行者山(ぎょうじゃやま)傘山(かさやま)笛吹山(ふえふきやま)
 
単独 2019.03.01 
JR廿日市駅(6:44)⇒JR玖波駅(7:04/10)→神田橋西詰(7:20)→石鎚神社(7:35)→行者堂(7:58)→行者山(8:20)→玖波槍(8:31)→356峰(9:20)→傘山東登山口(9:30)→桃割石(10:13)→天狗の踊場(10:25)→傘山(10:37)→極楽岩(10:42/54)→谷ルート分岐(11:07)→傘山西登山口(11:34)→市道大迫谷尻線の峠(12:16)→茅野原分岐(12:22)→米小屋山北尾根取付(12:27)→笛吹山(13:36)→大鉢山分岐鞍部(13:55)→大鉢西峰(14:03)→展望所(14:14)→忠四郎分岐(14:26)→忠四郎口(14:32)→廿日市南岩国線鉄塔64(14:40)→大鉢口(14:51)→金龍口(15:05/17)→小方学園正門前(15:53)→起点(16:28/35)⇒JR廿日市駅(16:55)

軌跡図
                                                            所要時間:9時間18分、歩行距離:約23㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
久しぶりに行者山から傘山、忠四郎山への周回を計画してみた。JR玖波駅を7時10分に出発。天気は好晴、県道42号大竹湯来線に出ると、行者山の懸崖が朝日に染まっている。

JR玖波駅(7:09)

行者山 玖波6丁目の県道42号より(7:15)
広島岩国道路下の神田(じんで)橋を渡って右に取り、玖波5丁目集会所の横から石鎚神社への小路をたどる。石鎚神社へお参りしたあと、ひと上りで西山社からのルートに合流。

神田橋(7:20)

石鎚神社参道(7:33)
よく踏まれた尾根道が続き、山門跡、石灯籠、禊場を経て行者堂に着く。あいにく、瞰下に広がる玖波漁港や岩船岳は烟っている。行者堂上の祠からは晴海の埋立地や大鉢山が望まれ、さらに少し上がると行場の岩壁を眼前にできる。あとは稜線漫歩でひと登り、石鎚神社頂上社が建つ行者山てっぺんに着く。南面の眺めが素晴らしいのはもちろんのこと、西尾根の肩からは、これから向かう傘山への連なりが一望できる。

行者堂(7:57)

行場 行者山南東尾根標高255mあたりより(8:12)

行者山山頂の石鎚神社頂上社(8:19)

玖波槍と傘山 行者山西尾根肩より(8:25)
玖波槍に渡り、四周に広がる大竹の山々を見晴るかす。玖波槍北尾根の道で馬酔木(アセビ)に出会う。この分だとミツバツツジに出会えるのも、早そうだ。316mピークから行者山と玖波槍を顧みる。吊尾根の姿は悪くない。356峰の南尾根はシダヤブ。なので横手道を行き、市道大迫谷尻線合流手前で送電線管理道に取り付いて、北尾根を上がった。こちらには微かな踏跡があり、難はない。山頂には大岩があり、上からの眺めは経小屋方面がよい。

大鉢山、笛吹山、米小屋山など 玖波槍より(8:31)

行者山、玖波槍 玖波槍北尾根316Pより(8:54)

356峰分岐(9:07)

356峰山頂(9:21)
市道大迫谷尻線に出て、左に取るとすぐ、右手に傘山への取付(傘山東登山口)がある。送電線鉄塔管理道として整備されたもので、廿日市岩国線52、新西広島岩国線105と出会い、そこからの眺めは悪くない。傘山への尾根道はマツ雑木の岩稜帯が多く、いたるところに素敵な展望所がある。それらには、地元山の会の皆さんによって、一息岩、岩廊下、桃割石、天狗の踊場、鬼舌岩、極楽岩などの名札が添えられている。傘山の三角点は東峰にあり、北尾根に松ヶ原への道が下っている。狭い平坦地で展望はない。大竹市防災無線局の建つ西峰は、極楽岩と名付けられた岩峰で、申し分のない展望台になっている。北に河平連山、三倉岳、大野権現山、大峯山などなど、廿日市・大竹の山々が選り取り見取り。

傘山東登山口(9:30)

桃割石(10:13)

経小屋山 桃割石より(10:13)

天狗の踊場(10:25)

中電反射板 鬼舌岩より(10:34)
傘山山頂(10:37)

極楽岩(10:42)

河平連山など 極楽岩より(10:43)
西峰南尾根を下る。こちらも見晴しはよく、大鉢山、米小屋山、笛吹山、忠四郎山など眺めながらの岩稜下り。谷ルートが分かれる鞍部を上り返して顧みれば、傘山南面が立ち上がっている。東峰から40分で西登山口に降りる。市道大迫谷尻線を谷和(だにわ)方面へたどる。峠を越えると、U字カーブの突端から茅野原牧場への道が分かれている。関係者以外立入禁止の看板に足がすくみ、200m入ったところから左手の尾根に取り付く。ヤブっているが明瞭な踏跡があり、15分ほどで作業道に合流した。あとはルンルン。道なりに行き、米小屋山からの道に合流して右手の谷に降りていくと、茅野原出合(忠四郎山分岐)に出た。

大鉢山、笛吹山、忠四郎山など 瀬戸見松より(11:01)
傘山西登山口(11:34)

茅野原分岐(12:22)

米小屋山北尾根取付(12:27)

米小屋山北尾根の作業道(13:02)

米小屋山分岐(13:09)
はじめ茅野原経由で忠四郎山に向かってみるが、時間がかかりそうなので笛吹山経由に変更。尾根道はきれいに刈り払われており、とても歩きやすい。大鉢山鞍部分岐から大鉢西峰に渡るが、もはや14時を過ぎ、今から塩見分れ経由で忠四郎山まで行く気にはとてもなれない。残念だけど南の道を下って忠四郎口へ降りる。展望所の眺めはなかなかよく、大鉢山の南壁はとても印象的。

忠四郎山分岐(13:10)

笛吹山山頂(13:36)

大鉢山鞍部分岐(13:55)
大鉢西峰(14:04)

展望所(14:14)

忠四郎山南西尾根(14:18)

忠四郎山分岐(14:20)

大鉢山 大鉢山西峰南東尾根より(14:26)
忠四郎山南西尾根の様子が知りたくて、忠四郎口から比作(ひつ)方面へ少し下ってみる。廿日市南岩国線鉄塔64から眺める限り、岩場だらけで尾根道がありそうには見えない。次回山行の折、探ることにしよう。引返して三ツ石川沿いの道を下り、小方ヶ丘、黒川経由で起点に還った。

忠四郎口(14:33)

忠四郎山南西尾根 廿日市南岩国線64より(16:32)

大鉢口(大鉢山登山口)(14:51)

金龍口(鉄塔広場への取付)(15:06)