郡山城跡(こおりやまじょうあと)甲山(かぶとやま)高小屋山(たかこややま)
 
単独 2020.05.28 
安芸高田市役所(6:42/52)→歴史民俗博物館前(7:01)→天神山(7:23)→毛利一族墓所(7:33/38)→郡山(郡山城本丸跡)(8:08)→羽子の丸跡(8:30)→自然歩道郡山ルートの峠(8:39)→甲山(9:06)→甲山三角点(9:15)→甲田支線鉄塔17(9:26)→ため池堰堤(9:52)→高小屋山(10:23)→県防災無線局(11:09)→488.6峰(11:25)→甲田支線鉄塔15(11:40)→県326(山部)(11:53/12:20)→418.2峰(12:46)→県326(相合)(13:23)→境橋(県6)(13:32)→起点(13:50)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6時間57分、歩行距離:13.5㎞

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安芸高田市の里山歩き。郡山、高小屋山など、山部川(やんべがわ)両岸の尾根を周回した。安芸高田市役所第2来庁者駐車場に車を置かせてもらう。県道6号吉田邑南線を北に取り、安芸高田市歴史民俗博物館の160m先で右の市道に入ってすぐ、墓所道から天神山の西尾根末端へ取り付く。シカの食害で下生えがないので、難なく尾根肩へ上がる。櫓台状の小さな土壇で、東側の切り立ち鞍部に堀切跡がみられる。どうやらここが大内軍の陣所「天神山城」の主郭のようだ。堀切跡から黄色いプラ杭を目にするようになり、ほどなく天神山のてっぺんに着く。平坦な頂稜が東に260mばかり続いて、乗越鞍部に出る。
安芸高田市役所(6:51) 安芸高田市歴史民俗博物館(7:01)
天神山取付(7:05) 天神山南尾根(7:09)
天神山山頂(7:24) 天神山東尾根鞍部の堀切(7:30)
堀切道を右に取るとすぐ、郡山城跡遊歩道に合流して、左手(東)に毛利一族の墓所(洞春寺境内跡)が広がっている。寄り道して、毛利元就墓所や百万一心碑をめぐる。遊歩道へ戻り、尾根筋を東へたどる。嘯岳禅師(しょうがくぜんじ)の墓、釣井の壇跡、御蔵屋敷跡、厩の壇跡、三の丸跡、二ノ丸跡をめぐって本丸跡へ。本丸跡の北側は一段高い櫓台になっており、ここが郡山のてっぺん。
毛利元就墓所の西側にある百万一心碑(7:35) 毛利元就墓所(7:37)
郡山城本丸跡の櫓台(8:08) 本丸、二の丸跡 櫓台(郡山のてっぺん)より(8:08)
北東尾根へ下る。すぐ釜屋壇、大堀切を経て羽子の丸が続く。羽子の丸頂部は広く、650㎡もあるという。北尾根に踏跡が続いて、山部外堀線(広島県自然歩道郡山ルート)の峠へ降りた。甲山南尾根へ上り返す。はじめ下生えのないヒノキ林で、稜線に上がると明瞭な踏跡あり。峠から甲山山頂まで約25分。北東に約200m下った、マツ・灌木尾根に三角点が立っていた。
本丸跡と羽子の丸跡の堀切鞍部(8:16) 羽子の丸跡(8:31)
広島県自然歩道郡山ルートの峠(8:39) 甲山南尾根(8:54)
甲山山頂(9:06) 甲山三角点(9:15)
さらにひと下り(約12分)、鞍部を上り返したところで、甲田支線鉄塔17に出会う。展望はない。緩傾斜の尾根を約800m、標高約480mの山部川源流域で、大きなため池に出会う。尾根筋の踏跡を北に約280m、山部川源流の頂稜へ上がる。明瞭な踏跡あり。南東の尾根に入って、高小屋山の山頂を踏む。雑木に囲まれて展望はない。山部川源流の頂稜へ戻って西にたどり、右岸尾根へ移る。途中、雑木ヤブも下生えもなく、難はなし。
甲田支線鉄塔17(9:26) 高小屋山の西にあるため池(9:52)
高小屋山山頂(10:23) 高小屋山西の乗越鞍部(10:52)
山部川右岸尾根には、青テープ付きの切り開き道あり。南西に向かって約10分、桑木山国有林の看板を見てすぐ、広島県防災無線高小屋山中継局に出会う。尾根道は、印内峠(いんないたお)からの電波塔管理道と合流してNTT中継局跡まで続く。そのあと広い山道に変わって、中電高小屋無線局と無表示電波塔に出会い、切り開き道に戻る。わずかに高度を下げた尾根肩の灌木ヤブの中に、488.6m三角点(点名平岩)を見る。南に尾根を下るが、はじめバカ尾根で明瞭な踏跡がなく、少々迷走。南尾根筋に戻ると踏跡あり。ほどなく甲田支線鉄塔15に出会うが、展望なし。南に尾根道を下ると、県道326号原田吉田線に沿う資材置き場(山部集落北端)に出た。県道に降りて、甲山の稜線を眺めながらお弁当を食べる。
山部川右岸尾根(10:58) 広島県防災無線高小屋山中継局(11:09)
中国電力高小屋無線局(11:19) 中電無線局の南に建つ無表示電波塔(11:22)
488.6峰山頂(11:25) 甲田支線鉄塔15(11:40)
488.6峰南尾からの下山地点(11:52) 甲山 県326(山部)より(11:54)
県道を少し下ったところから、418.2峰北東尾根末端へ取り付く。木登りで尾根筋に上がると、明瞭な仕事道に出合い、難なく418.2峰に達す。三角点はマツ林の中にあった。西の稜線に渡って、南に流れる主稜線を下る。シカの食害で下生えはなく、尾根筋の踏跡は明瞭。しまいは民家の背戸から庭先へ降り、そろーっと県道326号線に出た。県道を南にたどると、目の前に青山、光井山の稜線が広がる。もはや13時半、とてもあの稜線をめぐる時間はない。次回にまわして、県道6号線境橋東詰を左に取る。
418.2峰北東尾根取付(12:18) 418.2峰山頂(12:46)
418.2峰西峰山頂(12:57) 418.2峰南尾根からの下山地点(13:22)
418.2峰南尾根からの下山地点(県326)(13:23) 青山、光井山 県326(仲田橋の北)より(13:28)