滝山(たきやま)
 
単独 2016.11.12 
小河内集会所(6:44)→黒瀬口(7:11)→平分岐(7:27)→お休み処「水車の里」(7:57)→滝山矢ヶ谷コース登山口(8:06)→来見乗越への分岐(8:14)→来見乗越(8:33)→自動車道管理道の終点(9:09)→R191(9:19)→尾根末端取付(9:29)→274.9m峰(9:52)→364m峰(10:20/24)→529m峰(11:06)→滝山分岐(11:51)→滝山(12:03/37)→滝山分岐(12:44/57)→滝山川線鉄塔№25(13:06/13)→592m峰(13:20)→松郷林道(13:30)→松郷林道起点(13:52)→上三谷分岐(14:08)→三谷橋(14:20)→起点(14:24)
アルバム

小河内集会所(6:52)

小河内黒瀬口(7:11)

平分岐(7:27)

来見乗越への分岐(7:54)

お休み処「水車の里」(7:58)

お休み処「水車の里」の六角堂(7:57)
安佐北区の山歩き。滝山西側の南北尾根を、安芸太田町の来見(くるみ)から北広島町との三国境まで繋いだ。安佐町の小河内(おがうち)集会所に車を駐める。来見へは、黒瀬から山越えすることに。県道38号広島豊平線を南に下り、小河内黒瀬口のバス停を過ぎたところで右の里道に入る。山襞に沿う道を15分ばかり上っていくと、平地区との分岐に滝山への標識が立っていた。「水車の里」を経る矢ヶ谷コースと記されている。早朝の山あいは霧で霞み、点在する民家の庭先に人の姿は見られない。やがて、「まつだ第3水車の里」と記された観賞用水車に出合う。その先の曲り角の廃屋下に、小道が分かれている。地形図では、来見乗越方面へ向かっているのだが…。この際、矢ヶ谷コースの登山口まで行ってみる。里道を上がるとすぐ第2水車に出合い、その先の民家の門にお休み処「水車の里」があった。広い中庭には、素敵な展望東屋(六角堂)まで整備されている。松田と表札が掛っているところを見ると、すべて個人の奇特によるもののようだ。

滝山矢ヶ谷コース登山口(8:06)

来見乗越(8:33)

船場トンネル東出口(9:07)

自動車道管理道終点(9:10)
さらに500mばかり上がったところで里道は未舗装になり、その先に矢ヶ谷コースの登山口があった。廃屋のある曲り角まで戻って小道に取り付く。道はすぐに消失して、谷の左岸を南へたどる。はじめ茂るが、ほどなく下生えの少ないスギ林の谷になって、難なく来見乗越へ上がる。踏跡があるが、10分ばかり下ったところで途絶える。ガレたヤブ谷を彷徨い下ること15分、ようやく自動車道管理道に降りた。一帯は吹付法面になって、取付歩道を見つけない限り、ロープなしでは降りられない。想定外のタイムロス。

来見地区へ流れる南北尾根 管理道より(9:13)

安野トンネル(R191)東出口(9:24)

来見地区の取付地点(9:29)
247.9m峰山頂(9:53)
管理道を駆け下る。途中、難のないことを願いながら、これからたどる南北尾根を眺める。どうにか9時30分前に、来見地区の尾根末端に着くことができた。うまい具合に踏跡が上がっており、さっそく取り付く。稜線に上がると明瞭な径になり、取付から20分で274.9m峰に達した。順調、順調。

364m峰山頂(10:22)

592m峰(11:06)

滝山分岐(11:53)

滝山山頂(12:04)
その後も、明瞭な踏跡が途絶えることなく続く。364m峰、529m峰と、ヒノキと雑木の混交林の尾根を徐々に高度を上げていく。やがて、滝山の西尾根が右から交わる十文字分岐に至る。この十文字、単純ではない。ここで、南北の尾根は30mばかり東にずれ、東西の尾根は北西に転じている。そして、ずれたところに北尾根と滝山を示す標識が立ち、南の谷に矢ヶ谷コースの径が下っている。東尾根の径を10分、滝山の山頂に達す。

龍頭山 滝山山頂より(12:34)

滝山川線鉄塔№25(13:07)

大丸峰(左) 送電塔より(13:07)

牛頭山 送電塔より(13:09)

滝山 送電塔より(13:14)

592m峰山頂(13:20)
南面ヒノキ林、北面闊葉樹林の明るい山頂で、北の樹間に龍頭山を観望できる。東尾根に送電線コースの径が下っている。十文字分岐に戻って、北尾根の径に入る。500mばかりで、滝山川線送電鉄塔№25に出合う。東面、西面が素敵な展望所となって開け、大丸峰、牛頭山、滝山などを同定して愉しむ。東面の送電線巡視路を下れば松郷林道に出ると思われるが、北尾根の径をたどる。

松郷林道合流地点(13:30)

松郷林道起点(13:53)

横山谷地区(14:04)

牛頭山 下三谷地区の里道より(14:17)

三谷橋東詰・三谷分岐(14:20)

小河内集会所駐車場(14:25)
15分で松郷林道に合流した。西の谷に道が分かれている。槇ヶ原からの林道と繋がっているのかもしれない。尾根に沿う松郷林道を急ぎに急いで20分、三谷から簾(すだれ)に抜ける里道に合流した。南に転じ、三谷川に沿う舗装里道を下る。横山谷、下三谷の長閑な山里をめぐりながらの道行きは、心地よい。やがて、牛頭山がピラミダルな秀峰を連ねて出迎えてくれた。美晴に映える姿に見とれて歩けば、いつの間にか県道。起点はもうすぐ、満ち足りた山行に感謝!



軌跡図
                                                   所要時間:7時間31分、歩行距離:21.1㎞