吉和冠山(よしわかんむりやま)
 
単独 2018.02.14 
松ノ木峠(7:04/26)→展望所(9:58/10:04)→土滝山(10:25/33)→太田川源流碑(10:53)→吉和冠山(11:33/12:02)→寂地山分岐(12:45)→1282峰(13:06)→土滝山(13:29)→打梨六日市線鉄塔55(14:49)→起点(15:00/21)

軌跡図
所要時間:7時間33分、歩行距離:11.1㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
先週敗退した吉和冠山のリベンジ山行。松ノ木峠の伴蔵BSには、すでに軽乗用車が駐められていた。天気は好晴。雪の伴蔵ヶ原が朝日を受けて赤く染まっている。松ノ木峠から夏道に入ると、先行者の踏跡がある。これは楽ちん、ルンルン気分でたどらせてもらう。が、それは束の間、600mほどで終わる。夏道を外れたスギ林の中に、単独女性が休んでおられた。ここまでのラッセルにお礼を言って、先行する。先週より雪が多く、先が思いやられる。こないだの悪戦苦闘で慣れたのか、ペースはよい。ジャノウツ山の958標高点を難なく越えて、1164峰の急斜面にかかる。ここは、やっぱりしんどい。腰まで埋まる深雪に悪戦苦闘してトレースを刻む。寺床手前の急登も、短いけどなかなか骨が折れる。2時間半で展望所に達す。前回が3時間半だから、上出来である。降雪がなくて、明るいのが大きな味方だ。

元冠高原ヒュッテ(R434))(7:28)

松ノ木峠(R434)(7:28)

1164峰山頂(9:25)

羅漢山、鬼ヶ城山 展望所より(9:58)
土滝山から太田川源流碑まで、快適にスノーシューイング。源流碑のようすが、今年の雪の多さをよく表している。雑木二次林、スギ林の冠山南陵も、例年に比べて歩き易い。11時33分、山頂に到達。

土滝山山頂(10:26)

太田川源流碑(10:53)

冠山山頂(11:33)

冠山山頂(11:36)
北面の展望所で、十方、恐羅漢、五里、大神ヶ岳など、西中国山地の山々を眺めやる。雪のてっぺんに戻って、今度は廿日市の山々を眺めながらの昼食。とても心地がいい。昼食が終わった時分に、麓で追い越した女性が上がってこられた。ひと息入れて寂地山分岐へ向かう。

冠山展望所(11:38)

恐羅漢山、十方山 冠山展望所より(11:39)

広高山、赤谷山、大神ヶ岳など 展望所より(11:39)

板敷山、青笹山、大峯山など 冠山山頂より(12:02)
東沼ヶ原の夏道をたどるのは、この時期なかなか難しく、左に右に蛇行してしまう。思いのほか時間がかかり、寂地山ピストンは断念。せめて後冠山まではと、ラッセル歩行を続けるが、もはやタイムオーバー。1282峰との鞍部から、樹林越しに頂稜を見透かしてUターンする。帰りは自分の踏跡をたどるので、まるで楽ちん。土滝山から東に、新たな踏跡が下っていた。先の単独女性のものと思われ、ちょっとたどってみるが、見当たらないので引返す。迷走されたのだとしても、間なしに自分の踏跡に出合っているはずだから、余計なお世話は止めにして、雪のブナ森を愉しくスノーシューイング。展望所で一息入れたあと、松ノ木峠へ駆け駆け下った。所要時間、1時間10分。うーむ、先週より早いが、以前は1時間かからなかったのに。

寂地山分岐(12:46)

1282峰山頂(13:06)

1282峰と後冠山の鞍部(13:11)

ジャノウツ山(958m標高点)(14:19)