岩国山・水晶山・平家山 |
2人 2018.04.22 ☀ |
五日市駅(7:40)⇒岩国駅(8:16/25)⇒椎尾神社BS(8:43/45)→椎尾神社(8:49)→登山口(8:54)→亀石コース分岐(9:31)→反射板(9:33)→石祠(9:37)→岩国山(9:42)→新西広島岩国線138(9:49)→関ヶ浜コース分岐(9:55)→JX日鉱日石エネルギー麻里府線13(10:07)→大竹線9(10:23)→桜ヶ峠(10:28)→大谷峠(10:38)→水晶山(10:46)→谷道(10:59)→平家山(11:18/55)→分岐(12:08)→麻里布中学校(12:20)→起点(12:40/13:07)⇒五日市駅(13:39) |
軌跡図 |
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所要時間:3時間54分、歩行距離:7.43㎞ | |||
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。 |
岩国市街の錦見(にしみ)から室の木(むろのき)地区の北に連なる岩国山、水晶山、平家山をカミさんと歩いた。岩国駅前から錦帯橋・新岩国駅方面行きのバスに乗り(2番のりば)、椎尾神社(しいのおじんじゃ)(椎尾八幡宮)で下車。向かいの、岩国稲荷大明神の赤い幟が立ち並ぶ石段参道を上がる。稲荷社を左に見てジッグザッグにひと上りすれば、八幡宮の境内。注連柱(しめばしら)の奥に、寛永三年(1626)の建立と伝えられる立派な社殿がある。そんなに広くない境内だが、子宝・安産いぬ、地衣類のいっぱい付いた狛犬、烏天狗の石像など、見どころは多い。岩国山への登山口は、社殿北側の駐車場北端にある。 | ||
椎尾八幡宮(8:49) |
岩国山登山口(8:54) |
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階段道を上っていくと、錦見浄水場が足下に見えはじめ、ほどなく岩国山の南西主稜になる。よく踏まれた樹林道が続いて、やがて右に反射板を見る。途中、中ほどと、このすぐ下に南面への分岐あり。最初のは岩国トンネル南出口あたりに、次のは亀岩(かめいわ)を経て岩国工業高校の前に出るらしい。反射板金網フェンスの南側からは、錦川が今津川と門前川に分流する様子が一望できる。尾根道に戻って約100m、肩のピークとなり、手水鉢を備えた石祠に出会う。中の石には、最上位稲荷大神霊の文字が刻まれている。 | ||
門前川今津川の分岐 反射板より(9:34) |
石祠(最上位稲荷大神霊)(9:37) |
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お参りして、さらに200mひと上り、岩国山の山頂に到着。マツ雑木に囲まれた平地で、展望は利かない。頂稜の道は、120mほど東で三分岐。直進するとすぐ、新西広島岩国線138に出合って、南面に岩国市街の眺めが開ける。分岐に戻って北尾根の道へ下る。120m先でふたたび二俣分岐。北の関ヶ浜コースを捨て、東尾根の道へ右折すると、新西広島岩国線137に出合うが、展望はない。鉄塔の下を通って東に下ること400m、また分岐。まっすぐは支尾根、主尾根は右の道。 | ||
岩国山山頂(9:43) |
新西広島岩国線138() |
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関ヶ浜コース分岐(9:55) |
桜ヶ峠分岐(10:06) |
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選ぶとすぐ、JX日鉱日石エネルギー麻里布線13に出合う。樹木越しに市街地が垣間見える。さらに370mばかり下ると、こんどは大竹線9、南東方向に見晴しがある。すぐ下の分岐を左に取ると、林道大谷線の峠に降りた。 | ||
JX日鉱日石エネルギー麻里布線13(10:07) |
大竹線9(10:22) |
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桜ヶ峠分岐(10:25) |
桜ヶ峠(10:27) |
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桜ヶ峠と呼ばれ、二体の石仏座像を横に置いて、虚空蔵菩薩堂が静かに建っている。林道を斜めに横切って向かいの小路へ入り、河内神社の東に短縮。瀬田方面に向かい、大谷集会所の手前で右折。 | ||
桜ヶ峠の虚空蔵菩薩堂(10:28) |
大谷峠分岐(10:34) |
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ひと上りした峠が大谷峠で、左(東)の小路に取り付く。稜線鞍部から右の尾根道を上っていくと、あっという間に水晶山の山頂。低松と灌木がまばらなマサ土の頂稜は、明るく開けて眺めがよい。たどってきた岩国山の稜線やこれから向かう平家山の稜線を眺めやる。南頂稜に三島製紙線9と三井化学岩国大竹線7が続いたあと、道は右(西)の谷に下っていく。谷の左岸には大谷峠越えの道があり、室の木側から平家山(右岸尾根)への渡渉道が分かれている。 | ||
大谷峠の水晶山取付(10:38) |
水晶山山頂(10:46) |
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平家山 水晶山より(10:52) |
水晶山と平家山の間の谷道(10:59) |
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10分で、三島製紙線8、三井化学岩国大竹線6、日本製紙岩国線6が並び立つ稜線ピークに上がる。それなりに開けてはいるが、展望はよくない。ほどなく平家山の山頂。こちらは大岩が寄り集まった絶佳の展望台。岩の上にあがって四周の景色を堪能する。天気は好晴、薫風に吹かれて至福の昼食タイムを過ごしたあと、南東尾根の道を下る。早々に満開のクロバイと出会えて、もう言うことなし。見晴らしのよい下り道を漫歩していくと、苦もなく室の木2丁目地区の北端に降りた。麻里布中学校前から顧みる平家山の姿は、なんか富士山に似ている。JR岩国駅まで、もうひと歩き。 | ||
平家山山頂(11:18) |
日本製紙、阿多田島など 平家山山頂より(11:19) |
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岩国山 平家山山頂より(11:20) |
岩国城山(姉ヶ山) 平家山山頂より(11:19) |
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瓦小屋山、三倉岳 平家山山頂より(11:52) |
平家山南東尾根 後の白い花はクロバイ(12:00) |
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岩国市室の木町 平家山南東頂稜より(12:01) |
分岐(12:08) |
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平家山登山口(下山地点)(12:13) |
平家山 麻里布中学校前より(12:19) |
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