正教山(しょうきょうざん)
2021.03.11 単独 
弁財天橋東詰の駐車帯(県305)(7:53/8:00)→正教山南西尾根取付(岩田BSの南側)(8:18)→685峰(9:26)→展望地(9:32)→仕事道(9:43)→堀切り乗越道(10:04)→分岐(10:20)→正教山(10:26)→791峰(11:06)→林道草尾線の峠(11:44)→NTTドコモ殿河内東山基地局(11:55)→遊歩道分岐(12:12&12:16)→林道草尾線終点(12:30)→県道305号弁財天加計線(12:38)→円光寺BS(12:51)→寺領の大歳神社下(13:00)→地蔵堂入口(13:20)→那須与一の墓(13:41)→岩田BS(13:58)→起点(14:13)
軌跡図
 所要時間:6時間13分、歩行距離:15.4㎞
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。
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安芸太田町の里山歩き。訪ねたのは正教山。彦八の頭(十方北尾根)から同定して、気になっていた山である。起点は、寺領川出合の弁財天橋東詰にある駐車帯。左手足下に正地(しょうじ)の取水堰を見て、寺領川左岸の県道305号弁財天加計線へ入る。発坂(ほっさか)トンネルが通る尾根末端を回り込んだ谷で滝に出会う。蔦や灌木越しではっきりしないが、20mは優にありそうなトユ状滝だ。滝を見て約300m、U字カーブ南側の白い手摺付きの階段から尾根末端に取り付く。
弁財天橋東詰の駐車帯(県305)(8:00) 正地の取水堰 起点より(8:01)
発坂トンネル北側の谷にかかる滝(8:13) 正教山南西尾根取付(8:16)
はじめは、スギヒノキの植林尾根。ひざ下のササが茂るところもあるが、大したことはない。ひと上りで、明瞭な仕事道に出合う。標高600mあたりからマツ雑木林の尾根になり、ほどなく西面に切石のような巨岩群を見る。明るい闊葉樹林の尾根筋に明瞭な仕事道が続き、難なく685峰(GPS標高)を越える。685峰山頂から180mばかり下ったところで、北面が開ける。これから向かう正教山や大箒の山塊を眺めることができる、唯一の展望地だ。が、この展望地、伐採跡地ゆえのもので、灌木ヤブにちょっこし難儀。
切石のような巨岩群(標高630mあたり)(9:08) 685峰山頂(9:26)
正教山 685峰東尾根の展望地より(9:33) 大箒山 685峰東尾根の展望地より(9:34)
正教山との鞍部を上り返すころには、尾根筋の下生えはまばらな灌木と薄いササ原に戻り、南面から仕事道が合流する。尾根筋には、ピンクのPEテープが目につくようになる。踏跡もいっそう明瞭になり、仕事道合流から約20分のところで堀切り乗越道に出会う。左横手の道にテープが続くところを見ると、北側の破線径に合流しているのかもしれない。この際、尾根筋を上がる。
仕事道(9:43) 堀切り乗越道(10:04)
主尾根の肩を左に取ってすぐ、左から山道が合流し、ひと上りすると正教山の山頂に着いた。マツ雑木の立つ平坦地に展望はなく、ササ原に三角点表示杭と標石が見え隠れしている。北尾根へ下ると、青テープ付きの明瞭な道がある。難なく791峰(GPS標高)を越えるが、標高が750mを切ったあたりに灌木ヤブがちょっとある。ひと漕ぎで抜け出し、あとはおだやかな平坦尾根をたどる。約15分で林道草尾線に合流、左(北)に取って月之子原(つきのこばら)へ下る。途中で電波塔2基、杉の泊ホビーフィールドへの遊歩道分岐2ヶ所に出会う。快適な一車線林道は、約2.3㌔で町道になり、月之子原集会所の先で県道305号線へ合流する。この際、里道を西に取って短縮し、大平山の主稜線を正面に眺める。
破線径分岐(10:20) 正教山山頂(10:26)
791峰山頂(11:06) 灌木の蔓延る尾根径(11:27)

林道草尾線の峠(11:44)
NTTドコモ殿河内東山基地局(11:54)
遊歩道(パラグライダーフライト場)分岐(12:12) 遊歩道(キャンプ場)分岐(12:16)
林道草尾線終点(12:30) 大平山など 草尾線終点より(12:31)
県道を左(南西)に取る。行く手の谷あいに収まっているのは、市間山と鍋山。交通量の少ないのどかな2車線県道をポレポレ下る。途中には、円光寺、寺領(じりょう)の柿団地、大歳神社、才中得(さいなかえ)の地蔵堂、与一野(よいちの)のしだれ桜、那須与一の墓など見どころが多い。与市野橋を渡り、上殿(かみとの)地区へ入ったU字カーブが岩田BSで、先だって取り付いたところ。ほどなく幅員が減少して、渓谷道になる。起点まで、もうひと下り。
市間山、鍋山など 月之子原の畦道より(12:37) 円光寺(12:51)
寺領の大歳神社(13:00) 才中得の地蔵堂(13:21)
与一野のしだれ桜(13:38) 那須与一の墓(13:42)
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