阿品山(あじなやま)岩国弥山(いわくにみせん)
 
単独 2017.12.09 
下阿品BS(6:50/58)→阿品山南尾根末端取付(7:15)→岩国火力線鉄塔33(7:27)→鉄塔34(7:50)→鉄塔35(8:05)→阿品山(8:31)→鉄塔39(9:05)→401峰(9:23)→巡視路分岐(9:50)→302峰(10:05)→林道入口(10:21)→鳥居谷橋(10:23)→林道終点(10:49)→鳥居谷左岸尾根取付(11:08)→鳥居谷左岸尾根(11:29)→阿品山西尾根(12:03)→穴ヶ峠(12:17/20)→結界石柱(12:28)→赤瀧神社(12:37)→日宛神社(12:40)→弥山堂(12:45/13:05)→十一丁休憩所(結界山門跡)(13:19)→阿品コース登山口(13:31)→起点(13:40/51)

軌跡図
                                                所要時間:6時間42分、歩行距離:約14㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
岩国市阿品の山歩き。下阿品バス停の転回広場の隅に車を駐めさせていただく。県道59号岩国錦線を戻って、阿品山南尾根末端に取り付く。この際、山道を探してあっちこっちするが、何のことはない。200m先に、民家の庭先を通って尾根末端へ上がる里道(作業道)があった。取り付いてほどなく、左手(北西)に峨々とした弥山の南東壁を見る。尾根末端の肩は、畑地として開墾されているが、開けているのはイノシシ防護柵の中だけ。棘潅木や枯れ草が茂る外側を伝うのは、快適ではない。それもちょっとの辛抱で、岩国火力線鉄塔33の下に飛び出す。見晴しはない。北尾根に巡視路が続き、100mほどのところで東面から広い道が合流している。東側の谷に沿う林道から分かれたものに違いない。阿品山への登山路としては、断然この道をたどるのがよい

下阿品バス停(BS)(6:58)

阿品山南尾根末端(7:15)

弥山 尾根末端に取り付いてすぐの作業道より(7:17)

作業道終点 後背は岩国火力線鉄塔33(7:21)
遊歩道のような巡視路が、尾根伝いに阿品山へと続く。途中、鉄塔34、35、36をめぐる。鉄塔34では、西方に雲霞山を同定、鉄塔35では、樹林越しに弥山を見る。鉄塔36に見晴しはない

岩国火力線鉄塔34(7:50)

雲霞山など 岩国火力線鉄塔34より(7:51)
阿品山は、三角点の周りだけが小さく開けたマツ雑木の山頂で、南側を破線径が東西に乗り越している。 右(東)の径がよく踏まれており、多分、途中から巡視路として北横手に向かうものと思われる。左(西)は少々茂っているが明瞭。穴ヶ峠へ続いているのだろう。阿品山北尾根の踏跡を下る。約350m先のピークの東肩で巡視路分岐に出合う。尾根径(東支尾根)の40m先に鉄塔38があった。分岐に戻って、北尾根の巡視路をたどる。鉄塔39のピークは見晴らしがよく、北面に大師山と白滝山を遠望。巡視路は、鉄塔39ピークの北側鞍部から、主稜の西面を北横手に向かう。この際、巡視路を捨てて尾根通しに行く。大したヤブもなく、簡単に401峰を越える。

阿品山山頂(8:31)

岩国火力線鉄塔39(9:04)

大師山、白滝山 岩国火力線鉄塔39より(9:05)

401峰山頂(9:23)
次の小ピークで西に転じて鞍部に降りると、横手から北上してきた巡視路に出合う。ここで径は、右の谷と尾根筋に分かれる。左の地形図破線径はない。尾根に沿う巡視路をたどる。鉄塔41ピーク、鉄塔42ピーク(302峰)に見晴しはないが、快適な径。難なく、美和町長谷の尾根末端に降りた。鳥居谷橋まで行って、県道111号岩国美和線、日宛東林道経由にするか、鳥居谷経由にするかで逡巡。

岩国火力線鉄塔41南の巡視路分岐(9:50) 

302峰山頂(10:05)

阿品山北尾根末端の栗園(10:20)

長谷地区 栗園への取付道より(10:20)
結局、距離の短い鳥居谷ルートを選んで、林道を上がる。約1.5㌔、20分ほどで終点となる。谷の右岸に山径があるが、すぐにイバラが生い茂って、とてもたどる気にはなれない。250mばかり戻って、左岸尾根の支尾根に取り付く。左岸尾根には破線道の踏跡があり、約600m、20分あまりで、阿品山弥山の稜線ピークに上がる。

鳥居谷林道入口(10:27)

林道終点(10:49)

鳥居谷左岸尾根取付地点(11:08)

鳥居谷左岸尾根375mピーク(11:30)
右(西)に200mばかり行くと明瞭な山径が現れて、ほどなく穴ヶ峠(県59)に出た。林道日宛東線が右横手に分かれている。県道を阿品側へ行き、「みせんみち」へ入る。結界石柱を潜り、約200m先の分岐を左に取る。

阿品山西尾根図根点ピーク(12:03)

穴ヶ峠の阿品山西尾根取付(12:17)

穴ヶ峠の「みせんみち」分岐(12:20)

結界石柱(12:28)
赤瀧神社、日宛神社(弥山本宮)、弥山堂の順に参拝。日宛神社の展望台から、高照寺山、搭ヶ森、神ノ内山、蓮華山、熊ヶ山、物見ヶ岳などを同定する。弥山堂で昼食。鐘撞堂の横から眺める岩国市街や瀬戸の海の景色、悪くない。満ち足りて、弥山参道(弥山阿品コース)を下る。起点まで約35分の道のり。

赤瀧神社(12:37)

日宛神社(弥山本宮)(13:42)

高照寺山など 弥山本宮展望台より(12:41)

物見ヶ岳など 弥山本宮展望台より(12:41)

弥山堂(13:04) 

弥山堂の鐘撞堂(13:04)

十一丁休憩所(結界山門跡)(13:19)

弥山阿品コース登山口(13:32)