津山の連嶺などが望まれる。ササの茂る作業道は、稜線まで。北へ向かう主稜線に山道があったのかもしれないが、植林されたヒノキとササが育ち、無いのと一緒。それでも見晴らしはよく、軽いヤブ漕ぎで864峰に達す。もう一度、深入山から柏原山までの連なりを眺めやる。北東尾根をひと下り、林道黒滝線からと思われる滝山川金城線巡視路へ合流。左(北)に巡視路をたどる。少し先で顧みると、ヒノキ林尾根の上に、大箒山がちょこっと顔を出していた。

苅尾山、掛津山 864峰西の町境作業道より(8:37)

864峰山頂(8:54)

深入山(中央)など 864峰より(8:54)

滝山川金城線巡視路合流(9:01)
尾根に沿う巡視路は、時おり倒木が妨げるが、遊歩道のようにきれいで快適。鉄塔21、23、24、25、26とめぐって、林道青松線が交差する峠に降りる。鉄塔21では大平山、雲月山方面、鉄塔24では毛無山方面が遠望できる。なお、760峰山頂では三角点を確認すること叶わず。南北稜線の東側は広く中電社有林のようで、林道峠には鎖ゲートが張られ、進入禁止になっている。。左(西)に取って青松林道を下ると、20分少々で町道下山橋山線に合流、右に取る。沢沿いの林道に、見どころなし。松原川に架かる橋に、銘板なし。

滝山川金城線21(9:14)

760峰山頂(9:31)

滝山川金城線24(9:44)

林道青松線交差点(10:09)

林道青松線交差点の峠(10:03)

林道青松線入口(町道下山橋山線)(10:32)
無名橋から約700mのところで松原川取水堰堤に出会う。さらに約550m、こんどは松原川に赤滑と呼ばれる滑床を見る。このあたりから黒滝長渕までが奥滝山峡のメイン。それなりに淵や瀬はあるが、総じて明るくおだやかな渓流、といった感じ。この際、錦橋を渡り、塀の渕まで行って引返し、林道中山線に入る。舗装道路が大佐川の右岸に約1㌔続いて、取水堰堤に出会う。二段構造で、上段が松原川からの水を受けるダム湖になっている。林道は下段堰堤の手前で終わり、上段堰堤の上まで管理道が分かれている。管理道終点の局舎横に小道がある。入るとすぐ、手摺付きの桟道やグレーチング桟道になってダム湖右岸を回り込んだあと、荒れた横手の湖岸道になる。ダム湖巡視路のようで、グレーチング桟道からは、水を湛えた上段ダムの様子がよく分かる。巡視路が大規模林道近くまで続くことを願ってたどるが、散々荒れて、700mも行かないうちに途絶える。右岸斜面を200mばかり伝うが、とうとうへつり不可の岩場が現れる。やむなく急斜面へ取り付いて、木登り登行。大汗をかいて稜線へ上がるも、それからが思いのほか長い。稜線に踏跡はあるが、大佐川の河原から約50分を要し、ヘロヘロで中山山頂に到達するありさま。三角点は少し北西側にある。

松原川取水堰堤(10:46)

奥滝山峡・赤滑(10:54)

錦橋北詰・林道中山線起点(11:03)

大佐川取水堰堤(11:21)

ダム湖巡視路入口(11:31)

ダム湖巡視路(11:32)

大佐川取水堰堤上段 ダム湖巡視路より(11:33)

ダム巡視路終点(11:54)

中山東尾根取付(12:00)

中山山頂(三角点)(12:57)
一転、北尾根の下りは楽なもの。尾根筋は分かりやすく、しまいにちょっと迷走したけど30分で大規模林道大朝鹿野線へ飛び出す。右に取って、鎧滝へ向かう。ほどなく鎧滝橋に出会い、東詰で遅い昼食をとる。少し蘇って、大規模林道を東進。東詰から約15分のところで、右手に滝山川金城線鉄塔の巡視路取付を見る。思うに、大佐川取水堰堤の下で裸足になって左岸へ渡渉し、巡視路をたどっていたら、うんと早くて楽ちんだったのだ。怪我の功名で中山の頂を踏めたのだけど…。取付のすぐ先で「緑の広場」に出会い、さらに10分、桜の広場に至り、鎧滝探勝路へ入る。約400m先の休憩所跡までは作業車道が続き、そのあと草生した遊歩道になって、急傾斜のバカ尾根をジッグザッグ下っていく。小屋跡から7分ほどで河原に降りると、15mの鎧滝が大きな淵ヘ二段瀑となって落ちていた。水流の右岩壁なら登れそうだ。犬戻峡のF9に、ちょっと似ている。桜広場、鎧滝橋と戻り、吉見坂から県道11号旭戸河内線を南進して起点へ還る。

中山下山地点(大規模林道大朝鹿野線)(13:30)

鎧滝橋東詰(13:36)

滝山川金城線巡視路取付(14:00)

緑の広場(14:01)

桜の広場・鎧滝入口(14:12)

鎧滝遊歩道休憩所跡(14:17)

鎧滝(14:26)

掛津山 桜広場より(14:46)

県道11号旭戸河内線・大規模林道交差点(15:13)

町道下山橋山線分岐(15:40)
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