大狩山(おおかりやま)
 
2人 2019.04.19 
大狩山砂防公園Ⓟ(10:05/20)→大鍛冶屋跡分岐(10:45)→作業道終点(10:58)→大狩山(11:21/59)→尼子道のはじまり(12:12)→乗越鞍部(12:19)→596.2峰(12:38)→雨乞水掛岩(12:41)→岩屋嶽明神社参道分岐(12:43)→乗越鞍部(13:13)→来原財産区展望地(13:19)→作業林道(13:36)→猪防護柵ゲート(13:40)→起点(13:45)

軌跡図
                                                    所要時間:3時間25 分、歩行距離:約6.5㎞

  この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんを誘って、安芸高田市の大狩山を歩いた。大狩山砂防公園の休憩所Ⓟに車を駐める。大砂防堰堤の下流が園地整備され、茂谷川はウォータースライダーや石積堰などが配されたウォーターフロントになっている。その石積堰を伝って左岸に渡る。

大狩山砂防公園休憩所(10:20)

大狩山砂防公園のウォータースライダー(10:20)
猪防護柵ゲートを開けて作業林道に入る。南に約340m、右に尾根コースの径を見送る。約290m先で大鍛冶屋跡に寄ってみる。ヒノキ林の谷間に石組遺構を見るが、鈩の位置表示などはない。

猪防護柵ゲート(10:25)

左回りコース(尾根コース)分岐(10:39)

大鍛冶屋跡分岐(10:45)

大鍛冶屋跡の石組遺構(10:48)
作業道に戻って南進。ほどなく山道に変わり、あたりはスギ・ヒノキの分収育林地になる。稜線に上がり、快適な落ち葉絨毯の道を約5分、大狩山山頂に達す。南面と北面が開けた平坦地の中央に三角点が立っている。北側に南面展望図の看板が立っているが、すっかり色あせている。さてその眺めはというと、南に松尾城跡、小津古山(こつこやま)、津々羅山(つづらやま)など、北の三瓶山はあいにく雲の中。輪切りベンチに腰かけて、ちょっと早めのお昼ごはん。心配していた空模様も薄日が差すまでに好転、もはや言うことなし。

作業道終点近くからはじまる分収育林地(10:59)

稜線道(大狩山北東尾根)(11:15)

大狩山山頂(11:59)

松尾城跡、小津古山など 大狩山山頂より(9:21)
周回コース(西尾根)の道は、まるで遊歩道。約650m行った鞍部で、「これより尼子道」の案内板を見る。そこは、土塁のように衝き固められたハイウェイ古道なっている。鞍部北のピークは横手に抜けており、西面が広く皆伐されている。大狩山山頂から約20分、T字となって東西尾根の鞍部に合流する。径が北の谷と左(西)の尾根にあり、周回コースの道が右の尾根に続いている。西尾根の596.2峰が気になり、この際、寄り道してみることに。

これより尼子道(12:12)

尼子道西面の皆伐地(12:14)

尼子道(12:16)

乗越鞍部(時鳥峠方面分岐)(12:20)
径は明瞭なのだけれど、ササや倒木で少々荒れている。おまけに乗越径や踏跡があちこちで分かれるので、尾根筋を外さないよう気をつけないといけない。その実、帰路でちょっこし迷走した。596.2峰は、灌木の隙間に三角点が立つ雑木の山頂で、展望はない。50m南西に雨乞水掛岩がある。さらにその50m先で、岩屋嶽明神社参道入口への踏跡が右手斜面へ下っている。明神社はそう遠くないのだろうけど、尾根からは見えない。心残りだけれど、またの機会ということにして引返す。

乗越鞍部(12:31)

596.2峰三角点(12:38)

雨乞水掛岩(12:48)

岩屋嶽明神社参道入口分岐(12:43)
先の乗越鞍部に戻って、周回コースに入る。すぐ、図根三角点に出会って開けるが、展望はほとんどない。さらに5分、こんどは来原財産区展望地と呼ばれる広場に出合う。説明板には三瓶山の写真が載っているが、あいにく雲の中。犬伏山(いぬぶしやま)が見えるには見えるが、樹木越し。展望地とは名ばかりになるのも、そう遠くなさそうだ。快適な尾根道を下ること15分、雨に遭うこともなく余裕で作業林道に降りる。起点まであとわずか。

乗越鞍部(13:13)

来原財産区展望地(13:20)

犬伏山など 展望地より(13:21)

左回りコース最後の急坂(13:34)

左回りコース登山口(13:36)

大狩山砂防ダム堰堤(13:43)