
とびしま海道ウォーキング。前回、平羅橋から岡村港まで歩いているので、今回は小仁方から御手洗まで。見戸代港駐車場に車を置き、明けやらぬ6時28分、御手洗へ向けて出発。県道74号下蒲刈川尻線をたどって蒲刈大橋へ。三之瀬では、ずいぶんきれいになった長雁木、御本陣芸術文化館、蘭島閣美術館、松濤園などの景観にふれ、かつての町なみを懐かしむ。昆虫の家南横から広域農道に入り、北に三之瀬瀬戸、野呂山、南に仏ヶ崎、小島、上黒島など眺めながら、蒲刈大橋を渡る。仏ヶ崎展望台に寄り道して、上黒島の沖に、中島(なかじま)など忽那諸島の島影を眺めやる。
見戸代バス停(旧フェリーターミナル)(14:36)		松濤園(6:53)

蒲刈大橋　蒲刈広域農道より(6:58)		三之瀬瀬戸、野呂山など　蒲刈大橋より(7:03)


仏ヶ崎展望台(7:06)		小島、上黒島など　仏ヶ崎展望台より(7:07)

広域農道は、小市ヶ浜(おいちがはま)で県道287号上蒲刈島循環線に合流。南岸の道を東へたどる。しばらく行くと、七国見山が姿を現す。右手中腹から下に植生はなく、白い山肌をさらしている。中国物産の砕石所で、原トンネル西出口の手前まで約700mにわたり、高いところは標高150mに達している。その眺めたるや、すごいの一語に尽きる。左に市道原柏原線の合流を見てほどなくのところに、ウォーキングセンター。ちょっと寄り道したいところだが、先を急ぐ。恋ヶ浜バス停の先で県287は左に分かれ、道なりの県356号豊浜蒲刈線に入る。高度を約50mまで上げたところから大浦トンネルがはじまり、豊島大橋になって豊島へ渡る。この間約1.7㌔の平坦路。広い歩道があって、楽ちん。トンネル東出口の南側に展望所あり。あび大橋の名で親しまれている900mの吊橋を、間近に眺めることができる。言うまでもなく、大橋からの眺めも素晴らしい。豊島循環道路(県354)に降りて、右に取る。左手に来島、馬島、大芝島など。大芝大橋も霞んで見える。やがて豊島の町なかに入り、豊浜大橋高架下の先から豊浜大橋(広域農道)に取り付く。
中国物産砕石所(7:39)		原トンネル西出口(7:47)

ウォーキングセンター(8:01)		大浦トンネル西出口(8:20)

豊島大橋　展望所より(8:29)		豊島大橋　東詰より(8:42)

笹島、沖ノ島、野呂山など　豊島側の県356より(8:46)		豊浜大橋　県354より(9:26)

豊浜大橋は、1992年11月に供用開始された、蒲刈大橋に次ぐ県内第2位のトラス橋だ。見下ろす瀬戸の流れは、まるで川。大崎下島の循環線(県355)に降りて、一昨日歩いた十文字山、空海展望台を顧みる。川のような海峡に架かるトラス橋がマッチして、悪くない眺め。立花港の先で豊町に入る。左に三角島(みかどしま)を見て久比へ。北東に大崎上島が姿を現す。久比大橋から一峰寺山を眺めやり、2014年に統合開設された豊小学校をめぐって、久比港を後にする。
豊島　県355の豊浜大橋分岐点より(9:41)		鍋島、大崎上島など　久比港西の県355より(10:07)

久比大橋(10:14)		豊小学校(10:18)

牛渡瀬戸を過ぎれば、目指す御手洗はもうすぐ。大長で宇津神社にお参りしたあと、御手洗の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)をめぐる。11時55分、住吉神社を終点にして前のバス停でバナナ弁当。12時50分、中国労災病院行きのバスに乗る。
小長港　県355より(10:48)		中の瀬戸大橋、岡村大橋　県355より(10:55)

宇津神社(11:11)		天満神社(11:31)

満舟寺の石垣(11:37)		大東寺(11:38)

恵美須神社(11:42)		星野文平の碑(おいらん公園取付)(11:49)

高燈籠、千砂子波止(12:32)		住吉神社　千砂子波止より(12:00)

歴史のみえる丘公園取付(12:05)		小仁方バス停(14:05)

小仁方バス停に13時58分に着いて、起点の見戸代港駐車場へ向かう。安芸灘大橋は、人と自転車は無料だけど、普通車は730円なり。ちょっと高いような気がする。でも、車歩道からの見晴しはとてもよい。女猫の瀬戸、白岳山、野呂山などを眺めながら、ポレポレ渡る。白崎園(しらさきえん)を過ぎれば、ゴールは指呼の間。
安芸灘大橋料金所(14:12)		女猫の瀬戸、白岳山など　安芸灘大橋より(14:20)

安芸灘大橋　南詰より(14:27)		見戸代港駐車場、奥山など　県74より(14:31)