押上山(おしあげやま)瀧山(たきやま)日裏権現山(ひうらごんげんやま)
 
単独 2016.11.29 
日裏権現山登山口(6:59/7:10)→県道268号勝木安古市線(7:39)→東野平と岡田の峠(8:01)→県道269号今井田緑井線(8:20)→近道取付(8:23)→押上山取付(8:31)→押上山(8:55)→採石場北端(9:06)→ピラミッドピーク(9:32)→県道269号線(9:51)→瀧山取付(9:58)→161m峰(10:20)→422m峰(11:04)→瀧山(11:36)→県道268号線(12:06)→権現山南東尾根取付(12:16)→岩稜(13:07)→488m峰・東展望所(13:14/50)→一般ルート分岐(13:52)→権現神社(13:53)→西展望所(13:57/14:01)→445.2m三角点(14:05)→城山分岐(14:37)→市道後山中組線(14:54)→起点(15:31)
アルバム

日裏権現山登山口(7:09)

日裏権現山 あさひが丘1丁目の市道より(7:30)

日裏権現山 東野平の市道より(7:48)

東野平と岡田の峠(8:02)

押上山への近道取付(8:23)

押上山取付(8:29)

422m峰 筒瀬小学校北側の市道より(8:29)

押上山山頂(8:55)
広島市近郊の山歩き。安佐町毛木(けぎ)から筒瀬へかけて太田川右岸に連なる、権現山、瀧山、押手山を繋いだ。日浦小学校東の日裏権現山登山口に車を駐める。後山川左岸の市道から県道268号線へ出て、後谷越えの里道に入る。起点から東野平と岡田の峠まで50分を要す。途中、朝靄のたなびく野登呂山(のとろやま)、朝日にかがやく権現山を仰ぎ見る。とりわけ、東野平から眺める日裏権現山の姿がよい。峠から筒瀬川右岸の県道269号線までは、約20分の道のり。楽ちん楽ちん。県道を右に取ってすぐのところに、波線径への取付歩道がある。入らせてもらって、押手山取付のある玖谷トンネル西出口に短縮した。筒瀬小学校の背戸にあたり、朝礼の講話が聞こえていた。埋立地につき関係者以外立入禁止の、立札の横から取り付く。ササヤブに埋もれた微かな踏跡に突っ込むと、すぐ下生えのない樹林になる。どこでもロードで、難なく押手山の山頂に達す。23分の道のり。小さな平坦地は、雑木に囲まれている。

螺山、茶臼山 採石場北端の展望所より(9:08)

ピラミッドピーク 採石場北端の展望所より(9:10)

押上山北尾根 ピラミッドピークより(9:32)

押上山下山地点(県道269号線)(9:54)
北尾根の微かな踏跡をたどると、ほどなく採石場の北端に飛び出した。巨大な採石場が足下に俯瞰でき、螺山、茶臼山、阿武山が指呼の間に広がる絶佳の展望台になっている。とりわけ、押上山北尾根の末端ピークは、まるでグアテマラのティルカ遺跡のよう。テレビでしか見たことないけど…。採石場境界の狭い稜線をたどって、ピラミッドピークに上がる。こちらも南面から東面が開けて、素敵な展望台。刻々と変わりゆく風景を見納めて、北東尾根の踏跡へ入る。しまいは西側の谷へ下って、県道269号線上の墓所に降りた。次は瀧山連山。

瀧山取付(ユーメン醤油の背戸)(9:59)

422m峰山頂(11:04)

瀧山山頂(11:36)

瀧山下山地点(県道268号線)(12:06)
安佐北大橋西詰(県177)を左に取り、ユーメン醤油の背戸から取り付いた。径がないので、石垣を攀って墓所に上がる。横手径が北に向かっており、たどると20分足らずで161m峰に上がった。西に向かう明るい稜線道には、落ち葉絨毯が敷き詰められ、苦もなく422m峰に達した。主尾根は北西に転じて、瀧山に向かう。尾根道の両側には、ヒノキや雑木が立て込むが明瞭。422m峰から25分で瀧山に至る。ヒノキ林に囲まれた小さな空間に、四等三角点がひっそり立っていた。西の支尾根に下る。倒木で荒れているところもあるが、径は明瞭で20分で県道268号線上の墓所に降りた。

日裏権現山取付(丸岡産商北側の市道)(12:16)

瀧山 丸岡産商北側の市道より(12:17)

権現山南東尾根で見かけたもみじ(12:23)

小屋掛けの跡 南東尾根標高450mあたり(13:06)

岩稜 小屋掛け跡の上(13:09)

488m峰山頂・東展望所(13:50)
県道から後山川左岸の市道に入り、190mばかり行ったところから権現山南東尾根に取り付く。民家の横から北に向かう横手道をたどると、ジッグザッグに折り返して、南東尾根に乗った。途中、まことに美しいもみじの黄葉に出会う。急傾斜の尾根が一段落したところで、ブルーシートやロープが露わになった小屋掛けの跡に出合う。いったい誰が何のために?ちょっと悲しくなるが、続く岩稜登りで気を取り直し、488m峰山頂に上がる。

瀧山、螺山 東展望所より(13:47)

一般ルート分岐(13:52)

日裏権現神社(13:54)

西展望所(13:57)

あさひが丘団地と武田山連山 西展望所より(13:59)

あさひが丘団地と荒谷山 西展望所より(13:59)

日裏権現山三角点(14:0)

日裏権現山下山地点(市道後山中組線)(14:55)
東面が開けており、瀧山や螺山を眺めながら遅い昼食をとる。これより西に向かう権現山の頂稜は、遊歩道のような道になる。200m先に日裏権現神社が祀られ、その手前で一般ルートの広い道が左に下っている。一帯は神社の境内で、森厳な雰囲気が漂っている。社の左に尾根道が続いて、すぐのところに展望所がある。南西面が開けて、あさひが丘の街並みを一望でき、その後背に武田山連山、荒谷山、岳山、東郷連山などが同定できる。権現山の三角点は、そこから200m下ったところに立っていた。落ち葉が敷き詰められたアベマキやクヌギの疎林の尾根に立つ様子は、なかなか印象的である。北西へ流れる尾根は、ほどなくヒノキ林に変わるが、径は広くて快適。当初、城山を経て立野へ下るつもりでいたが、もはや2時半を過ぎているので、西尾根に短縮する。こちらも径は明瞭。うまい具合に墓所に出て、難なく市道に降りることができた。あとは、毛木の里をめぐりながら起点に還るばかり。わきゃーない。



軌跡図
                                                   所要時間:8時間21分、歩行距離:17.9㎞