三瓶山(さんべさん)
2人 2020.08.17 
三瓶山東の原(8:56/9:04)→リフト乗降場(上)(9:18)→女三瓶山(9:41)→兜山(10:08)→ユートピア(10:27)→斜面崩壊地(犬戻し)(10:43)→避難小屋(11:01)→男三瓶山(11:04/38)→西の原分岐(11:43)→扇沢(12:40/45)→室の内池(13:17)→稜線鞍部(13:51)→リフト乗降場(上)(13:52)→起点(14:08)

軌跡図
  所要時間:5時間04分、歩行距離:約6㎞

アルバム
カミさんを誘って三瓶山へ草花観賞。東の原駐車場に車を置いて、観光リフトで外輪(ほんとうは4つの溶岩ドームと火山砕屑物でできた太平山がつながったもの)まで楽ちん登行。リフト下の草原には、カワラナデシコ、オミナエシ、ツリガネニンジンなどが咲き誇っていた。
女三瓶山、大平山 三瓶山東の原Ⓟより(9:02) 女三瓶山、太平山 観光リフトより(9:07)
まずは女三瓶山から。このところの熱波は、中国山地の高所も例外ではない。女三瓶の山頂で既に汗だく。男三瓶、子三瓶には雲が湧き、大万木・琴引山方面は霞むという、真夏の山稜歩き。
女三瓶山と大平山の鞍部十字路(9:19) 女三瓶山頂(9:41)
男三瓶山 女三瓶山頂より(9:43) 孫三瓶、子三瓶 女三瓶山頂より(9:43)
昨年の女三瓶・男三瓶ルートは、崖崩れで閉鎖され、草生していた。今年はきれいに刈り払われて、大手を振って歩ける。彼の崖崩れの様子は変わっていないけど、時が経って落ち着いたということか。やっぱり、男三瓶山頂には雲が湧いていた。お弁当を食べてしばし待つも、四周の景色を見ること叶わず扇沢へ。山頂の草原でフウロソウ、コオニユリ、シシウド、オオバギボウシなどに出会えたことで、良しにしよう。
女三瓶山 ユートピア手前の裸地より(10:19) ユートピア上部の休憩ベンチ(10:29)
斜面崩壊地(犬戻し)(10:43) 男三瓶山頂(11:04)
男三瓶山頂(11:38) 男三瓶南頂稜から扇沢への取付(11:46)
扇沢への取付でマツムシソウに出会い、気をよくしたのはつかの間、魔のゴーロ坂下りがはじまる。ここはカミさんにとって鬼門、フィックスロープに拠る後向き下降や尻制動などを駆使して、やっとこさ扇谷分岐へ至る有様。もはや子三瓶、孫三瓶と、周回する状況ではない。で、昨年とおなじく、室の内経由で還ることに。楽ちんなのだけれど、吸血昆虫のうるさいこと。
扇沢(扇谷分岐)(12:40) 室の内の風越分岐(13:16)
室の内池は、今日も静かで美しい。フシグロセンノウ一輪に出会い、ポレポレ外輪への道を上り返す。展望所を過ぎるころはもうヘロヘロ。観光リフトの心地よいこと。これ以上のクールダウンはない。
室の内池(13:17) 室の内展望所(13:50)
東の原 観光リフトより(13:54) 星空のレストラン「石見の杜」(14:08)
出会った草花 
コオニユリ(ユリ科) ツリガネニンジン(キキョウ科) マツムシソウ(マツムシソウ科)
シシウド(セリ科) イヨフウロ(フウロソウ科) ホソバノヤマハハコ(キク科)