苅尾山(かりおさん)掛津山(かけづやま)
 
単独 2019.02.12 
芸北高原の自然館Ⓟ(7:04/20)→牧野富太郎句碑(7:34)→カキツバタの里(7:47)→菅原林道分岐(7:55)→長者原分岐(8:14)→R191登山口(8:34)→展望岩(10:05)→苅尾山(10:17/24)→1123.4峰(10:49)→猿木峠(11:04)→土嶽林道(11:11)→中電中継局(11:40)→掛津山(11:49)→地デジ局(芸北八幡デジタルテレビ放送所)(11:59/12:20)→土草峠(12:41)→二川キャンプ場管理棟(13:00)→一本松(13:18)→起点(13:29)

軌跡図
                                                            所要時間:6時間09分、歩行距離:14.2㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
雪のあるうちにせめてもう一回、雪山を歩いておきたい。ということで、相も変わらず苅尾山から掛津山の周回に出かけた。「芸北高原の自然館」駐車場に車を駐める。あたりは例年にない雪の少なさで、町道駄原二川線にも轍があるという有様。今回は、聖湖キャンプ場登山口から取り付くことにして、町道を長者原方面へたどる。千町原を抜けてカキツバタの里交差点を左に取り、長者原で長者原ますかけ線に入ってR191に出る。これより登山口まで約500mだけれど、車の往来があってちょっと煩わしい。夏道に取り付くと、雪は健在で踏跡もあり、難なく菅原林道に合流。

芸北高原の自然館(7:20)

牧野富太郎博士句碑(7:34)

やわたハイランド191 カキツバタの里より(7:45)

菅原林道分岐(7:55)

R191苅尾山登山口(8:33)

菅原林道の登山道取付(下)(9:02)
U字カーブを回り込んだところから、ふたたび苅尾山西尾根に取り付く。ひと登りで大ブナの立つ1053峰、さらにブナのバカ尾根を30分、苅尾山の西峰に上がる。雪が少なく、展望岩からの眺めは樹木に遮られて今一つ。立ち位置が1m低いと、こんなに違うものか。おだやかな雪の頂稜を東に10分、苅尾山本峰に到着。八畳岩のまわりは、踏跡だらけ。一息入れて掛津山へ。

菅原林道の登山道取付(上)(9:11)

1053峰山頂の大ブナ(9:33)

深入山 展望岩より(10:05)

苅尾山山頂の八畳岩(10:24)
北東の主稜線にもトレースがあるが、北に逸れているものが多い。ここは尾根筋を外さないよう、慎重に行きたいところ。視界があるのでさほど難しくはないが、1123.4峰の大ブナ、猿木峠の木札などに出会うと、正直ほっとする。

苅尾山北東尾根の大ブナ(10:33)

猿木峠(11:04)
土嶽林道に出たあと、すぐ夏道に取り付いて掛津山への尾根筋を登る。土嶽林道をふたたび横切ったあとは、掛津山頂までカシワの若木群生地。ここでも雪が少ないので、コース取りの難儀なこと。灌木ヤブそのものである。例年賑わう芸北国際おおひらエクスプレス降り場に人影はない。そして、掛津のてっぺんで久しぶりに山頂標識を見る。そんなこんなで、北峰の芸北八幡デジタルテレビ放送所の階段に腰かけて、バナナ弁当(コンビニお結び1個とバナナ1本)を寂しくいただいた。

土嶽林道の登山道取付(11:12)

苅尾山 土嶽林道クロス地点より(11:33)

中電無線中継所(11:40)

芸北国際おおひらエクスプレス降り場(11:47)

掛津山山頂(11:49)
掛津山北峰(11:57)
掛津北峰からは、送電線切り開きのある北尾根を下ればよく、ルンルン。標高950mを下げると、バカ尾根になって注意が必要だけれど、北西に下れば難なく土草峠に降りられる。あとは、長~い車道歩き。二川(ふたごう)キャンプ場、霧ヶ谷湿原、一本松とめぐって、起点に還った。

掛津山北尾根の下降ルート(12:23)

土草峠(12:41)

林道土嶽線分岐(12:47)
二川キャンプ場管理棟(13:00)

掛津山 霧ヶ谷湿原より(13:10)

一本松(猿木峠ルート入口)(13:18)