しまなみ海道
 
単独 2016.10.01~02
10/01 ☂/
尾道駅前広場(7:02/8:12)→向島側渡船場(8:23)→立花臨海公園(9:26)→因島大橋(9:50/10:04)→アメニティ公園(10:13)→因島フラワーセンター(10:40)→因島ふれあいセンター(11:39)→生口橋(12:05/12:15)→瀬戸田市民会館(13:45)→サンセットビーチ(14:23)→多々羅大橋(15:00/17)→多々羅しまなみ公園(15:26/16:04)→多々羅キャンプ場コテージ(16:14)
10/02 
多々羅しまなみ公園(6:02/15)→鼻栗瀬戸接待所(7:12)→大三島橋(7:13/18)→伯方SCバーク(7:50)→伯方・大島大橋(8:03/15)→宮窪サイクリングターミナル(8:47)→よしうみバラ公園(9:52)→よしうみいきいき館(10:55/11:10)→来島海峡大橋(11:28/12:18)→糸山接待所(12:23/26)→大浜接待所(12:36)→今治城吹揚公園(13:53/14:30)
アルバム

駅前渡船(向島運航)フェリーのりば(
10/01 8:12)

雨に煙る因島大橋(9:22)

立花臨海公園接待所(9:26)

因島大橋自転車歩行者道(9:51)
第16回瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチに参加。今回は、OさんもDコース(40㌔×2日)を歩く。出発式が始まるころから雨模様になる。プログラムでは8時スタートになっているが、渡船に乗ったのは8時18分。年々遅くなっているような気がする。ちなみにOさんは、はじめの混雑が嫌で、7時20分に先発。自分もフライングスタートすればよかった、とあとになって悔やむ有様。8時23分に向島上陸。ウォーカーの長蛇の列が、ずっと先まで続いている。傘をさして、レインパンツを穿いての歩行は、愉しくない。御幸瀬戸に出るころには、ウォーカーはばらけて歩きやすくなる。雨に煙る景色の中で、赤い向島大橋が際立っている。布刈鼻(めかりばな)を過ぎると、因島大橋が美しい姿を見せてくれる。立花臨海公園でトイレ休憩。冷たい麦茶のご接待でクールダウン。毎度のことながら、長礁鼻(ながいそはな)を回ってから因島大橋に上がるまでの長いこと。この橋、自動車道の下に車歩道という構造ではあるが、隙間だらけで、雨は容赦なく固まって落ちてくる。屋根付きの道とはいえ、傘がいる。

因島アメニティ公園のザウルス君(10:13)

因島フラワーパーク入口(10:39)

因島ふれあいセンター接待所(11:39)

生口橋 因島側展望所より(12:02)

佐木島アルプス 瀬戸田(名荷)の県道より(12:40)

瀬戸田市民会館(13:45)
因島に渡って最初に目につくのは、アメニティ公園のザウルスくん。雨の中、静かに園地を見守っている。因島フラワーパークに10時40分に到着。昨年とほぼ同タイム。麦茶とミカンをいただく。重井の家並みを抜けて、佐木島(さぎしま)を右に眺めながら南下。今年は万田酵素に接待所がなく、西浦地区のふれあいセンターにあった。とてもシンプルで、飴と飲み物を二人でご接待されていた。粋な斜張橋、生口橋を渡るころには、雨はすっかり上がる。生口島から眺める佐木島アルプスは、すっきり稜線を連ねて美しい。生口島北岸の道は、ひたすら長い。瀬戸田太陽光発電所に差し掛かるころには、もはやバテバテ。今年もコンビニでおにぎりとサラダをゲットして、「ミハラスーパー」前のベンチで遅い昼食。少し蘇って、瀬戸田市民会館前を13時45分に通過。昨年は13時20分なので、30分近い遅れ。

島ごと美術館「波の翼」(14:13)

サンセットビーチ接待所(14:23)

多々羅大橋 観音山西裾のR317より(14:41)

多々羅しまなみ公園(1日目のゴール)(15:26)
福田の海岸通りを南下。瓢箪島を右に見るところまで来ると、海の中に風車の羽根のようなオブジェが立っている。島ごと美術館作品群(17作品)の一つ、「波の翼」である。10分ほどでサンセットビーチ接待所に着く。サンセットビーチには、島ごと美術館の5作品が配されているという。次回はゆっくり鑑賞することにしよう。多々羅大橋を間近に見て車歩道に取り付くが、橋台(アバット)の上に立つ頃にはヘロヘロ。この橋を渡ればゴールと思えど、楽にない。ひたすら右左足を出して、どうにか15時30分前にたどり着いた。昨年に遅れること30分、間違いなく衰えている。走りこむなどして、それなりに頑張っているのになぁ…。30分遅れのOさんと合流し、キャンプ場のコテージへ。多々羅温泉で汗を流したあとのビールが美味しかったこと。中瓶2本と缶ビール1本で、よく眠る。

県道51号線分岐(R317)(
10/02 6:52)

大三島橋 北側のR317より(7:08)

鼻栗瀬戸接待所(8:12)

伯方・大島大橋 伯方SCバークより(7:49)
明けて薄曇り。予報では晴れて暑くなるという。6時15分には荷物を預け、出発時間(7時)までずいぶん間がある。この際、フライングスタートすることに決す。誰もいない歩道をマイペースで歩くのは、実に心地がよい。上浦港を過ぎて大三島橋への上りに差し掛かったところで、Oさんと分かれて先行。鼻栗瀬戸接待所で、麦茶をいただく。大三島橋は、アーチ橋としては東洋一の規模を誇るという。そのたたずまいは、鼻栗瀬戸の美しい景観に何の違和感も感じない。渡りきるのもすぐで、とても快適。伯方SCパークでは、フライングスタートである旨を告げ、一番乗りで麦茶と塩羊羹をいただく。正規の先頭は、大三島橋を渡りはじめていると聞かされる。なお、伯方SCパークの”S”は「Sports(スポーツ)」、”C”は「Culture(文化)」のことらしい。伯方ビーチ越しに伯方・大島大橋を眺める。うーむ、絵になる。

能島城趾 対岸の県道より(8:33) 

宮窪の漁師市(8:50)

よしうみバラ公園接待所(9:52)

来島海峡大橋 吉海町椋名の海岸より(10:48)
大島東岸の道を南下し、左に能島を見る。ちょうど潮の流れの速いときで、大島との間の海峡は、滔々と流れる大河のようだ。ほどなく宮窪サイクリングターミナル(C.T)接待所。麦茶とミカンをいただいて、トイレ休憩。浜では漁師市が開かれ、大変な賑わい。いよいよ、吉海への峠越えのはじまりだ。「峠の谷」で、正規の先頭に追い越される。聴けば、すぐ後ろにも数人続いているとのこと。その歩きっぷりは、競歩のよう。時速8㌔は優に超えていよう。こっちは一向にペースが上がらず、どんどん遅くなっている。よしうみバラ公園接待所を過ぎたころから、足が思うように前に出なくなる。さっさか追い越していく後続ウォーカーの足取りが、うらやましい。足にマメができて痛いとかいうのではなく、とにかく歩くのがしんどいのである。これまでにない経験で、ヨレヨレになって椋名の海岸に至る。透きとおった海の彼方に、来島海峡大橋が続いている。

来島海峡大橋 よしうみいきいき館前より(11:10)

糸山接待所(12:23)

大浜接待所(12:36) 

今治城吹揚公園(2日目のゴール)(13:53) 
よしうみいきいき館に着いたのは10時55分。昨年が10時57分だから、45分のフライングタイムをここで使い果たしたことになる。ともあれ昼食ということで、ミカンとタルトを「塩と夏みかん」ジュースで無理やり流し込んだ。胃袋は悲鳴を上げ、ジュースは半分以上を捨てる有様。接待所でのお茶のがぶ飲みと昨夜のビールが災いしたのか、絶不調の状態だ。炎天下、ループ橋を青息吐息で上がる。来島海峡大橋を渡りきるのに50分を要す。途中、サンライズ糸山でタクシーを呼ぼう、という思いがよぎる。糸山接待所で一息入れて少し蘇り、ゴールを目指して重い腰を上げる。下り道が幸いして、10分で大浜接待所に達す。残りは、あと6㌔あまり。こうなれば何が何でも完歩するしかない。右左右左必死で足を前に出すが、ランドマークの今治国際ホテルは一向に近づかない。6㌔の道のりの長いこと。今治城にたどり着いたのは、13時53分。所要時間7時間38分は、昨年より1時間も遅い。マイペースをとおしたつもりだが、後半は苦しいだけのウォーキングになった。水分補給と暑さ対策を再考しなくては。もう若くはないのだから…。お世話いただいたスタッフのみなさま、ほんとうにありがとうございました。



軌跡図
                                                   1日目 所要時間:7時間03分、歩行距離:42.2㎞
2日目 所要時間:7時間38分、歩行時間:41.4㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。