花見山(はなみやま)
 
2人 2017.08.28 
花見山スキー場スキーセンター入口(9:45/10:00)→ラビットコース→ホワイトロングコース→花見山探勝遊歩道入口(10:50)→花見山(11:27/12:01)→花見山探勝遊歩道入口(12:36)→起点(13:03)

軌跡図
                                                 所要時間:3時間03分、歩行距離:5.88㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさん同伴の山歩き。マツムシソウが咲いていることを期待して、花見山に出かけた。花見山スキー場スキーセンター入口の広い道路端に車を駐める。天気は好晴。けっこう蒸し暑く、日陰には吸血昆虫が盛んに飛び回っている。さっそく、ラビットコースゲレンデに取り付く。広い草原斜面をポレポレ登っていけばよいので、楽ちんである。が、炎天下ということもあり、ホワイトロングコースのはじまる稜線までがやたら長い。一息入れて顧みれば、たどってきた草原の先に大倉山がたおやかな姿で横たわっていた。うーん、のどか。

花見山スキー場スキーセンター入口(10:00)

ラビットコースゲレンデ(10:04)
ホワイトロングコースに入って280mも上ると、念願のマツムシソウが迎えてくれた。まだ満開とまではいかないが、以後あちこちに咲き誇っている。そのほかの草花もより取り見取りで、大満足。オオキンケイギク、オミナエシ、オトコエシ、ゲンノショウコ(白花)、アジサイ、ツリガネニンジン、マルバハギ、カワラナデシコ、ネジバナ、シロヨメナ、ユウスゲ、コオニユリ、フシグロセンノウ、コバギボウシ、イヌトウバナなどにめぐりあいながら、リフト終点に至る。快適な草原歩行はここまで。

ホワイトロングコースゲレンデ(10:22)

ホワイトロングコースゲレンデ(10:36)
これより花見山探勝遊歩道に入る。とたんに吸血昆虫に纏わりつかれるが、道のへりにミヤマヨメナ、キバナアキギリ、ソバナなど新たな草花が現れて、林間の径もまた愉し、である。そして山頂域には、ヨツバヒヨドリ、サラシナショウマ、ワレモコウなどなど。ゲレンデの草花の多くは人の手によると思われるが、呼名どおりの山である。山頂の展望東屋で、涼風に癒されながら昼食。広い山頂は樹木が育って、いまいちの眺望。西面灌木越しに、大倉山と霞む鬼林山を同定する。

花見山探勝遊歩道入口(10:53)

花見山探勝遊歩道(11:18)

花見山山頂(11:28)

大倉山 花見山山頂より(11:51)
きたコースをもどり、起点に還る。行く手に広がる、未踏の谷田峠から桑平峠へ連なる稜線に思いを馳せながら…。楽ちん歩行花見歩行の、約1時間の楽しい下りでありました。

桑平峠南西尾根 探勝遊歩道入口より(12:40)

スキーセンター&大倉山 ラビットコースより(13:00)
出会った草花 

マツムシソウ(マツムシソウ科)

オオキンケイギク(キク科)

オトコエシ(オミナエシ科)

ゲンノショウコ(フウロソウ科)

アジサイ(ユキノシタ科)

オミナエシ(オミナエシ科)

ツリガネニンジン(キキョウ科)

マルバハギ(マメ科)

カワラナデシコ(ナデシコ科)

ネジバナ(ラン科)

ヤマシロギク(キク科)

フシグロセンノウ(ナデシコ科)

コオニユリ(ユリ科)

ミヤマヨメナ(ユリ科)

ソバナ(キキョウ科)

ワレモコウ(バラ科)

サラシナショウマ(キンポウゲ科)

キンミズヒキ(バラ科) 

ヨツバヒヨドリ(キク科)

カシワ(ブナ科)

カニコウモリ(キク科)  

キバナアキギリ(シソ科) 

コバギボウシ(ユリ科)

クルマバナ(シソ科)

ユウスゲ(ユリ科)

アキチョウジ(シソ科)

シロバナヤマハギ(マメ科)