吾妻山(あづまやま)
 
2人 2017.09.29 
休暇村吾妻山ロッジ(10:19/10:29)→池の原(10:30)→小坊主(10:41)→小彌山(10:55)→吾妻山(11:12)→大膳原分岐(11:18)→南尾根コーストリカブト群生地(11:25)→南の原分岐(11:36)→大池(11:50)→起点(11:53/12:40)

軌跡図
                                                 所要時間:1時間24分、歩行距離:3.61㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
ちょっと早いが、吾妻山で秋の草花観賞。道の駅「たかの」で早生のリンゴ(トキなど)をゲットして、ロッジ前の駐車場に着いてみれば、平日というのに数台の先行者あり。天気は好晴、池ノ原には秋の風が吹き渡り、まことに心地がよい。さっそく、咲きそろうマツムシソウやウメバチソウにご挨拶。ほかにも、アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、リンドウ、ヤマラッキョウ、ワレモコウ、キセルアザミ、カキツバタなど、この時期としてはたくさんの草花に出会えて、カミさんは大満足。例年にない暖かさのせいなのだろうか、夏の草花も残っている。

吾妻山ロッジ(10:29)

池ノ原(10:30)
小坊主経由で登山道をたどる。小彌山の下あたりから、たびたびセンブリを見かける。小彌山の休憩ベンチに至って猿政、大毛無の稜線を眺めやり、ふと北側の草叢に目をやれば、トリカブトが群生して咲き誇っていた。イヨフウロもしっかり咲いている。

小坊主山頂(10:41)

小彌山休憩ベンチ(10:56)
ひと登りで吾妻山山頂。大山までは見えないが、四周の景色を堪能して南尾根コースへ下る。リュウノウギク、アキノキリンソウなどに親しみながらの、稜線漫歩だ。毎度のことながら、実に気持ちいい。南の原からは、ブナ森のマイナスイオンを浴びて癒される。

吾妻山山頂(11:13)

池ノ原 吾妻山山頂より(11:12)

立烏帽子、池ノ段など 南尾根大膳原分岐より(11:19)

南の原(11:36)
キャンプ場道路に出たところで、薄紫色の花穂を立ち上げて咲くナギナタコウジュに出会う。ツリフネソウが群生する中で、けっこう存在感がある。しまいに大池、瓢箪池をめぐって起点に着いてみれば、ちょうど昼時。車の中でお弁当を食べる。よきかな。

瓢箪池(11:51)

吾妻山ロッジの背戸(11:52)
出会った草花 

マツムシソウ(マツムシソウ科)

ウメバチソウ(ユキノシタ科)

ノアザミ(キク科)

アキノキリンソウ(キク科)

カキツバタ(アヤメ科)

ヤマラッキョウ(ユリ科)

ツリガネニンジン(キキョウ科)

キセルアザミ(キク科)

リンドウ(リンドウ科)

ヤマボクチ(キク科)

センブリ(リンドウ科)

ヤマトリカブト(キンポウゲ科)

ワレモコウ(バラ科)

イヨフウロ(フウロソウ科)

リュウノウギク(キク科) 

ミゾソバ(タデ科)

アキノタムラソウ(シソ科)

ナギナタコウジュ(シソ科)