窓ヶ山(まどがやま)
 
単独 2020.04.22 
窓ヶ山魚切コース入口(上河内)(7:13/23)→東コース登山口(7:27)→水晶谷F2(7:37)→F3(7:43)→F4上段(7:55)→スラブ分岐(8:27)→第2スラブ正面(8:33)→窓ヶ山東峰(9:03)→第2スラブ西面(9:24/12:25)→水晶谷左谷→キレット(13:08)→窓ヶ山西峰(13:20)→頂上まで500m地点(13:42)→西コース登山口(14:08)→起点(14:10)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     所要時間:6時間47分、歩行距離:約5.1㎞

アルバム
広島市の里山歩き。窓ヶ山で三度目のクライミングプチ体験。今回は魚切東コース登山口からアプローチして、キレットの南側の様子も探ってみることに。上河内(魚切)の市道待避所に車を駐める。林道を上がっていくと、西コース登山口から約100m、水晶谷出合に架かる橋の北詰左手に、東コースの登山口がある。

上河内(魚切)の市道待避所(7:20)

窓ヶ山魚切東コース登山口(7:27)
水晶谷左岸から右岸に渡った先で足下にF1、沢の渡渉点でF2、F3を見る。いずれも斜めの小滝。水晶谷を分ける尾根に取り付いたところで、左足下にF4を見る。今回は、F4下段落口に降りて、上段の様子を探る。段状スラブ岩の上に平岩が庇のように被さっている。滑りそうだけど、登れるような気がする。

水晶谷F3(7:43)

水晶谷F4上段(7:55)
東コース登山口からスラブ分岐までの所要時間は、F4への寄り道を差し引いて約55分。第1スラブを経て、第2スラブ「ミレニアムスーパークラッシュ5.10c」右のフィックスロープを登り、第2スラブの終了点を見学。まむし岩上部から中央登山道に出て東峰、見晴岩などをめぐったあと、往路の岩場アプローチを戻る。

第2スラブ「ミレニアムスーパークラッシュ5.10c」(8:33)

第2スラブ正面「お花見に行こう5.10bなど」(8:34)

ミレニアムスーパークラッシュ5.10c終了点(8:41)

第2スラブ正面終了点(8:47)

まむし岩上部(8:52)

まむし岩などへの取付(8:59)
第2スラブ西面基部に降りて、「涅槃の行道5.8」へ取り付く。今回は2度目なので、Z法(シャント&オートブロック)で登るのは怖くない。3回やって、「まきこちゃん5.9」の終了点に行き、ロープを垂らす。今日こそはと、取り付くがやっぱり難しい。そうこうしているうちに、夫婦連れの登山者がやってこられた。見学だけのようだが、ずりずり攀じって無様な敗退を繰り返すのを見てもらう気にはなれない。で、クライミング練習は終わりにして、お弁当を食べる。次は、今日の核心、水晶谷左谷へのトラバース。

第2スラブ西面「涅槃の行道5.8」(9:58)

第2スラブ西面基部(12:25)
はじめ横手に踏跡が続いて気をよくするが、約150m先で懸崖になって行き詰まり、岩稜を南下。しかし、これもますますドツボにはまることになる。懸崖を必死になって木登りで下ったが、今思えばロープを出すべきだったと反省している。命からがら、水晶谷左谷へ降りる。急峻な谷を遡って、「ボルトが遠い5.9」を仰ぎ見たときは、もうヘロヘロ。キレットへ這い上がり、早々に窓ヶ山西峰へ上り返す。

水晶谷左谷左岸H500mあたり(12:46)

水晶谷左谷H550mあたり(12:51)

キレットの東面「ボルトが遠い5.9」(13:05)

キレット(13:10)
窓ヶ山西峰で一息入れて、西コースをポレポレ下る。西峰から起点までは、約45分の道のり。

極楽寺山など 窓ヶ山西峰より(13:22)

魚切西コースの休憩ベンチ(14:02)