三隅大谷山(みすみおおたにやま)桂木山(かつらぎさん)
 
単独 2019.09.15 
桂木山麓緑地自然公園Ⓟ(7:55/8:01)→猪鹿防護柵ゲート(8:02)→地蔵堂(8:16)→作業道(8:23)→中国西幹線鉄塔72(9:02)→519峰(9:18)→桂木山北東尾根(9:36)→556峰(9:51)→中山峠分岐(黄色の境界杭)(9:57)→中国西幹線鉄塔75(10:24)→553峰(10:26)→中国西幹線鉄塔76(10:33)→市境尾根分岐(10:42)→大谷山(10:51)→中山峠分岐(11:32)→白糸の滝コース分岐(11:52)→桂木山(12:06/28)→白糸の滝コース分岐(12:36)→登山口(13:03)→白糸の滝落口(13:12)→不動明王橋(13:15)→起点(13:21)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:5時間20分、歩行距離:約11㎞

アルバム
2019.09.03(http://www.anoyama-konoyama.net/190903.html)の続きで、陰陽分水嶺歩き。桂木山麓緑地自然公園の駐車場に車を駐める。厚東川(ことうがわ)右岸に渡り、畑地農道の猪鹿防護柵ゲートをくぐる。支谷の左谷に入り、地蔵堂の建つ乗越鞍部へ。お地蔵さまにお参りして、市境尾根(陰陽分水嶺)の踏跡を南にたどる。ひと上りした小鞍部で作業道に出合う。支谷の右谷に付けられた農道につながっているのだろうか。

桂木山麓緑地自然公園Ⓟ(8:01)

猪鹿防護柵ゲート(8:02)

地蔵堂の建つ乗越鞍部(8:17)

作業道が沿う市境尾根の小鞍部(8:24)
小鞍部からは下生えのない尾根になってとても歩きやすく、やがて中国西幹線鉄塔72に出会う。この時分の踏跡は、もう立派な尾根道。難なく519標高点を経て、桂木山北東尾根に合流する。ちょうどそこに、地籍図根三角点が立っている。この際、北東に流れる市境尾根をたどって、大谷山へ寄り道。はじめはちょっと茂るが、すぐ快適な尾根道になる。556峰を越えてほどなく、枢木山(くるるぎやま)を経て山中へ下る尾根が右(東)に分岐する。市境尾根を北に約10分、鉄塔巡視路に飛び出して、たどると中国西幹線75に出会った。北西面が開け、権現山や仙崎湾が展望できる。

中国西幹線鉄塔72(9:04)

519峰山頂(9:18)

桂木山北東尾根の市境尾根分岐(9:36)

556峰山頂(9:51)

中山峠分岐(9:57)

中国西幹線鉄塔75(10:25)
巡視路は、南東すぐ上の533峰山頂から市境尾根に沿う。尾根は東から北に転じ、鞍部を上り返したところで中国西幹線76に出会う。鉄塔76から約300mで大谷山東肩に上がる。尾根は左右(東西)に分かれ、市境尾根(巡視路)は東に向かっている。左(西)の踏跡をひと上りすると、大谷山の山頂。雑木に取り囲まれた狭い平坦地に、ひっそり三等三角点が立っていた。

553峰山頂(10:26)

中国西幹線鉄塔76(10:33)

市境尾根分岐(大谷山東肩)(10:42)

大谷山山頂(10:52)
たどってきたルートを戻って、桂木山に向かう。地籍図根三角点の立つ市境尾根との分岐まで約2.4㌔、55分の道のり。これより桂木山への稜線は、陰陽分水嶺。茂った踏跡は、ほどなく白糸の滝コースに合流して、よく踏まれた登山道になる。あとはルンルン、と思いきや丸太階段の急登が待っていた。大汗をかいて、ヘロヘロで桂木山山頂にたどり着く。ともあれ、日の峰地区と青影地区を向いた二基の北辰妙見にお参り。期待していた眺めは、雲にけむる如意岳だけだけれど、吹き抜ける涼風が心地よい。クールダウンしながらお弁当をいただき、すっかりよみがえって白糸の滝コースへ下る。

白糸の滝コース分岐(11:52)

標高660mあたりからはじまる丸太階段(12:02)

桂木山山頂に鎮座する二基の北辰妙見社(12:08)

如意岳 桂木山山頂より(12:24)

秋吉台方面 桂木山山頂より(12:26)

南東主尾根から白糸の滝コースへの下り(12:39)
丸太階段ではじまる谷沿いのルートは、厚東川の源流を渡渉しながら下って、山頂から登山口まで約35分を要す。登山口の右手(東)に、鉄塔巡視路(中国西幹線)が分かれている。向い(西)は、作業小屋の建つ資材置き場になって開ける。この広場からは、舗装された道路がはじまる。登山口駐車場(一般車両はここまで)、キャンプ場、白糸の滝などをめぐりながらポレポレ起点に還る。

白糸の滝コース登山口(13:03)

桂木山麓緑地自然公園キャンプ場(13:09)

秋芳白糸の滝 不動明王橋より(13:15)

桂木山麓緑地自然公園体験棟(13:21)