いぶすき菜の花マーチ「指宿ステージ」
 
単独 2017.01.22 ||☂
休暇村指宿(6:30)⇒ふれあいプラザなのはな館(6:35/7:00)→揖宿神社(7:43)→中福良のクスノキ(7:57)→田の神様(8:56)→指宿小学校(隼人松原)(9:00/05)→宮ヶ浜駅前広場(9:35)→吹越カンタ公園(9:46)→指宿海軍航空基地哀惜の碑(10:24)→休暇村指宿(10:26)→砂むし会館「砂楽」(11:04)→橋牟礼川遺跡公園(11:12)→時遊館COCCOはしむれ(11:16)→JR指宿駅東口(11:25)→起点(11:52/13:50)⇒JR指宿駅(13:55/14:34)⇒JR鹿児島中央駅(15:48)
アルバム

なのはな館芝生広場のイベントステージ(6:47)

揖宿神社(7:43)

中福良のクスノキ(7:57)

上西の田の神様(タノカンサア)(8:56)

今和泉小学校(隼人松原)(9:03)

魚見岳と知林ヶ島 宮ヶ浜駅前広場より(9:35)
いぶすき菜の花マーチ「指宿ステージ」。カミさんは13㎞コース、僕は30㎞コース。6時30分出発の送迎バスに乗り、起点の「ふれあいプラザなのはな館」に着いたのが6時35分。上空に青空は見えるが、雲もけっこう浮かんでいる。予報では、曇ったり晴れたりで時々雨もありとか。予定どおり7時にスタート。北側市道の広い歩道を西に向かう。きのう後半にバテたので、マイペース、マイペースと唱えながら歩く。JR指宿枕崎線の高架道路で日の出を迎える。R226を横切って南に回り込み、揖宿神社にお参り。郷土菓子「げたんは」と飴のご接待を受けて、清々しく清見岳の裾を北上する。1400mばかり行ったところで、大クスに出会う。目通り幹囲6.5m、樹齢300年以上、中福良(なかふくら)のクスノキと記されていた。交通量の少ない里道歩きは、のどかで心地がよい。薩摩今和泉駅の南で、田の神様(たのかんさあ)に出会う。その100m北側の豊玉媛神社は、狛犬ではなく仁王像である。お寺への移設、廃仏毀釈による破壊など、いろいろあったものが修復され、帰還したらしい。天璋院篤姫の今和泉島津家館があった今和泉小学校を横切って隼人松原へ。東屋の横に接待所があり、バナナと飴をいただく。これより、錦江湾を左にして海沿いの道になる。宮ヶ浜駅を過ぎるまでは、車の往来もほとんどなく、素敵な散策道。宮ヶ浜駅前の広場は、魚見岳と知林ヶ島の様子が分かるビューポイント。

魚見岳東壁(10:20) 

休暇村指宿(10:25)

八山岳、大尾岳など 湯の浜より(11:01)

砂むし会館「砂楽」(11:04)
吹越カンタ公園から先の県道238号下里湊(くだりみなと)宮ヶ浜線は、魚見漁港の砂浜までがあまり楽しくない。錦江湾の見晴しは良いのだが、歩道や路側帯の狭いところが多く、歩きにくい。そして、やたら単調で長い。魚見漁港の海岸道に入ると、煩わしい走行車両から解放される。一帯はかつて指宿海軍航空基地があったところ。82名の若き特攻隊員が還ってこなかったことを思うとやりきれないが、田良浜の美しい砂州や魚見岳の荒々しい東壁を眺めて退屈はしない。哀惜の碑に寄り道して、お参りした。休暇村指宿の庭先を通って県道に戻る。市営陸上競技場、オーストラリアの森を横目に南進。二反田川の右岸で県道を捨て、指宿港に出る。湯の浜の海岸通りを砂むし会館まで行き、西に転じる。途中、錦江湾を間に置いて八山岳(はっさんだけ)、大尾岳(うおだけ)などの連なりが同定できた。

橋牟礼川遺跡公園(11:12) 

JR指宿駅東口の足湯(11:25)

なのはな館のゴール・フィニッシュゲート(11:52)

ゴールロードを行くカミさん(13:26)
ほどなく橋牟礼遺跡公園に行き当たり、ちょこっと史跡をめぐる。北に抜けるとすぐ、「時遊館COCCOはしむれ」の接待所があり、バナナと「げたんは」をいただいて腹の虫を抑える。指宿駅西口からアンダーパスを通って東口へ。表口はランタンや菜の花が飾り付けられるなど、歓迎ムード満載だが、人通りは少ない。セントラルパークの通りに出て北に向かい、11時52分にゴール。30㎞コースは、やはり楽だ。着替えてカミさんを待つが、なかなか帰ってこないので心配になる。おまけに、予報が当たって氷雨までパラついて寒いこと。でも、元気に還ってきた顔を見て、みんな帳消し。満ち足りて、指宿駅行きのシャトルバスに乗る。実行委員会のみなさま、ほんとうにありがとうございました。



軌跡図
                                                   所要時間:4時間52分、歩行距離:30.2㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。