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カミさんを誘って古城めぐり。飯南町の衣掛山、武名ヶ平山を訪ねた。飯南町役場南の大駐車場に車を置かせていただく。6月19日に移動自粛が解除されたので、久しぶりの越境山行。道の駅赤来高原Ⓟからでも、衣掛山の瀬戸山城跡の主郭や第2郭などの様子がうかがえる。 |
飯南町役場南下の大駐車場(10:15) |
武名ヶ平山、衣掛山 道の駅赤来高原Ⓟより(10:18) |
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神戸川(かんどがわ)に架かる下市(しもいち)大橋を渡り、銀山街道赤名宿の面影が漂う街通りに入る。南に約420m、赤名小学校への道が左(東)に分かれる。かどに「史跡赤穴瀬戸山城」の案内標識あり。校門をくぐり、校庭北端の道を上がると、体育館の背戸に瀬戸山城登山道の入口がある。入ってすぐのところで、恵厳寺(えごんじ)跡への径が分かれる。 |
赤名宿の町並み(銀山街道)(10:28) |
史跡赤穴瀬戸山城跡入口(10:36) |
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瀬戸山城登山道入口(10:41) |
恵厳寺跡分岐(10:42) |
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分岐から少し(約70m)上がったところが広い平坦地になって、奥の説明板に恵厳寺が真言宗であるほか、一帯は歴代赤穴氏や堀尾氏家臣松田左近の居館跡であることなどが記されている。登山道に戻ってほどなく、こんどは左に稲荷神社経由の道が分かれる。こちらは登山道から約90mのところに、瀬戸山城を近世城郭化させるとともに、赤名の街を城下町として整備した松田左近の墓が立っている。 |
恵厳寺跡(13:21) |
稲荷神社&松田左近の墓分岐(10:44) |
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稲荷神社(10:49) |
松田左近の墓(10:46) |
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登山道に戻って、瀬戸山城へ向かう。よく踏まれた道で、炭焼き窯の跡や可愛らしい休憩ベンチを見かけ、アマドコロやヤマアジサイに出会って大手門跡に着く。稲荷神社分岐から約20分の道のり。正面に主郭が立ち上がり、左右に道が分かれる。右の道は、第4郭を経て第5郭へ。樹木が切り払われて見晴しよく、彼方に石見冠山(いわみかんざん)を同定する。左の道は、武名ヶ平山への稜線道を分けたあと右に巻き、第2郭経由で主郭へ直上している。主郭跡(衣掛山山頂)は、休憩ベンチや風景指示板などが設置された素敵な展望園地になっている。南に赤名峠や女亀山、西に篝丸山(かがりまるやま)、大江高山、三瓶山、北東に琴石山や草ノ城山など、パノラマが楽しめる。そして足下には第2、第3郭跡等の南西郭群や赤名の町並み。一息入れて、東尾根の郭群をめぐりながら武名ヶ平山へ。 |
登山道の中ほどにある休憩ベンチ(11:01) |
大手門跡(11:09) |
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篝丸山など 第五郭跡より(11:12) |
石見冠山 第五郭跡より(11:12) |
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衣掛山山頂(瀬戸山城本丸跡)(11:18) |
赤名峠、女亀山など 本丸跡より(12:56) |
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第二、第三郭跡、本谷山など 本丸跡より(12:56) |
赤名の町並み、充満山など 本丸跡より(11:17) |
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琴石山など 本丸跡より(11:20) |
東郭群跡(11:30) |
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主郭跡から約480m(15分)、瀬戸山城の東端郭跡を下ったところが、武名ヶ平山との最低鞍部。19分(約420m)の上り返しで武名ヶ平山の山頂に着く。瀬戸山城登山道はここまで整備され、きれいな削平地に休憩ベンチが置かれている。東面が少し開けて、マツの樹間に女亀山が望める。ここは、毛利元就が永禄5年(1562)の瀬戸山城攻略で築いた陣城の跡といわれている。往路を引き返す。途中、瀬戸山城本丸跡を二人占めにして、至福の昼食タイムを過ごす。うーん、よきかな。 |
瀬戸山城跡の東端(11:36) |
武名ヶ平山・衣掛山尾根の最低鞍部(11:38) |
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武名ヶ平山山頂(11:57) |
女亀山 武名ヶ平山山頂より(11:56) |
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