津々羅山・小津古山 |
単独 2019.05.02 ☀ |
塩瀬集会所(安芸高田市美土里町本郷)(7:05/16)→高田33隧道北出口(7:26)→里道終点(7:36)→塚が原古墳(7:38)→作業林道終点(7:58)→津々羅山(8:38)→708峰(9:17)→乗越鞍部(9:38)→展望地(9:51)→乗越鞍部(10:00)→617峰(10:15)→室坂峠(10:24)→645峰(10:53)→小津古山(11:12)→乗越鞍部(11:22)→594.4峰(11:35)→展望地(11:42/12:08)→自動車道側道(12:31)→高田18隧道北出口(12:36)→横田浄水場(13:00)→里道終点(13:05)→破線径(古道)の峠(13:10)→猪鹿防護柵ゲート(13:19)→県道321号金屋壬生線(13:24)→起点(14:08) |
安芸高田市の里山歩き。美土里町の本村川右岸に連なる、津々羅山と小津古山をつないだ。塩瀬集会所に車を置かせていただく。県道321号金屋壬生線を壬生方面に約300m、左の里道に入る。高田33隧道南出口の分岐は、左の道を選ぶ。約200mで里道は終わり、未舗装の作業林道がはじまる。 | ||
塩瀬集会所(7:17) |
津々羅山への里道入口(7:24) |
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高田33隧道北出口(7:26) | 里道終点(作業林道入口)(7:36) |
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作業林道に入ってすぐ、左手に塚が原古墳群の案内板を見る。ちょっと寄り道してスギ林の谷間を逍遥するが、出会えたのは1基だけ。林道に戻って少し上がると、谷は二俣になって道が分かれる。右谷のきれいな道を少し上がってみるが、地形図の破線径からどんどん離れていくので、戻って左の道に入る。 | ||
塚が原古墳(7:38) |
作業林道分岐(7:47) |
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こっちの道は少し荒れて、約280mで終わりになる。直進すれば津々羅山に突き上げるのだけれど、山道は谷に沿って左に続き、津々羅山と708峰の鞍部に上がっていた。はじめの道をあのまま辿れば、津々羅山の主稜線に上がって美しい軌跡が描けたのに、と悔やむことしきり。 | ||
作業林道終点(7:58) |
津々羅山と708峰の鞍部(8:22) |
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ともあれ、鞍部を東に上り返して、津々羅山の北稜から山頂に至る。鞍部から稜線に出るまでの斜面に明瞭な踏跡はないが、ヤブは薄いので簡単。稜線には切り分け径があり、南西尾根にも続いていた。右谷の林道を上がっていれば、ふつうに津々羅山の山頂に立てたということだ。鞍部に戻って、西に上り返す。こちらも、疎林の稜線に踏跡らしきものが残っている。708峰は、マツ・雑木林の山頂で展望はない。 | ||
津々羅山山頂(8:39) |
708峰山頂(9:18) |
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スギ林の乗越鞍部からは稜線の踏跡が明瞭になり、二つ目のピークで北に展望が開ける。以後、稜線には北面が開けた展望地が点在するので、ここを展望地①と名付ける。皆伐されてまだ間がなく、見晴しはとてもよい。火神城山(ひかみじょうやま)から頭ヶ津古山(かしらがつこやま)にかけての、本村川左岸尾根が一望できる。展望地①のピークの東側鞍部にも、乗り越し道がある。稜線の踏跡はいっそう明瞭になり、伐採展望地②、③、④と続いて617峰に至る。展望地の見晴しはどれも似たようなもので、彼方に雉子の目山(きじのめやま)や上平山(あげひらやま)が霞んで見える。617峰の山頂は平坦地だけど、ヒノキと雑木に囲まれ展望はない。 | ||
乗越鞍部(9:38) |
頭ヶ津古山 展望地①より(9:51) | |
火神城山 展望地①より(9:53) |
乗越鞍部(10:00) | |
展望地②の手前(南西)(10:03) |
展望地③(10:08) |
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頭ヶ津古山 展望地④より(11:11) |
617峰山頂(10:15) |
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疎林の落ち葉絨毯の尾根を下って、室坂峠に降りる。古道が乗り越しているが、使われている様子はない。稜線漫歩とまではいかないが、展望地に出会いながらの心地よい稜線歩きが続いて、小津古山山頂に達す。赤テープの巻かれた樹林の山頂には、小さな小さな山名札が付けられていた。東尾根にひと下りして鞍部に降りると、北面が茅戸になって、矢賀上の集落が瞰下される。谷筋を道が下っているので、小津古山への登山道になっているのかもしれない。 | ||
室坂峠(10:24) |
頭ヶ津古山 展望地⑤より(10:41) |
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火神城山、664.8峰 展望地⑥より(10:48) |
645峰山頂(10:53) |
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小津古山山頂(11:12) |
乗越鞍部(11:12) |
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この際、鞍部を上り返して594.4峰へ。灌木に囲まれた三角点にタッチして、北尾根の踏跡を下ると、ほどなく展望地⑦に出会う。頃がよいので、お昼にする。天気は好晴。瞰下に神楽門前湯治村、眼前に広がる山なみは大狩山(おおかりやま)、犬伏山(いぬぶしやま)など。至福のひとときを過ごして、北支尾根に下る。踏跡はないが、大したヤブもなく、20分ほどで自動車道側道に出た。右に取り、高田18隧道を潜って道なりに下っていくと、矢賀下の里道に合流。左に取って、矢賀上から増屋越えの古道に入る。この一帯、イノシシとシカの被害がひどいようで、いたるところに猪鹿防護柵が張られている。たびたびゲートを開け閉め、時には乗り越えなくてはならないので、けっこうめんどくさい。心配していた破線径の古道は健在で、大楽ちんをして県道321号線へ短縮。あとは、ポレポレ起点に還るだけ。 | ||
594.4峰(11:35) |
自動車道側道(12:32) |
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高田18隧道北出口(12:36) |
矢賀側の猪鹿防護柵ゲート(13:01) |
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破線径の古道(13:06) |
増屋側の猪鹿防護柵ゲート(13:19) |
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古道が越える鞍部 増屋BSより(13:24) |
708峰 塩瀬BS手前より(13:59) |
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