|
|
比婆山連山から毛無山へ周回。広島県民の森公園センターの駐車場へ着いたのが8時前。管理者のいない公園センターは閑散としているが、駐車場の車は思いのほか多い。雪山ハイクで訪れる人の数は、変わっていないようだ。天気は好晴。さっそく、スノーシューを履いて展望園地への尾根に取り付く。先行者なし。 |
広島県民の森公園センター(7:58) |
展望園地取付(8:00) |
|
尾根筋に地肌の見え隠れするところもあるけれど、スノーハイクに難はなし。25分ほどで展望園地へ上がる。道後山、毛無三山を眺めやって、ササの尾根ルートへ。年季の入ったトイレは、此度もひっそり佇んでいる。 |
展望園地(8:25) |
展望園地トイレ(8:28) |
|
600mばかり横手の夏道をたどったあと、右手斜面へ取り付いてササの尾根に上がる。1122峰を越えた鞍部で先の夏道に合流する。雪が多いときは、夏道など鼻から無視して主尾根筋をたどり、林道六ノ原立烏帽子駐車場線へ合流するのがよい。展望園地から約55分、うーむ無雪期のコースタイムだ。雪はけっこう潜るが、天気よし。烏帽子山への直登を開始。今日の核心、東陵肩への岩場の急登は、アイスバーンになっていないので、難しくない。立烏帽子山山頂は、冬ならではの見晴らし。樹窓に毛無山、東方に吾妻山から猿政山へ続く県境の白根がある。 |
立烏帽子駐車場(9:23) |
立烏帽子山東陵(9:32) |
|
立烏帽子山東陵肩(9:39) |
立烏帽子山山頂(9:50) |
|
毛無山 立烏帽子山山頂より(9:51) |
吾妻山など 立烏帽子山より(9:58) |
|
池ノ段への稜線は、見通しのよい、嫋やかな雪の原。快適そのものだ。池ノ段のてっぺんから、中央中国山地の眺めを独り占め。次は比婆山。 |
池ノ段山頂(10:10) |
竜王山 池ノ段山頂より(10:10) |
|
立烏帽子山 池ノ段山頂より(10:10) |
比婆山 池ノ段より(10:14) |
|
池ノ段と比婆山の鞍部「越原越(おっぱらごえ)」への尾根筋は、標高1200mあたりで北西に転じたあと、北へバカ尾根になって下っている。夏道のテープはあるが、地形図とコンパスを信じたルート取りが肝要。踏跡のない尾根筋を上り返すこと約920m、門栂(もんとが)に出会う。御陵(ごりょう)からは踏跡があり、楽ちん。比婆山(1264峰)を越えて、苦もなく烏帽子山に達す。烏帽子岩に挨拶して北尾根へ踏み入ると、そこには登山者の列。花やぐ会話をあとに、県境尾根を駆け下る。深雪だと愉しいのだが、今日の雪は締まって固いので、なかなかむつかしい。一回尻制動をやらかして出雲峠へ降りる。峠からは、スノーシューで踏み固められ、無雪期より歩きやすい、かもしれない。 |
越原越(10:26) |
門栂(10:54) |
|
比婆山御陵(10:57) |
比婆山(1264峰)山頂(11:01) |
|
烏帽子岩(烏帽子山山頂)(11:15) |
出雲峠(11:35) |
|
と言っても、シャリバテ気味の年寄りには、1071峰(ききょうが丘)までがしんどい。一杯一杯でてっぺんに上がる。毎度のことながら、雪のベンチをこしらえて、眼前に毛無山、左手に仏山、その後方に鈩原や船通山などを眺めながら、至福のお弁当。よみがえって、県境尾根をたどる。25分ほどで毛無山の山頂に着くと、10数人のスノーハイカーが、雪の原に三々五々、山頂ランチを楽しんで居られた。早々に伊良谷山へ向かう。 |
毛無山 1071峰山頂より(11:53) |
毛無山山頂(12:41) |
|
県境尾根は、おだやかな雪の原。踏み固められたトレースをたどり、難なく伊良谷山に達す。山頂下で、女性の大パーティーと行き違う。感心にマスクをして居られる。声や話し方からして、皆さん若々しい。学生さんかな。伊良谷山の山頂には、鈩原から大倉山にかけての眺めが用意されていた。残念ながら、伯耆大山までは見えない。 |
伊良谷山など 毛無山山頂より(12:41) |
伊良谷山山頂(13:14) |
|
鈩原、窓山など 伊良谷山山頂より(13:15) |
稲積山、大倉山など 伊良谷山山頂より(13:15)、 |
|
南東にひと下りした鞍部に、第4キャンプ場への分岐標識がある。踏跡は県境尾根の牛曳山へも続いているが、右が断然多い。この際、右の踏跡をたどって主尾根南面の支尾根に取り付き、しばらく直下。標高940mを切ったところで夏道に合流、あとはこれをたどるばかり。分岐から起点まで約30分の道のりである。 |
第4キャンプ場分岐(13:20) |
伊良谷山取付(13:41) |
|