犬戻峡(いぬもどしきょう)
 
単独 2019.08.02 
寂地峡「やませみ」前(7:39/8:00)→入渓(寂地峡出合)(8:08)→竜尾の滝(8:10)→堰堤1(8:16)→F1(8:22)→ナメ淵(8:31)→F2(8:56)→堰堤2(上段)(9:22)→堰堤3(9:28)→F3(9:46)→F4(10:01)→東屋下ゴルジュ(10:15)→F5(10:24)→F7(10:33)→F7落口(10:36)→F8(10:40)→F8落口(10:45)→F9落口(10:49)→F10(10:56)→F10落口(11:07)→F11(11:17)→堰堤4(11:41)→堰堤5(12:14)→階段ナメ(12:18)→メウゼン川出合(12:22)→林道終点(12:25/13:11)→遊歩道入口(13:31)→東屋(13:54)→岩塔(14:03)→起点(14:24)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6間24分、歩行距離:約10㎞

アルバム
今年も、沢登りのトレーニングは犬戻峡。寄る年波には勝てず、だんだん軟弱になって、8月2日が事始めという有様。朝からピーカンの真夏日で、猛暑日になること間違いなし。寂地峡野営場管理棟「やませみ」前に車を駐めて、ヤケヤマ谷(寂地峡)出合のしもから、寂地川(犬戻峡)に入渓。まずは、竜尾の滝にご挨拶。出合へ降り注ぐ朝日が、まるで後光のように輝いている。山の神様(水の神様)、よろしくお願いします。堰堤1は堤体の左際、F1は中央の岩溝を登る。

寂地峡野営場管理棟「やませみ」(8:00)

竜尾の滝(8:10)

堰堤1(8:16)

F1(8:22)
F1の上に続くナメ淵は、今日も美しい。この際、水の中を行く。二段の小滝を越えると、F2。無難に、右岸壁をへつる。

ナメ淵(8:31)

F2(8:56)
ゴーロの河原がしばらく続いて、二段の堰堤2。その約100m上流に鋼製透過型の堰堤3。いずれも右岸を巻き上がる。

堰堤2上段(9:22)

堰堤3(9:28)
堰堤3から約300m、小滝3連の上にF3。釜を泳いで、水流の右側を登る。その200m上流にF4。2条に分かれる手前の水流に取り付き、ナメの滝面を伝う。

F3(9:45)

F4(10:01)
入渓して約2時間、東屋下のゴルジュ淵に達す。僕の場合、1時間20分がコースタイムだったはずなのに、近年のヘタレようは著しい。まあ、これも自然の摂理。ポレポレ行こう。へつって、泳いで、F5を直登。小滝F6の直登は難しく、左岸壁のスタンスをへつって越える。

東屋下のゴルジュ淵(10:15)

F5(10:24)
F7は、寒そうなので泳ぐのはパス。左岸をへつり下って滝直下に取り付き、突っ張って登る。とても愉しい。F8は、いつものように左岸壁を登る。右岸壁は、取り付けそうになく、僕には到底無理。F9は、10mのスラブ壁を三段に分けて、大きな釜へすべり落ちていくのを間近に、右岸壁を登る。

F7(10:28)

F8(10:40)

F9(10:44)

F9落口(10:50)
F9の上には美しい赤ナメラの渓が約100m、その先に犬戻しの滝F10が架かっている。下段はインゼル、中段は流身、上段は左岸壁を登る。

F10下段(10:56)

F10中段・上段(10:59)
F10上段の落口で核心部は終わる。おだやかな渓を約150m、斜めの小滝F11に出会う。上には美しいナメ床が約200m続く。あとは、長ーい平凡な沢歩き。途中で出会う堰堤4は左岸、堰堤5は右岸を巻く。階段ナメ床を遡り切った先で、谷は三分岐。右のメウゼン川に架かる橋で、遡行を終える。寂地林道終点に上がり、装備を解く。バナナ弁当を食べて一息入れ、寂地林道コースをポレポレたどる。山の神様、ありがとうございました。

F11(11:17)

ナメ床(11:18)

堰堤4(11:41)

堰堤5(12:14)

階段ナメ床(12:18)

メウゼン川出合(12:22)

寂地林道終点(13:11)

犬戻遊歩道分岐(上)(13:31)

F9 犬戻遊歩道より(13:51)

岩塔(寂地林道)(14:03)