狐ヶ峰・伽藍山・魚切山・天狗岩山・黒河内山 |
単独 2018.04.12 ☀ |
五日市駅(6:08)⇒岩国駅(6:43/44)⇒四辻駅(8:44/49)→県200(9:28)→動物愛護センター(10:03)→馬頭観音(10:33)→陶峠分岐(10:44)→狐ヶ峰(11:01)→伽藍山(11:25)→狐ヶ峰(11:44)→陶峠分岐(11:54)→陶峠(12:06)→魚切山(12:27/58)→天狗岩山(13:25)→黒河内山(13:34/49)→鎧ヶ峠分岐(14:09)→作業道(14:43)→県194(15:05)→起点(15:16/47)⇒岩国駅(17:35/46)⇒廿日市駅(18:18) |
山口市陶の北に連なる狐ヶ峰、伽藍山、魚切山、天狗岩山、黒河内山の稜線を歩いた。起点は、JR山陽本線四辻(よつつじ)駅。地下横断歩道を通って、駅の北通りに渡る。左に取り、里道、R2、里道とたどって郷下(ごうしも)の県道200号陶湯田線に出る。途中、右に陶北山、左に火ノ山連山を眺めながらの漫歩。心がはずむ。 | ||
JR山陽本線四辻駅(8:48) |
陶北山 陶小学校東の百谷川より(9:25) |
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県道200号線を北に約2㌔、エメラルドグリーンの峠下池の前から、山口県動物愛護センターへの取付道路が分かれる。県道は愛護センターの東下で終わり、一里塚を経て陶峠(すえだお)への道と、馬頭観音を経て狐ヶ峰への道に分かれる。途中の郷上(ごうかみ)には、腰輪踊りで知られる八雲神社がある。この際、愛護センターに寄り道してみる。素敵な園地には、ハナミズキ、ミツバツツジ、ドウダンツツジが咲き誇り、東屋から見下ろす峠下池のみごとなこと。 | ||
峠下池と魚切山南尾根(9:51) |
山口県動物愛護センター(9:55) |
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愛護センター北側の背戸に回ると、敷地境界を馬頭観音コースが上がっていた。取り付いて早々、道のへりでたくさんの可憐なハルリンドウに出会い、癒される。谷道はしだいにガレて、標高200mあたりからロープの張られた急坂になる。馬頭観音は、この急斜面を10分ばかり登ったところに祀られていた。コースにはヤブツバキが多く、暗い谷道に落花が彩を添えている。 | ||
動物愛護センター背戸の馬頭観音コース取付(10:06) |
馬頭観音コースの急坂(10:22) |
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馬頭観音(10:33) |
馬頭観音上の鞍部(10:37) |
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馬頭観音のすぐ上の鞍部を右にひと上りすると、狐ヶ峰の南尾根になって、陶峠への尾根道を右(東)に分ける。ここは、尾根の変則十文字分岐だ。狐ヶ峰南尾根の道を上る。灌木や低松が途切れるところがあり、眼下に広がる街並みや魚切山天狗岩山稜線の景色に親しむ。道にはシダが茂っているが、ミツバツツジが咲き誇ってそれを帳消しにしてくれる。狐ヶ峰の山頂は、雑木に囲まれた小さな平地で、背伸びしても山口市街を垣間見るのがやっと。 | ||
陶峠分岐(10:44) |
狐ヶ峰南尾根(標高325あたり)(10:50) |
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魚切山、天狗岩山など 狐ヶ峰南尾根より(10:56) |
狐ヶ峰山頂(11:01) |
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北尾根の道に下って、伽藍山までピストン。道にシダの茂るところは少なく、楽ちんだけど、通して展望はない。伽藍山の山頂も山口幹線118も同じ。変則十文字分岐まで引返して、陶峠へ下る。陶峠の手前(西)に、峠下池と火ノ山を見晴らせる素敵な展望地あり。往時の秋穂街道に思いを馳せて、陶峠を上り返す。 | ||
山口幹線118(11:20) |
伽藍山山頂(11:26) |
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峠下池と火ノ山 陶峠西の尾根道より(12:01) |
陶峠(12:06) |
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道はよく踏まれており、約15で頂稜に上がる。南面が開け、御伊勢山、火ノ山、大海山などを同定する。魚切山の山頂は、灌木が囲む明るい平地で、北東から南面にかけて展望がきく。昼食を済ませ、東尾根のシダ道を下る。 | ||
魚切山山頂(12:28) |
楞厳寺山、大海山など 魚切山山頂より(12:58) |
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天狗岩山との鞍部からは、北側の谷筋に入り385峰との鞍部に上がる。右(東)にひと上りすれば、天狗岩山の山頂。雑木に囲まれた小さな平地に境界石柱が立つだけの山頂で、あたりに呼名のような大岩は見あたらない。おだやかなマツ雑木林の稜線を東に約10分、黒河内山に到着。雑木に囲まれた明るい平地の西端に二等三角点が立っている。点名は荒神山。南面が開け、火ノ山や大海山を眺めることができる。地形図にある南の破線径は、あるようには見えない。突っ込めば踏跡ぐらいあるのかもしれないが、この際、無難な東尾根の道を選ぶ。 | ||
天狗岩山山頂(13:25) |
黒河内山山頂(13:34) |
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青海山、福西山、火ノ山など 黒河内山山頂より(12:38) |
黒河内山東尾根の道(13:59) |
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700mばかり下った鞍部で、南面の谷に踏跡が分岐。入ってみると、すぐ分からなくなったので引返す。谷筋を下れば、簡単に作業道に出られたのかもしれない。道は、鞍部を上り返した小ピークから東の鎧ヶ峠へ下っていく。もうこれ以上遠回りする時間的余裕はないので、ヤブの南尾根に突っ込む。 | ||
黒河内山東尾根鞍部の分岐(14:01) |
鎧ヶ峠分岐(14:09) |
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シダヤブを避けて右往左往、たまらず谷に降りると、簡単に作業道に合流できた。はじめから谷筋を行っておればよかった、と後悔しきり。でも、株立ちの大タブに出会えたので、よしとしよう。鋳銭司の小森に出て起点に還るが、予定の列車に4分遅れ、我が家に還り着いたのは、18時30分を過ぎていた。うーむ。 | ||
鎧ヶ峠分岐のピークから南に流れるヤブ尾根(14:21) |
ヤブ尾根で出会った株立ちタブ(14:29) |
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作業道合流地点(14:44) |
陶北山 鋳銭司小森の里道より(14:57) |
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