船通山(せんつうざん)
2021.04.26 2人 
わくわくプールⓅ(奥出雲町竹崎)(10:20/28)→鳥上滝コース登山口(11:00)→木橋(11:16)→鳥上滝(11:33)→水場(11:56)→芝生広場(12:14)→亀石コース分岐(12:18)→船通山山頂(12:23/13:15)→大ブナ(13:24)→大サワグルミ(14:07)→亀居氏コース登山口(14:25)→駐車場(14:28)→亀石高殿鈩跡(14:44)→起点(15:03)
軌跡図
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。  所要時間:4時間35分、歩行距離:約10㎞
アルバム
カミさんを誘って船通山のカタクリ観賞。わくわくプール駐車場(奥出雲町竹崎)に車を駐めて、斐伊川に沿う船通山林道亀石線を上がる。天気は快晴、約30分で鳥上滝コースの登山口に着く。取り付くとすぐ、沢沿いにおだやかな石畳の道が続いて、何とも心地がよい。道のヘリでいろんな春の草花が迎えてくれる。タチツボスミレ、フデリンドウ、エンレイソウ、ネコノメソウ、サンインシロガネソウ、ハシリドコロなどなど。やがて、鳥上滝に出会う。この時期、水量が少ないので、なじみの者にはインパクトが弱い。手摺付きの鉄製階段を上りきったところに、標高900mの標柱が立っている。頂上までの標高差240mちょっと、登山口を1合目として、5合目といったところか。300mばかり上ったところで沢筋から離れ、ほどなく水場。ここに標高1000mの標柱あり。頂稜が近くなると、ブナ森の中にムシカリの花が目につくようになり、第一カタクリ発見。北尾根肩の芝生広場を過ぎたところから、カタクリのお花畑がはじまる。山頂手前まで道の両側で咲き誇って迎えてくれる。頂上広場に上がると、例年のような人出はない。頂上のカタクリたちは、いくぶん萎れ気味で、元気がない。盛りは先週、20日前後だったらしい。

わくわくプール駐車場(10:25)

亀石コース分岐(10:29)

鳥上滝コース登山口(11:00)

木橋(11:16)

鳥上滝出合(11:33)

鳥上滝(11:33)

水場(11:56)

北尾根肩の芝生広場(12:14)

亀石コース分岐(12:18)

船通山山頂(12:23)
山頂の天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)モニュメントの基壇に腰掛けて、お弁当を食べる。例年にない見通しで、四周の山々を明瞭に同定できる。カミさんに、知ったかぶりで説明するが、まるで乗ってこない。カタクリにも眺めにも充分堪能して、亀石コースへ下山。

大山など(12:24)

鬼林山、大倉山、花見山など(13:01)

稲積山、道後山など(13:01)

窓山、比婆山連山、三国山など(13:02)

大万木山、三瓶山など(13:03)

山頂北面のお花畑(13:06)
亀石コースは、沢筋がちょっと泥濘むけれど、手前のブナ森の横手道がすばらしい。登山口までの道中は、道のヘリで大ブナ、大サワグルミ、可憐に咲き誇る草花に出会いながらの、ポレポレ下山。山頂から登山口まで、約70分を要す。あとは、起点まで約2.4㌔の林道歩き。

大ブナ(13:24)

横手道(13:39)

大サワグルミ(14:07)

亀石コース登山口(14:25)
出合った草花

フデリンドウ(リンドウ科)

エンレイソウ(シュロソウ科)

ハシリドコロ(ナス科)

スミレサイシン(スミレ科)

カタクリ(ユリ科)

クロモジ(クスノキ科)

ヤマエンゴサク(ケシ科)

キクザキイチゲ(キンポウゲ科)

キケマン(ケシ科)

サンインシロカネソウ(キンポウゲ科)

タチツボスミレ(スミレ科)

ニリンソウ(キンポウゲ科)

ミヤマカタバミ(ミヤマカタバミ科)

ヒトリシズカ(センリョウ科)

イカリソウ(メギ科)
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