十文字山(じゅうもんじやま)空海展望台(くうかいてんぼうだい)岡村島(おかむらじま)
 
単独 2020.01.10 
豊島親水公園Ⓟ(6:25/7:00)→貴布祢神社(7:11)→林道外ノ浦線(農道交差点)(7:21)→遊歩道取付(7:48)→空海展望台(8:04/10)→四叉路の峠(8:15/22)→林道内浦線分岐(8:40)→十文字山展望台分岐(8:43)→十文字山展望台(8:56/9:06)→林道内浦線→内浦えびす神社(10:13)→起点(10:27/31)⇒大崎下島架橋記念公園Ⓟ(11:12)→平羅橋西詰(11:13)→中の瀬戸大橋西詰(11:18)→岡村橋西詰(11:26)→展望東屋(11:31)→白潟(11:42)→観音崎遊歩道分岐(12:01)→ナガタニ展望台分岐(12:08)→姫子島神社(12:14)→岡村港(12:19)→関前中学(12:40)→農道→広域農道合流(13:25)→展望東屋(13:27/41)→起点(13:57)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6時間12分、歩行距離:約25㎞

アルバム
しま山歩き。今回は、豊島の空海展望台と十文字山展望台。山の呼名からも分かるように、目的地まで車道が整備されている。豊島港北側の親水公園駐車場に車を置かせていただく。お空は好晴、明けやらぬウォーターフロントを歩いて、豊浜中学校前の県道354号豊島線に出る。右に取り、約300m先の貴布祢神社右横の里道へ入る。豊浜大橋農道を横切ると、林道外ノ浦線がはじまる。道なりに上がって約27分、左手に空海展望台への遊歩道あり。立入禁止のフェンスが張られているが、この際、自己責任で取り付く。

豊浜町親水公園Ⓟ(7:02)

貴布祢神社(7:11)

林道外ノ浦線起点(農道交差点)(7:20)

空海展望台遊歩道取付(7:48)
木柵や丸太階段は朽ちてほとんど消失しているが、難しいところはない。稜線に上がると、歩きやすい落ち葉絨毯の道になる。頂稜付近はススキの茂るところもあるが、大したことはない。遊歩道取付から、約15分で空海展望台(317峰)に着いた。削平された広場の北側にコンクリート造りの鐘楼が建ち、東側に大きな地蔵尊石仏が安置されている。鐘楼からの展望は、周囲の樹木が邪魔をしてよくない。

展望台方面分岐(7:59)

空海展望台(8:05)
南側の階段を下ると、舗装道路の終点に出る。両サイド横手に遊歩道が続いているが、こちらも立入禁止のフェンスが張られている。道は約280m続いて、四叉路の峠になる。展望台進入路には車止めがあるが、小型車ならギリピンで通れそう。外ノ浦線は、北面横手と南面乗越に分かれる。峠の北面は展望園地になっているが、私有地のようで日用品などが置かれている。安浦方面が展望できる。南面へ乗り越したところは見晴しよく、これから向かう十文字山のほかに、一峰寺山、彼方に石鎚山塊などが望まれる。外ノ浦線を北面横手に取って十文字山へ向かう。時おり、野呂山や七国見山などを垣間見る。四叉路から約1.4㌔のところで、右に林道内浦線が分かれる。

空海展望台入口(8:11)

四叉路の峠(8:15)

四叉路峠北面の展望園地(8:16)

来島、馬島、大芝島など 展望園地より(8:16)

十文字山 四叉路峠の南面より(8:20)

林道内浦線分岐(8:40)
入るとほどなく、左に十文字山展望台への道が分かれる。十文字山展望台まで約1㌔、道はよく、13分で十文字山山頂に着く。なんとも立派な、コロッセウムのような円形展望台が建っている。高さ8メートルの展望台に遮るものなく、四周の景色はより取り見取り。空海展望台のある317峰、大崎下島の一峰寺山、七国見山、野呂山、屋久比島、斎島などを同定する。

十文字山展望台分岐(林道内浦線)(8:43)

十文字山望台(8:57)

空海展望台(317峰) 十文字山展望台より(8:58)

屋久比島 十文字山展望台より(9:02)
林道内浦線に戻って、左に取る。1㌔ばかりよい道が続いて、斜面崩壊地に出合う。大きなのを越えた先に展望地あり。斎島や四国山地が鮮明に見える。林道は十文字山東尾根を北に回り込んで高度を下げ、先の外ノ浦線と合流する。右に取って東へ下ると、15分ほどで内浦のえびす神社の前に出た。あとは簡単、県道をたどり、10時27分に起点へ還る。うーむ、帰途につくには早すぎる。この際、平羅(へいら)橋を渡って岡村港まで歩いてみることに決し、車で大崎下島へ移動。

林道内浦線の斜面崩壊地(9:37)

斎島、四国山地 林道内浦線の展望地より(9:40)

林道外ノ浦線と林道内浦線の合流地点(9:53)

農船安全祈願のえびす神社(10:13)

平羅橋 架橋記念公園の駐車場より(11:10)

中の瀬戸大橋 平羅島の広域農道より(11:18)
大長の架橋記念公園Ⓟに車を置かせていただき、平羅橋(大崎下島広域農道)を渡る。平羅橋の架かる瀬戸は狭く、牛渡瀬戸(うしわたしのせと)と呼ばれる。で、航路、視界確保など考慮して、PC片吊り斜張橋が採用されている。ほどなく、中の瀬戸大橋が現れ、中ノ島に渡る。南岸を巻いて、次は岡村大橋。岡村大橋の架かる戸待瀬戸は、東詰の展望東屋の整備にあたって、多くの人の利用を願い、人待ち瀬戸と名付けられている。岡村大橋の真ん中が県境で、北に大崎上島の山なみが一望できる。このアーチ2橋、歩いてよし、眺めてよし。岡村島に渡ってほどなく、横手に上がる一般農道を左に見て広域農道を下ると、市道月盛白潟線に合流する。天気は好晴、車の往来ほとんどなく、右手に広がるのは美しい海としまなみ。もう、この上ないしあわせ。

岡村大橋 西詰より(11:27)

大崎上島 岡村大橋より(11:27)

人待瀬戸展望東屋(11:31)

一峰寺山、御手洗港など 岡村島の県177より(11:53)
海岸道路は、白潟から県道177号大下白潟線になる。やがて乗越海岸(サンビーチ)に至り、右に観音崎遊歩道の取付を見る。パスして岡村側へ乗り越すと、左にナガタニ展望台への道を分ける。これもパスして岡村地区へ。右(東)に来島海峡大橋を遠望、姫小島神社、岡村港などをめぐる。帰りは、甲ノ峰南面の農道をたどることにする。で、地形図の最短ルートを選んだのはよいが、途中で耕作放棄地になり消失。イバラとひっつき虫(センダングサ)をこぐのは、もういやだ。即撤退、関前中学横の里道を上がって、農道に合流した。農道は、南面に素敵な展望が開けるところ多く、なかなか快適。とりわけ、岡村港や秀麗な一峰寺山などがよい。そして終盤、収穫作業中のご婦人から一抱えのミカンをいただく。岡村島をいっそう好きになり、満ち足りて起点に還った。

サンビーチの観音崎遊歩道入口(12:03)

ナガタニ展望台分岐(12:09)

来島海峡大橋 岡村地区南端の県177より(12:10)

姫小島神社(12:14)

岡村港(12:19)

岡村港 甲ノ峰南東尾根を巻く農道より(12:54)

甲ノ峰南尾根を乗り越すカルバート農道(13:00)

一峰寺山、白潟など 甲ノ峰南面の農道より(13:06)