いぶすき菜の花マーチ「山川ステージ」
 
単独 2017.01.21 
休暇村指宿(6:00)⇒フラワーパークかごしま(6:25/7:00)→山川発電所前(7:44)→鰻温泉「民宿うなぎ湖畔」(7:46)→池田湖やすらぎ公園(10:10)→えぷろんはうす池田(10:38)→池田湖パラダイス(10:49)→開聞観光案内所(11:23)→枚聞神社(11:48)→川尻ふれあい交流館前(12:29)→起点(13:02/11)⇒休暇村指宿(14:00)
アルバム

フラワーパークかごしま駐車場(6:57)

竹山と日の出 山川浜児ヶ水の里道より(7:28)

九州電力山川地熱発電所(7:39)

鰻温泉(山川成川鰻地区)(8:43)

鰻池と鷲尾岳 鰻池東湖畔の里道より(8:56)

鍋島岳、開聞岳 池田湖やすらぎ公園より(10:10)
いぶすき菜の花マーチ「山川ステージ」。カミさんは10㎞コース、僕は40㎞コース。6時発の送迎バスに乗り、起点の「フラワーパークかごしま」に着いたのが6時25分。上空は雲ひとつない晴天。予定どおり7時にスタート。山川浜児ヶ水(やまがわはまちよがみず)の里道で日の出を見る。奇峰竹山のシルエットを左に置いて、曙色のお日様が広い畑地の彼方に上がっている。山川福元(やまがわふくもと)で北に転じ、九州電力山川発電所の前を通る。3万キロワットの地熱発電所で、運転監視は80㌔離れた川内発電所で行われていると聞く。打抜き井戸掘削の高い櫓が目を引いた。単なる蒸気井の増掘?いや、バイナリ―発電所建設に伴うものかもしれない、など思いながら鰻池を目指す。道の両側には、にんじん、キャベツ、スナップえんどう、そらまめなどの畑が広がる。時おり堆肥のにおいが漂うが、まことにのどかで心地がよい。竹山苑、山川中学校武道館の前を経て、R226へ出る。北に向かい、鰻池越えの里道に入る。ウナッ・セゴドンノミッ(鰻・西郷どんの道)が分かれる峠からは、鰻温泉まで駆け下る。5分で民宿「うなぎ湖畔」の接待所に達し、鰻地区総出の温かいおもてなしを受ける。西郷さんの滞在記念碑など、史跡案内までしていただいて、鰻温泉をあとにする。鰻池の湖面には神秘的な雰囲気が漂い、その外輪に池田湖への道が見え隠れしている。あそこをたどるのかと思うと、腰が引けるが、気合だ!気合だ!で、なんとか外輪越えを果たし、松ヶ窪の県道247号東方池田線に合流した。スカイラインのような道を1㌔ばかり下ると、池田湖に開聞岳がコラボした、絶景が広がりはじめる。ちょうど出合った「やすらぎ公園」という展望園地に立ち寄り、一息入れる。さらに6分ばかりのところにある池田湖大橋は、池田湖いちばんのビューポイントと言われている。あいにく湖面にさざれ波があり、逆さ薩摩富士を見ることはできなかった。

えぷろんはうす池田(10:38) 

京田の菜の花畑と開聞岳(11:36)

枚聞神社(11:48)

フラワーパークかごしま入口(13:01)
えぷろんはうす池田からは、しばらく湖畔歩きが続く。池田湖パラダイスの先で出合う景色は、素晴らしいの一言だ。咲き誇った菜の花の色と香りに癒されて、心なし足取りが軽くなったような気がする。小浜地区から開聞観光案内所までの岬越えの県道28号線に歩道のないところがあり、ちょっと煩わしい。が、すぐに解消されて、開聞十町(かいもんじっちょう)の京田(きょうでん)地区に入ると、両側に菜の花畑が広がる農道に導かれる。広く咲き誇る菜の花の向こうに、青空を背にしてすくっと立つ薩摩富士。うまく表現できないが、とにかく素敵で美しい。枚聞(ひらきき)神社にお参りして、今日のすばらしいウォーキングを感謝!R226、JR指宿枕崎線を横切り、県道243号長崎鼻公園開聞線を、起点に向けてたどる。開聞岳の東裾を通って長崎鼻公園に至るこのルートは、開聞岳を間近に眺めるのどかな田園道であるが、いささかシャリバテして、ペースは一気にスローダウン。なんか低血糖症のような心地がして、慌てて接待所でいただいた飴を舐めるような有様。開聞川尻のふれあい交流館を過ぎてからはお散歩ペースになり、13時を過ぎてようやくゴール。うーむ、カミさんを待たせてしまったようだ。



軌跡図
                                                   所要時間:6時間02分、歩行距離:37.3㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。