比婆山連山(ひばやまれんざん)毛無山(けなしやま)伊良谷山(いらだにやま)
2021.01.31 単独  
広島県民の森公園センターⓅ(7:50/58)→展望園地(8:25)→1122峰(8:55)→立烏帽子Ⓟ(9:22)→立烏帽子山(9:50)→池ノ段山名表示盤(10:06)→池ノ段三角点(10:10)→越原越(10:26)→門栂(10:54)→御陵(10:57)→1246峰(比婆山)(11:01)→烏帽子山(11:15)→出雲峠(11:35)→1071峰(11:53/1216)→毛無山(12:41)→伊良谷山(13:14)→第4キャンプ場分岐(13:20)→伊良谷山取付(13:41)→起点(13:50)
軌跡図
 所要時間:5度間29分、歩行距離:12.5㎞
 この地図は、国土地理院地形図を利用したものである。 
アルバム
比婆山連山から毛無山へ周回。広島県民の森公園センターの駐車場へ着いたのが8時前。管理者のいない公園センターは閑散としているが、駐車場の車は思いのほか多い。雪山ハイクで訪れる人の数は、変わっていないようだ。天気は好晴。さっそく、スノーシューを履いて展望園地への尾根に取り付く。先行者なし。
広島県民の森公園センター(7:58) 展望園地取付(8:00)
尾根筋に地肌の見え隠れするところもあるけれど、スノーハイクに難はなし。25分ほどで展望園地へ上がる。道後山、毛無三山を眺めやって、ササの尾根ルートへ。年季の入ったトイレは、此度もひっそり佇んでいる。
展望園地(8:25) 展望園地トイレ(8:28)
600mばかり横手の夏道をたどったあと、右手斜面へ取り付いてササの尾根に上がる。1122峰を越えた鞍部で先の夏道に合流する。雪が多いときは、夏道など鼻から無視して主尾根筋をたどり、林道六ノ原立烏帽子駐車場線へ合流するのがよい。展望園地から約55分、うーむ無雪期のコースタイムだ。雪はけっこう潜るが、天気よし。烏帽子山への直登を開始。今日の核心、東陵肩への岩場の急登は、アイスバーンになっていないので、難しくない。立烏帽子山山頂は、冬ならではの見晴らし。樹窓に毛無山、東方に吾妻山から猿政山へ続く県境の白根がある。
立烏帽子駐車場(9:23) 立烏帽子山東陵(9:32)
立烏帽子山東陵肩(9:39) 立烏帽子山山頂(9:50)
毛無山 立烏帽子山山頂より(9:51) 吾妻山など 立烏帽子山より(9:58)
池ノ段への稜線は、見通しのよい、嫋やかな雪の原。快適そのものだ。池ノ段のてっぺんから、中央中国山地の眺めを独り占め。次は比婆山。
池ノ段山頂(10:10) 竜王山 池ノ段山頂より(10:10)
立烏帽子山 池ノ段山頂より(10:10) 比婆山 池ノ段より(10:14)
池ノ段と比婆山の鞍部「越原越(おっぱらごえ)」への尾根筋は、標高1200mあたりで北西に転じたあと、北へバカ尾根になって下っている。夏道のテープはあるが、地形図とコンパスを信じたルート取りが肝要。踏跡のない尾根筋を上り返すこと約920m、門栂(もんとが)に出会う。御陵(ごりょう)からは踏跡があり、楽ちん。比婆山(1264峰)を越えて、苦もなく烏帽子山に達す。烏帽子岩に挨拶して北尾根へ踏み入ると、そこには登山者の列。花やぐ会話をあとに、県境尾根を駆け下る。深雪だと愉しいのだが、今日の雪は締まって固いので、なかなかむつかしい。一回尻制動をやらかして出雲峠へ降りる。峠からは、スノーシューで踏み固められ、無雪期より歩きやすい、かもしれない。
越原越(10:26) 門栂(10:54)
比婆山御陵(10:57) 比婆山(1264峰)山頂(11:01)
烏帽子岩(烏帽子山山頂)(11:15) 出雲峠(11:35)
と言っても、シャリバテ気味の年寄りには、1071峰(ききょうが丘)までがしんどい。一杯一杯でてっぺんに上がる。毎度のことながら、雪のベンチをこしらえて、眼前に毛無山、左手に仏山、その後方に鈩原や船通山などを眺めながら、至福のお弁当。よみがえって、県境尾根をたどる。25分ほどで毛無山の山頂に着くと、10数人のスノーハイカーが、雪の原に三々五々、山頂ランチを楽しんで居られた。早々に伊良谷山へ向かう。
毛無山 1071峰山頂より(11:53) 毛無山山頂(12:41)
県境尾根は、おだやかな雪の原。踏み固められたトレースをたどり、難なく伊良谷山に達す。山頂下で、女性の大パーティーと行き違う。感心にマスクをして居られる。声や話し方からして、皆さん若々しい。学生さんかな。伊良谷山の山頂には、鈩原から大倉山にかけての眺めが用意されていた。残念ながら、伯耆大山までは見えない。
伊良谷山など 毛無山山頂より(12:41) 伊良谷山山頂(13:14)
鈩原、窓山など 伊良谷山山頂より(13:15) 稲積山、大倉山など 伊良谷山山頂より(13:15)、
南東にひと下りした鞍部に、第4キャンプ場への分岐標識がある。踏跡は県境尾根の牛曳山へも続いているが、右が断然多い。この際、右の踏跡をたどって主尾根南面の支尾根に取り付き、しばらく直下。標高940mを切ったところで夏道に合流、あとはこれをたどるばかり。分岐から起点まで約30分の道のりである。
第4キャンプ場分岐(13:20) 伊良谷山取付(13:41)
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