二ノ原谷 |
単独 2016.08.03 ☀|☁ |
瀬戸谷入口(7:37/47)→二ノ原橋(8:03/09)→ニノワラのリュウズF1(8:16)→ニノワラのリュウズF2(8:21)→F2落口(8:39)→二条滝F3(8:50)→F4(9:06)→ハシゴのリュウズF5(9:15)→F5落口(9:30)→二段滝F6(9:46)→F7(10:16)→F8(10:24)→C/S滝F9(10:36)→F10(10:50)→C/S滝F11(10:54)→階段状滝F12(10:59)→斜滝F13(11:09)→支尾根取付(11:18)→十方山登山道(12:11)→瀬戸滝(13:21)→起点(13:41) |
二ノ原橋(8:03) |
二ノ原橋 二ノ原谷入渓点より(8:14) |
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ニノワラのリュウズF1&F2(8:16) |
F2上段 F2落口より(8:40) |
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二条滝F3(8:50) |
F4(9:06) |
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瀬戸滝入口に車を駐める。県道296号吉和戸河内線をたどって二ノ原谷の出合へ。二ノ原橋(にのはらばし)東詰から谷に降りる。立岩ダム(神竜湖)の水際から入渓。すぐ、ニノワラのリュウズが美しい多段の姿を見せる。斜滝F1は、水が少ないので、水流を登れば簡単。F2下段のフェース滝は、難なく直登できる。上段のスラブ滝には残置ピンがある。にもかかわらず、怖くて、僕の手には余った。C.C.INAPINAの鹿野さんだったら簡単に登るんだろうなぁ、と思いながら、左岸に逃げた。F2落口から10分で二条滝F3に着く。左の水流を登る。少し遡ったところで、右岸から露岩の滝が落ちている。ゴーロの二俣を右に取る。5分ばかり遡ったところに、C/Sの小滝F4がある。この際、シャワークライミングを愉しむ。 |
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ハシゴのリュウズF5(9:15) |
ハシゴのリュウズF5の上部(9:19) |
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二段滝F6下段(9:46) |
二段滝F6上段(9:47) |
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ゴーロ帯を5分ばかり詰めたところで、谷は右に折れる。角を曲がった先に、ハシゴのリュウズF5が架かっている。ニノワラのリュウズと同様に、中段までは容易に直登できる。上部には、残置ハーケンがある。これを支点に水流を登ったが、懸垂でカラビナを外しに戻るという有様。僕の場合、水が多かったら直登は無理だと思うので、とてもうれしい。続く二段滝F6は、右側の水流を登れば、上段下段とも簡単に越せる。 | ||
F7(10:16) |
F8(10:24) |
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C/S滝F9(10:36) |
F10(10:50) |
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C/S滝F11(10:54) |
階段状滝F12(11:00) |
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階段状滝F12の上部(11:06) |
斜め滝F13(11:08) |
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しばらく穏やかな(何もない)谷が続いたあと、F7が現れる。水が少ないので、簡単。狭いゴーロの谷を遡っていくと、巨岩に堰き止められてできたF8に出合う。露岩のフェースが簡単に直登できる。すぐ上に架かるC/S滝F9は、シャワークライミングで越える。とても愉快。露岩滝F10、C/S滝(巨岩堰止滝)F11と、地味な滝が続いたあと、階段状滝F12が現れる。傾斜はゆるく、スタンスも良いので、立ったままでも登れるかもしれない。決して、そんなことはしないけど…。すぐ上で二俣になり、右谷に斜滝F13が架かっている。スラブ状の斜滝は、滑らないので、ほとんど立って登ることができる。 | ||
F13の上流(11:12) |
十方山登山道(12:11) |
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瀬戸滝下段(13:21) |
瀬戸滝入口(13:42) |
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F13の上は源流域になったので、左岸尾根に取り付いた。吸血昆虫が纏わりつく真夏日のヤブ尾根を上ること50分、フラフラになって登山道に飛び出した。左谷を詰めれば、容易に瀬戸谷下降点の登山道に出られたというのに…。この時期、地域研究など思い立つものではない。当初、瀬戸谷を下降するつもりでいたが、もはやその元気はない。時間は早いけど、登山道をたどることにする。途中、瀬戸の滝でクールダウン。少し蘇って起点に還りつくと、吉和方面は架線工事で通行止めなっていた。やむなく戸河内経由で帰るという、おまけが付く。 | ||
軌跡図 |
所要時間:5時間54分、歩行距離:8.81㎞ |