真道山(しんどうやま)陀峯山(だぼうざん)
 
単独 2018.10.21 
中町港(7:30/37)→真道山林道入口(県36)(7:45)→新道山林道起点(7:58)→徳正寺共同墓地真道墓園(8:15)→展望台(8:22)→真道山北入口(8:27)→真道山(8:33/57)→真道山西入口(9:00)→鹿川水源地公園(9:31)→江田島市前処理センター入口(R487)(10:10)→八幡橋(大柿町大原)(10:45)→大君方面分岐(11:30)→深江方面分岐(11:38)→陀峯山(11:44/49)→展望岩(11:51/12:10)→大君方面分岐(12:21)→丈ノ内展望所(12:33)→天狗岩(12:39)→隠地林道開通記念碑(12:57)→R487(13:13)→八幡橋(13:27)→起点(14:43)

軌跡図
                                                            所要時間:7時間06分、歩行距離:32.5㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
先週の野登呂山(宇根山)に続いて、江田島市の「しま山」歩き。今回は、真道山と陀峯山を訪ねた。天気は好晴、ヒロシマMIKANマラソンの当日で、中町港7時30分着の高速船は大変な賑わい。スタート会場(大柿高校)へ向かうシャトルバスを横目に、旅客ターミナルを後にする。市役所前の交差点を左に取ると、300m先の黒張バス停手前から真道山方面への市道が右(南)に分かれる。

中町港旅客ターミナル(7:39)

真道山林道入口 黒張バス停より(7:45)
入ってすぐの二俣は、左を選ぶ。道なりに約800m上がったところから、真道山林道がはじまっている。幅員4mの舗装道路で、稜線に上がると、桜並木の道になる。徳正寺の墓園を過ぎ、真道山の展望やぐらが見えてくるとほどなく、左手に展望台。テーブル・ベンチ付の立派なもので、内海港や鷲部の仏ノ塔などが展望できる。林道に戻ってほどなく、左に真道山展望台への道が分かれる。急な舗装路のあと、長いブラ擬木階段が続いて、真道山の頂上に達した。

真道山林道起点(7:58)

展望台(8:22)

鷲部の飛迫山、仏ノ塔など 展望台より(8:22)

真道山北入口(8:27)
四周遮るもののない絶佳の山頂には、展望やぐら、同期の千本桜碑、五省の碑などが建てられ、園地整備されている。江田島、能美島の山々をしばし眺めやり、展望やぐら南側のブラ擬木階段の道を下る。この階段の勾配は相当なもので、上りだと大汗をかきそう。林道に降りると、西入口の北側に大きな石碑が建っていた。地元の早稲本武雄先生の顕彰碑で、刻まれている字は達筆すぎて読めない。

真道山山頂(8:36)

真道山山頂の展望台(8:36)

古鷹山・クマン岳連嶺 真道山山頂より(8:55)

野登呂山 真道山山頂より(8:55)

同期の千本桜碑 後背は陀峯山(8:57)

真道山西入口(9:00)
たったかペースで、林道を南に下る。やがて飛渡瀬(ひとのせ)方面からの道と合流。右に取り、鹿川水源地公園を抜け、江田島市前処理センター下の国道(R487)に出る。途中、鹿川水源地西側の三分岐で、ちょっと迷走。真ん中の細い道が立山を越えて小古江(おぶれ)につながるのではと、入ってみた。が、荒れたコンクリート舗装の道が260mばかり続いて、ヤブ径になったので撤退。国道はヒロシマMIKANマラソンのコース(大柿高校⇄鹿田公園)になっていた。沿道には大会スタッフ、ランナーとたびたびすれ違う。こっばずかしく、僕も小走りになる。おかげで、10時44分に大原(おおばら)の陀峯山登山道入口へ着いた。これなら、昼前に陀峯山の山頂に立てるかもしれない。

鹿川水源地(9:31)

小古江方面分岐(9:35)

江田島市前処理センター入口(10:10)

八幡橋西詰(陀峯山登山道入口)(10:44)
舗装された登山道は、八幡川(はちまんがわ)左岸を約1.9㌔上って右岸に渡り、陀峯山北尾根の西面から東面に回り込んでいく。深江方面との分岐を過ぎると、ほどなく陀峯山の山頂広場に達した。登山道入口から4.2㌔、約1時間の道のりに大汗をかく。山頂域は園地整備され、陀峯天体観測所、東屋、そして、てっぺんの電波塔の周りがパノラマ展望台、といった有様。見晴らしは、真道山に劣らず絶佳。江田島市のしまなみ、山なみを眺めやる。

大君方面分岐(11:30)

深江方面分岐(11:38)

陀峯山山頂の広場(11:43)

陀峯天体観測所(11:44)

パノラマ展望台の西側に建つ東屋(11:48)

沖野島、大黒上島など パノラマ展望台より(11:46)

野登呂山など パノラマ展望台より(11:46)

柿浦、江南方面 パノラマ展望台より(11:47)
東頂稜に、南面が懸崖になった素敵な展望岩がある。ここで、眼前に岳浦山や火山方面を眺めながら至福の昼食タイム。

岳浦山 展望岩より(12:10) 

常ヶ石崎、釣士田、火山 展望岩より(12:09)
満ち足りて林道を大君分岐まで戻り、隠地林道に入る。1.2㌔ばかり下ると、右手に丈ノ内展望所がある。足下に追の浦渓谷(おいのうらけいこく)、左手にこれから向かう天狗岩が眺められる。

追の浦渓谷 丈ノ内展望所より(12:32)

天狗岩 丈ノ内展望所より(12:37)
丈ノ内展望所から150mばかり下に、天狗岩への取付がある。尾根径を1分も下ると露岩帯が開け、肩に天狗のかたちをした(?)岩塊が盛り上がっている。そこからの眺めは素晴らしく、東足下に常ヶ石崎(つねがいしざき)や早瀬大橋、その後背に火山や古観音山(ふるかんのんやま)、南に安芸灘の青海と岳浦山が広がっている。立ち去りがたい素敵な展望地を後に、隠地林道を下る。隠地林道開通記念碑を過ぎて約1.5㌔、大君のR487に出た。あとは長ーい国道ウォーキング。この距離約9㌔、1時間半で歩いて、15時07分発の高速船に余裕で間に合う。うーん、満足満足。

古観音山、早瀬大橋 天狗岩より(12:39)

天狗岩(12:39)

常ヶ石崎、火山連山(12:40)

隠地林道開通記念碑(12:57)