瀬戸内倉敷ツーデーマーチ
 
2人 2018.03.10 
ドーミーイン倉敷(5:55)→倉敷市役所(6:10/7:01)→倉敷運動公園(7:39)→遍照院(8:06)→倉敷大橋北詰(8:21)→ふなおワイナリー(8:37)→ヤンマー㈱バイオイノベーションセンター倉敷ラボ(8:54)→金峯寺(9:10)→まきび公園(まきび記念館)(9:46)→吉備路クリーンセンター(10:10)→横溝正史疎開宅(10:50)→大池ふるさと公園(10:57)→川辺橋西詰(11:20)→JR清音駅(11:28)→浅原峠(11:59)→安養寺(12:05)→阿智神社(13:03)→倉敷市芸文館(13:17)→倉敷市役所(13:28/51)→ドーミーイン倉敷(15:10)

軌跡図
マーチ所要時間:6時間27分、トータル歩行距離:約42㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんと瀬戸内倉敷ツーデーマーチに参加。1日目、カミさんはお友達のSさんと酒津(さかづ)公園(10㎞)コース、僕は吉備真備周回コース(40㎞)を歩いた。6時10分に起点の倉敷市役所へ着いてみると、すでにたくさんのウォーカーで賑わっていた。0℃に近い冷え込みでとても寒いが、天気は好晴。7時に総勢844名が列をなして出発。白楽町(ばくろちょう)、田ノ上(たのうえ)を経てR429に出る。左に取り、中島の交差点を右へ。途中、倉敷運動公園野球場の周りを回って国道に戻る。トイレ使用者のためのコースどりと思われるが…、うーむ。中島の交差点から北に転じて、静かな道を1,500mばかり行ったところで神遊山遍照院(へんじょういん)に出会う。末寺を持たない真言宗御室派別格本山だそうで、伽藍は新しいが、室町前期再建の三重塔(国指定重文)は、とても端正で美しい。県道60号倉敷笠岡線に出て、西阿知浄水場の交差点を左(北)に取ると、ほどなく倉敷大橋がはじまる。平成28年1月24日に開通した1,512mの大橋だ。

遍照院の三重塔(8:06)

倉敷大橋南詰(8:16)
車の通りはそう多くなく、たおやかに流れる高梁川を眺めながら、広い自歩道を渡る。まことに心地がよい。途中、橋の上手に平成28年(2016)3月末で役目を終えた、「水江の渡し」の渡船場跡を見て、90年の歴史に思いを馳せる。県道279号下原船穂線を左に取り、一の口水門から「高瀬通し」をちょこっとめぐって「ふなおワイナリー」へ。ふなおワイナリーでは、船穂ハンドベルの子供たちが素敵なおもてなし。椅子に座ってゆっくり聴きたいところだが、そうもいかない。ごめんなさい。

水江の渡し 倉橋大橋より(8:19)

ふなおワイナリー(8:39)
背戸の備南街道へ上がって北に下り、県道470号柳井原上仁万線に出る。左に取ってほどなく、ヤンマー㈱バイオイノベーションセンター倉敷ラボに出会う。2016年8月の設立で、まだぴかぴか。構内に設けられた接待所では、ラボで収穫された採れたてのトマトやイチゴがおもてなしされていた。281号大曲船穂線を右に取る。800m先の金峯寺でも、地域の皆さんが温かいおもてなし。

ヤンマー㈱
バイオイノベーションセンター倉敷ラボ(8:54)

薬王山金峯寺(高野山真言宗)(9:10)
小田川右岸の里道を上流へたどり、箭田橋(やたはし)を渡って真備町(まびちょう)へ。里道を北にたどり、八田神社参道からまきび公園に入る。記念館の前で汁物のご接待が行われているが、トイレだけにして先を急ぐ。土師谷(ひじだに)から「箭田の竹林」道に入り、吉備路クリーンセンター、横溝正史疎開宅、岡田の大池などをめぐりながら、田園里道を右に左に東進する。やがて高梁川に出て、川辺橋の自歩道を渡る。行く手に軽部山(かるべやま)と福山の連なり。あの稜線を南に越せば、いよいよ倉敷市街。

まきび公園入口(9:45)

箭田の竹林(10:01)

吉備路クリーンセンター(10:10)

横溝正史疎開宅(10:50)

岡田大池(10:54)

川辺橋自歩道(11:21)
伯備線JR清音駅を渡って東進、県道469号倉敷総社線に上がる。大汗をかいて浅原峠を越え、左の旧道へ下っていくと、ほどなく安養寺に出会う。鐘楼左上の高所に大きな毘沙門天座像が祀られている。13世紀の室町時代には、この一帯(浅原)に「浅原寺」と総称される寺院が立ち並んでいたと云う。安養寺には、平安時代末期の毘沙門天像が多数(35体)祀られているらしい。

JR清音駅(伯備線)(11:28)

福山(福山城跡) 軽部山北裾の里道より(11:40)

浅原峠(11:59)

安養寺(12:05) 
谷沿いの道を下り、県道469号線に合流して南下。浜ノ茶屋、大島、倉敷中央病院前を経て、美和2丁目のまがり大師堂の前から阿智神社へ上がる。境内南側の横手道を行って、髄神門下の参道に出る。次回ゆっくりお参りすることにして、遥拝でお許しを願う。鶴形山南裾の本町から美観地区へ回ると、ルートは観光客と5㌔10㌔コースのウォーカーで大変な混雑。右に左にコースどりが工夫されているが、歩き難いことこの上ない。やっとの思いで芸文館を抜けて、13時28分起点に還る。約40㌔に6時間27分を要す。バナナ弁当で昼食を済ませて一息入れていると(20分後)、カミさんたちも元気に還ってきた。

阿智神社参道の石段(13:03)

倉敷市役所(歴史民俗資料館Ⓟ)のゴール(13:29)