船通山(せんつうざん)
 
2人 2017.04.30 
竹崎のカツラ遊歩道入口前の非常駐車帯(10:28)→わくわくプール(10:36/42)→鳥上滝コース登山口(11:11)→鳥上滝(11:40)→休憩広場(12:15)→船通山(12:24/51)→大ブナ(13:04)→亀石コース登山口(13:56)→亀石高殿鈩跡(14:13)→わくわくプール(14:29/34)→起点(14:39)

軌跡図
                                                  所要時間:4時間08分、歩行距離:10.3㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
2017年のカタクリ観賞は、船通山。斐乃上荘の下、「竹崎のカツラ」遊歩道入口向かいの非常駐車帯に車を駐める。天気は美晴、絶好の花見日和だ。わくわくプールに遊ぶ子供の姿は、まだない。

竹崎のカツラ遊歩道入口(10:32)

わくわくプール(10:37)
民宿「たなべ」の前を通って、鳥上滝コースを上がる。亀石コース分岐から約28分で登山口に到着。カミさんポレポレではあるが、なかなか元気。スギ林の登山道に入ると、道のへりにミヤマカタバミがちらほら。今年は開花が遅いようだ。このところの晴天続きで、石畳の道に水気がなく、とても歩き易い。明るい渓間に、エンレイソウ、ネコノメソウ、サンインシロカネソウ、サンインスミレサイシンなどが咲き誇って迎えてくれる。やがて鳥上滝。左谷フェース壁のルンゼを水が伝っている。本谷右岸に付けられた鉄階段を上がると、いっそう渓は明るさを増し、約35分で稜線(肩)へ上がる。

亀石コース(左)と鳥上滝コースの分岐(10:43)

鳥上滝コース登山口(11:11)

鳥上滝(11:40)

鳥上滝右手(南側)の階段道(11:40)
休憩広場では、三々五々お弁当を広げている。道のへりに群生するカタクリは、今が見ごろ。やはり開花は例年どおりなのかもしれない。船通山山頂に達してみれば、いつものにぎわい。運よく南側のベンチが空いていたので、県境尾根を眺めながら快適な昼食。風が強く、山頂のカタクリを接写するのは難しい。なんか山頂のカタクリは、年々元気がなくなっているような気がする。対して、北の肩は群生密度が増し、勢いがよい。

休憩広場(12:15)

船通山北尾根の頂上直下(12:23)

船通山山頂(12:49)

船通山北の肩に群生するカタクリ(13:00)
帰りは亀石コース。大ブナに挨拶して、とっておきの横手道に入る。この山でもっとも素敵なエリア、と僕は思っている。山襞に見かける残雪が例年より多い。谷道になって30分、登山口に降りた。

亀石コースの大ブナ(13:04)

亀石コースの横手道(13:19)

亀石コースに見る残雪(13:35)

亀石コース登山口(13:56)
あとは船通山林道をポレポレたどり、起点に還るだけ。途中、可憐な山野草などに出会えるので、退屈するようなことはない。

赤川左岸で見たスギ林の幹折れ(14:20)

赤川出合 わくわくプール(斐伊川左岸)より(13:41)
出会った草花 

ミヤマカタバミ(ミヤマカタバミ科) 

サンインスミレサイシン(スミレ科)

エンレイソウ(ユリ科)

ネコノメソウ(ユキノシタ科)

サンインシロカネソウ(キンポウゲ科)

ハシリドコロ(ナス科) 

ショウジョウバカマ(ユリ科)

キクザキイチゲ(キンポウゲ科)

ヤマエンゴサク(ケシ科)