女岳(めんだけ)雨乞山(あまごいやま)高羽山(たかばやま)
 
単独 2019.10.27 
萩市明木矢代の県道312号矢代佐々並線駐車帯(7:43/8:00)→矢代公民館(8:06)→黒ヶ谷公民館(8:52)→男岳林道分岐(9:05)→女滝(9:36)→男岳登山口(10:02)→乗越鞍部(10:17)→女岳(10:46)→584峰(12:25)→雨乞山(12:52/13:21)→611峰(14:03)→626峰(14:27)→高羽山(14:55)→448峰(15:39)→下山地点(林道合流)(16:02)→県312(16:09)→起点(16:22/31)⇒翠山荘(山口市湯田温泉)(17:35)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:8時間21分、歩行距離:約21㎞

アルバム
陰陽分水嶺歩き。前回の続きで、高羽山北の448峰と男岳北西の乗越鞍部をつないだ。萩市明木矢代(はぎしあきらぎやだい)の県道312号矢代佐々並線の駐車帯に車を置く。県道を佐々並方面にたどって黒ヶ谷へ。日曜日の朝とあって、車にも人にもめったに出会わない。とても心地のよいウォーキング。起点から約1時間を要して黒ヶ谷地区に至り、男岳林道に入る。舗装された道を約30分、右下の女滝川に3段の大滝を見る。たぶんこれが女滝なんだろう。谷に降りてみたいところだが、手間を取るので止めておく。ほどなく林道の舗装は終わって、砂利道に。

萩市明木矢代の県道312号矢代佐々並線(7:59)
矢代公民館(8:06)

河原谷林道分岐(8:16)

黒ヶ谷公民館(8:52)

男岳林道分岐(9:05)

女滝 男岳林道より(9:36)
県道分岐から3.5㌔ばかり上がると、谷は開けて放射状に分かれる。谷の右岸に続いていた林道は、ここで大きく回り込んで左岸に移り、北へ向かう支谷に続いている。男岳への山道が、女滝川本谷に架かるカルバート西詰から分かれていた。取付はちょっと茂るが、すぐ明瞭になり、約400mで乗越鞍部へ上がる。左(南)は男岳登山道、南面に乗り越せば稜線に沿う作業道に合流する。右(北)に取って、448峰を目指す。踏跡は明瞭だが、けっこうササが茂っている。

男岳登山口(10:02)

乗越鞍部(10:17)
ひと上りで、ヒノキ林の627峰を越える。西面に作業道を見て鞍部を上り返すと、女岳の山頂。こちらもヒノキ林で、展望はない。市境尾根(陰陽分水嶺)は、ここで左(西)に転ずるが、東尾根へ下ってしまう。おかげで、女岳の北に連なる山域をひとめぐりする始末。女岳に戻る気力も失せ、男岳林道をたどって女岳西尾根の市境尾根鞍部へ。この際、女岳尾根へ少々軌跡を残したあと、市境尾根を西にたどる。次の鞍部ですぐそばの作業林道へズル。つかの間、584峰東の鞍部で市境尾根に復帰する。584峰の北尾根でも、ちょこっと作業林道へズル。

627峰山頂(10:26)

女岳と627峰の鞍部 作業道より(10:35)

女岳山頂(10:46)

女岳東の男岳林道の峠(10:57)

市境尾根への取付鞍部(11:48)

584峰山頂(12:25)
雨乞山は、樹林に覆われた平坦な山頂。市境尾根が続く北面は、踏跡のないバカ尾根。迷走の挙句、やぶの中で昼食とり、じっくり尾根筋を定めるが、みごとに外して作業道に飛び出す。たどると、市境尾根の西側を山襞に沿って続くので、またズルをする。おかげ、市境尾根のひとつ西側の尾根に迷走する有様。茂ってはいるが、稜線には踏跡もあって、そう難はない。611峰を過ぎると歩きやすくなり、626峰南頂稜の西支尾根分岐で、倒れた石柱と石塚に出会う。支尾根に明瞭な踏跡が続いている。たどれば、美東町の北河内(きたがわち)に降りるのかもしれない。626峰で地籍図根三角点を見る。北に下ると踏跡は消失して、ほどなく作業道に出た。どう見ても谷の左岸なので、右にたどると変則四叉路になる。作業道を東に下っていけば、河原谷林道に合流できるような気がする。

雨乞山山頂(12:52)

611峰山頂(14:03)

626峰南頂稜の西支尾根分岐(14:21)

626峰山頂(14:25)
地形図によれば、市境尾根は北西に鞍部を上り返しているが、もはや14時35分。この際、短縮して高羽山の南尾根に取り付く。稜線には踏跡があり、300mも行くと市境尾根からの高羽山登山道に合流した。ほどなく山頂、灌木に取り囲まれてひっそり立つ三角点に出会う。登山道をたどり、鞍部を上り返して西峰(612m)に寄り道。こちらもヤブの山頂で何もなし。

626峰北の作業道(14:36)

高羽山登山道分岐(15:00)

高羽山山頂(14:55)

高羽山西峰(612m)(15:07)
北東に100mばかり下ると、尾根筋がはっきりして高羽山からの登山道に再会。明瞭な市境尾根の道を下ること約20分、ようやく448峰に達す。東尾根の踏跡を下ると、シダヤブになって茂るところもあるが長くは続かず、難なく谷沿いの林道に降りた。5分もたどれば県道、満ち足りて起点に還る。

448峰山頂(15:39)

448峰北東支尾根のシダヤブ(15:54)

下山地点(林道合流)(16:02)

県道312号線合流(16:09)