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カミさんを誘って広島市の里山歩き。今回は、日浦山と西国街道・東海田ウォーキング。JR海田市駅を10時12分に出発、Aルートで日浦山へ向かう。空は晴れているんだけれど、ひどい黄砂ですっきりしない。途中、西国街道・海田宿の史跡をちょっと見、胡神社(新町)・荒神社、胡神社(稲荷町)・火の見櫓、千葉家住宅、恵比須神社、御茶屋跡、熊野神社、薬師禅寺・ひまわり観音、真福寺の順にめぐる。真福寺の上の墓地までコンクリート階段の里道が続いて、Aルートがはじまる。要所に丸太階段や休憩ベンチが整備され、よく踏まれている。 |
JR海田市駅(10:09) |
胡神社(新町)・荒神社(10:16) |
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胡神社(稲荷町)・火の見櫓(10:17) |
千葉家住宅(10:19) |
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熊野神社(10:29) |
薬師禅寺(10:39) |
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ひまわり観音(10:34) |
真福寺(10:40) |
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遊歩道になって約230m、鬼の洗濯岩と名付けられた小さな岩稜に出会う。ちょこっと覗いた姿が、洗濯板の刻みに見えなくもない。うーむ。「松風の路」と呼ばれる平坦な尾根道になって、ザイフリボクに出会う。なかなか美事。 |
鬼の洗濯岩(10:51) |
サ゜イフリボク(采振木 バラ科)(11:01) |
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次第に傾斜が増して、「岩登の路」がはじまり、ひと上りで展望岩に出会う。大岩の上に立って、足下に広がる街並み島なみを眺めるも、まるで煙につつまれているみたい。そんな中、傍のマツ林に目をやれば、ミツバツツジが咲き誇っていた。そっと手を添えて、ありがとう。続いて、南面が開けた展望休憩所。東方に地獄岩東壁が立ち上がっている。さらにひと上りすると、南尾根分岐(地獄岩分岐)。南尾根へ下って、地獄岩までピストン。東海田の成本を瞰下したあと、アルペンルートをちょっと探ってみる。フィックスロープ付きの、バリエーションルートが拓かれていた。こんどたどってみよう。 |
展望岩(11:14) |
瀬野川河口 展望岩より(11:13) |
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ミツバツツジ(三葉躑躅 ツツジ科)(11:14) |
展望休憩所(11:15) |
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地獄岩 展望休憩所より(11:16) |
地獄岩分岐(11:22) |
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地獄岩(11:23) |
瀬野川日下橋など 地獄岩より(11:24) |
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地獄岩分岐から山頂直下まてはおだやかな尾根道が続き、さいごにBルートと合流してひと上りすれば、日浦山の山頂。先生同伴の小学生グルーブ(5名)が先行して居られた。北側東面の岩に腰掛けて昼食。眼下に瀬野川を渡る新幹線高架や東広島バイパス、眼前に洞所山から鉾取山への連なり、黄砂にけむっているが悪くない。 |
日浦山山頂(11:40) |
洞所山など 日浦山山頂より(11:41) |
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ゆったり食事を済ませ、北東尾根の道を下る。すぐ岩稜になって展望岩に出会い、為角分岐の先にも展望休憩ベンチがある。山頂が満員御礼時の昼食場所として、よいかもしれない。この先、バカ尾根となった主尾根の道は、急こう配で鞍部へ下り、赤羽川に沿うDルートが右(南)に分かれる。尾根道を行き、畑賀へ降りてみたい気もするが、今回はショートコースを選ぶ。10分ほど下ったところで、土石流跡に出会う。左岸の道が20mばかり流されて、巻き道が付けられている。350mばかり下って砂防堰堤に出会い、その下からコンクリート舗装の里道になる。 |
展望岩(12:16) |
為角分岐(12:26) |
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観音免公園(Dルート)分岐(12:38) |
赤羽川の土石流跡(12:49) |
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ほどなく畝一丁目の住宅地に出て、観音免公園へ寄り道。畝観音免古墳群と大クスが史跡の、市民憩いの公園だ。樹高約30m、目通り幹囲6.6m、樹齢不詳の大クスの姿は、美事というほかない。南に隣接する「ふるさと館」には、海田町の成り立ちを伝える展示室や歴史資料室がある。今回はすどおり。県道274号瀬野船越線(西国街道)へ出て、右に取る。400mばかり行って、河川敷遊歩道(畝公園)を彩る桜並木に魅かれる。後戻りして、畝橋の袂(北詰西)から遊歩道へ上がる。北西に目をやれば、日浦山の東面が一望に収まる。満開の桜並木の下を櫻木天満宮までそぞろ歩き、西国街道へ戻る。あとは、起点までポレポレ歩くだけ。途中、成本から南尾根西面岩壁を眺めたが、常本谷天満宮、永山大学の墓、背中合わせの神社(恵比須神社・荒神社)などの史跡めぐりは割愛、というありさま。 |
Dルート入口(13:12) |
海田観音免の大クス(13:18) |
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ふるさと館(13:20) |
日浦山 畝橋下流の町道より(13:34) |
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瀬野川河川敷の散策遊歩道(13:35) |
地獄岩 成本の県274(西国街道)より(13:52) |
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