吾妻山 |
2人 2016.08.30 ☁|☀ |
休暇村吾妻山ロッジ(10:56/11:06)→池の原→小坊主→小彌山(11:17)→吾妻山(11:58)→大膳原分岐(12:03)→南尾根コース→トリカブト群生地(12:18)→南の原分岐(12:28)→大池(12:42)→起点(12:45) |
今年も、吾妻山の草花観賞に出かけた。本当の目当ては、高野リンゴ。さっそく、美味しいもぎたてリンゴを求めて道の駅「たかの」に立ち寄る。が、あったのはジャムやジュースなどの加工食品ばかり。気温が下がらないので遅れ気味なんだろう。ピーマン、トマト、ピオーネをゲットして吾妻山へ。11時前に吾妻山ロッジに到着。風があって、ひと雨ありそうな雲行きだ。池の原に出てみれば、マツムシソウが花盛り。つぼみのウメバチソウがちらほら。原池の畔には、アケボノソウ、キセルアザミ、タムラソウなどが咲き誇っている。小坊主(こぼうず)東裾の湿地で、群生するタムラソウとサラシナショウマ、そして鮮やかなコオニユリに出会う。南西尾根の登山道で見かけるカワラナデシコやイヨフウロは、昨夜の雨に濡れて精彩がない。これも趣があって良いのだが…。小彌山(こややま)を過ぎると、西面から南面が開ける。雲は多いが、青空ものぞいて、見通しは良い。県境や備北の山々を一望できる。吾妻山の山頂から、奥出雲の山々を観望。あいにく、大山は裾しか見えない。南尾根コースへ下る。左手に大膳原へ裾を引く比婆山連山、行く手に福田頭(ふくだがしら)の連なりを眺めながらの、稜線漫歩だ。トリカブトの群生地で見かけた開花株は、三つだけ。様子が、例年と違うような気がしてならない。気候のせい?盗掘されたのでなければよいが。どうやら、心配していた雨は杞憂に終わりそうだ。南の原から西面横手に転じ、ブナ森の精気をいただきながら起点に還る。 |
休暇村吾妻山ロッジ(12:45) |
吾妻山 池の原より(11:16) |
|
猿政山(左) 吾妻山北稜西面より(11:51) |
吾妻山山頂(11:58) |
|
比婆山連山と大膳原 吾妻山頂稜より(12:00) |
大池(12:42) |
出会った草花 | ||
マツムシソウ(マツムシソウ科) |
コオニユリ(ユリ科) |
アケボノソウ(リンドウ科) |
キセルアザミ(キク科) |
タムラソウ(キク科) |
ウツボグサ(シソ科) |
サラシナショウマ(キンポウゲ科) |
カワラナデシコ(ナデシコ科) |
イヨフウロ(フウロソウ科) |
ツリガネニンジン(キキョウ科) |
九州小米草(ゴマノハグサ科) |
タンナトリカブト(キンポウゲ科) |
イブキトラノオ(タデ科) |
ホソバヤマハハコ(キク科) |
ツルニンジン(キキョウ科) |
ツシマママコナ(ゴマノハグサ科) |
ツリフネソウ(ツリフネソウ科) |
アキノタムラソウ(シソ科) |
コウゾリナ(キク科) |
ヤマジノホトトギス(ユリ科) |
キンミズヒキ(バラ科) |
軌跡図 |
所要時間:1時間42分、歩行距離:3.69㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
|