神峰山(かんのみねやま)
 
単独 2019.12.25 
JR五日市駅(5:24)⇒JR広駅(6:33/36)⇒JR竹原駅(7:24)⇒竹原港(7:45)⇒白水港(8:10/14)→大望月邸前(8:31)→大崎トンネル北出口(9:04)→木江厳島神社(9:23)→神峰山登山口(9:39)→金剛寺(9:45)→石鎚神社(10:59/11:05)→展望デッキ(11:08)→展望駐車場(11:15)→薬師如来堂(神峰山山頂)(11:30/52)→中腹駐車場(12:11)→林道丸尾木越線→才ノ峠分岐(12:28)→広域農道合流(神峰山車道入口)(12:34)→大西港(13:28/14:10)⇒安芸津港(14:45)⇒JR安芸津駅(14:52/15:07)⇒JR広駅(15:48/16:01)⇒JR五日市駅(17:25)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:5時間14分、歩行距離:約16㎞

アルバム
しま山歩き。今回は、大崎上島の神峰山。白水港(しろみずこう)を8時14分に出発。県道65号大崎上島循環線を中野方面へ。右手に二子島、箱島などを眺めながら、ウォーターフロント歩道をたどる。天気は好晴、ちょっと寒いけど、とても心地がよい。白水駐在所の前を過ぎ、厳島神社を右に見てほどなく、大望月邸に出会う。海と島の歴史資料館として開放されている。

白水港待合所(8:15)

二子島 東野の県65より(8:22)

箱島 東野の県65より(8:22)

大望月邸(海と島の歴史資料館)(8:31)
高専学寮前まで来ると、右手に美しい練習船が浮かび、行く手(南)高台に神峰山を背にした白亜の校舎。循環線には、なかなか見どころが多い。高専入口の先で、左(南)の県道358号大田木江線に入る。大崎トンネルの手前で農道が右に分かれ、山襞にそってクネクネと木江へ越している。たどって高辻山へ寄り道してみようかとも考えたが、時間がかかりそうなので止めにする。大崎トンネル北出口の少し手前が峠。南出口の少し先から、歩道はなくなる。なので、ちょっと歩きにくい。

広島商船高専練習船「広島丸」 高専学寮前より(8:36)

高専、神峰山など 県65(高専学寮南)より(8:39)

農道分岐(県358)(9:00)

大崎トンネル北出口(9:04)
木江に降りて、グループホームきんせん花(木江小学校跡)の角を右に取り、街路に入る。木江厳島神社、古い街並み、金刀比羅宮などをめぐって海岸線に出ると、木江消防団車庫の手前に神峰山登山口があった。神峰山東尾根の末端肩までは、金剛寺の参道。肩の境内には、本堂のほかに大崎島四国二十三番薬王院のお堂が建っている。

木江厳島神社(9:23)

木江の古い街並み(9:31)

神峰山登山口(金剛寺参道入口)(9:40)

高野山真言宗「金剛寺」(9:45)
金剛寺の北側に手摺付の登山道があり、尾根沿いに続く。ほどなく手摺はなくなるが、丸太階段が整備されるなど、悪くない。ルートの中ほど二ヶ所に休憩ベンチあり。標高200mを越えてからはビューポイントが多く、顧みて眼前に大三島の薬師山、北面に長島の大崎発電所などを同定しながら上る。やがて、頂稜の石鎚神社に到着。本峰北東尾根の肩ピークで、これより主尾根は北に向い、展望駐車場まで遊歩道が付けられている。肩は石鎚神社の境内。肩ピークに奥宮が祀られ、東面に遥拝所やおこもり堂、その東下段に展望台園地が整備されている。展望台に上がって、大三島、生口島などをしばし眺めやる。

神峰山登山道(9:46)

長島の大崎発電所など 標高300mあたりより(10:44)

大三島薬師山など 標高310mあたりより(10:46)

石鎚神社遥拝所(11:02)

石鎚神社遥拝所前の展望台(11:03)

石鎚神社奥宮(11:05)
本峰へ向かう尾根遊歩道に入って約60mのところに、北側に東屋の建つ展望デッキがある。ここは、先の展望台に勝る展望所。高根島(こうねしま)から大下島(おおげしま)まで見渡せる。

展望デッキ(11:09)

大三島薬師山、鷲ヶ頭山など 展望デッキより(11:08)
遊歩道を戻って、石鎚神社から展望駐車場へ周る。日和がよいので、平日でも数台の車。桜のシーズンなどには、さぞかし賑わうことだろう。ここにも展望台あり。北面に長島、生野島などを眺める。大芝島、竹原市街、黒滝山などまで見渡せるらしいが、今日は霞んで叶わない。車道を約250m下り、神峰山への遊歩道へ取り付く。急な丸太階段を上り詰めて稜線に上がると、石鎚神社からの道に合流。右に取り、ひと上りすれば神峰山のてっぺん。開削された広い平坦地に薬師如来堂と鐘撞堂が建ち、西側に山頂展望台が整備されている。展墓台からは、大畠山など上島西部の山や中野の町並みが見渡せる。あいにく野呂山までは見えない。日当たりのよい展望台階段に腰かけて、バナナ弁当を食べる。

展望駐車場(11:15)

箱島、生野島など 展望駐車場より(11:17)

石鎚神社と薬師如来堂の間にあるトイレ(11:26)

鐘撞堂(神峰山山頂)(11:30)

薬師如来堂(神峰山山頂)(11:31)

神峰山山頂展望台(11:51)
西に向かう主稜線に中腹駐車場まで遊歩道が付けられており、展望台の左手から取り付く。ススキが少し茂っているところもあるが、丸太階段の快適な道。暖かな日差しを受けて、行く手に王子山、大畠山、落山などを眺めながら、風のない稜線を下る。しあわせなしま山歩き。20分ほどで、中腹駐車場に降りる。立派な丸太小屋とトイレが建っている。遊歩道の取付に休憩ベンチや東屋が整備されているが、樹木が育って見晴しが悪く、使われている様子はない。車道は、北へ下る町道と、主稜線に沿う林道丸尾木越線に分かれる。神峰山登山車道は、林道のほうがメインのようだ。林道に入って約1.3㌔のところで、西の才ノ峠へ向かう林道と、広域農道へ合流する登山車道に分かれる。林道は通行止めになっている。林道をたどって大畠山にも寄ってみたいところだが、もはや12時28分。断念して、右の登山車道を下る。

大畠山、落山など 山頂展望台より(11:32)

大畠山など 山腹駐車場への登山道より(12:03)

山腹駐車場の丸太小屋とトイレ(12:12)

才ノ峠分岐(林道丸尾木越線)(12:28)
5分ほどで広域農道に合流。分岐に、神峰山登山道と記された大きな案内看板が立っている。広域農道を左(北)に取り、約1.7㌔先で左の市道に入る。道なりに北に向かって約25分、県道357号大西大西港線に合流。左に取れば、ほどなく終点の大西港フェリーターミナル。次の安芸津港行きの便まで、42分。もう少しゆっくりしてもよかったかもしれない。長島大橋や大崎発電所の大煙突を間近に眺めて、乗船時間を待つ。

広域農道合流地点(神峰山車道入口)(12:34)

神峰山、大畠山など 原田の里道より(13:10)

長島大橋 大西港より(13:47)

大西港待合所(13:27)