二葉山(ふたばやま)牛田山(うしたやま)松笠山(まつかさやま)二ヶ城山(ふたつがじょうざん)木ノ宗山(きのむねやま)
 
単独 2016.07.07 
広島駅(7:03)→広島東照宮(7:16)→高射機銃陣地跡(7:36)→二葉山(7:42)→天神峠(7:50)→尾長山(8:00/08)→牛田山(8:48)→戸坂南口分岐(8:39)→中山峠(9:07/14)→KDDI A.T(9:38)→松笠山(10:02)→蝦蟇ヶ峠(10:27)→二ヶ城山(11:16/45)→中電広島西幹線鉄塔4(11:54)→中電滝山川線鉄塔90(12:06)→イスノ丘山(12:34)→中電山陰幹線鉄塔370(12:41)→広島市水道局福田調整池(13:03)→三田ヶ峠(13:05/12)→休憩広場(13:31)→木ノ宗山(13:50/14:00)→養老橋南詰(14:36)→セブンイレブン(14:50/59)→上深川駅(15:03)
アルバム

広島東照宮拝殿(7:17)

金光稲荷神社(7:18)

高射機銃陣地跡(7:36)

二葉山 尾長山山頂より(8:00)

牛田山山頂(8:49)

松笠山 戸坂南の里道より(9:07)
前回山行のリベンジ。二葉山から木ノ宗山まで繋いだ。広島駅北口を7時03分に出発。二葉通りに架かる陸橋から、様変わりしていく駅周辺の景色を眺める。広島にそんな需要があるのかなぁ。ひとは減っているというのに…。二葉の里の広島東照宮から二葉山に取り付く。拝殿東側の道を上がり、本殿裏手の金光稲荷神社(きんこういなりじんじゃ)の参道に入る。奥宮の拝殿からは、似島を後背にした広島市街が一望できる。右手の石段道に取り付くと、すぐ稜線で、高射機銃陣地の遺構を見る。尾根道を東に取って3分、平和の塔が建つ二葉山山頂に出る。南面から東面が開けた展望台になっている。東に下って、天神峠を上り返して尾長山に上がる。市民憩いの散歩道で、ルートは明瞭。尾長山からは、たどってきた二葉山の様子がよく分かる。勘違いして、南尾根にちょっと寄り道。主稜線の道を北にたどって牛田山に向かう。よく踏まれた遊歩道をたどること40分、牛田山に達す。数人の先行者が談笑しておられた。来た道を戻り、戸坂南口分岐の道へ下る。10分ばかりで、中山峠に降りた。途中、第一広島病院前の里道から、これから向かう松笠山を眺める。松笠観音に向かう稜線が穏やかにうねっている。

牛田山 戸坂新町一丁目の里道より(9:18)

松笠山山頂(10:04)

二ヶ城山 菰口憩いの森芝生広場より(10:18)

蝦蟇ヶ峠の二ヶ城山取付(10:27)

呉娑々宇連山 展望岩より(11:10)

二ヶ城山山頂(11:17)
東浄団地のメイン通りを東にたどり、戸坂中学校のグランド横からKDDI温品無線局へ上がる。左手に松笠山への取付径が分かれており、25分で山頂に達した。中電のマイクロウェーブ反射板が建って開けているが、雑木に囲まれて、火山方面が垣間見えるばかり。120mばかり戻った小鞍部から、左(東)の径に下る。10分ほどで東屋に出合い、すぐ菰口憩いの森の芝生広場が開けた。萌黄色に映える園地の向こうに、二ヶ城山の碧い山体が立ち上がっている。うーん、絵になる景色だ。市道(中国自然歩道)に出て、蝦蟇ヶ峠(がまがたわ)に上がる。温品側(南)にある二ヶ城山取付を入ってすぐの、憩いの場で一息入れる。天気は好晴だが、暑いことこの上ない。全身びしょ濡れになって高度を上げる。中電広島川内線鉄塔7と展望岩の眺めは申し分ないが、ちょっと見して先を急ぐ。蝦蟇ヶ峠から50分近くを要して二ヶ城山山頂に達す。もはや、熱中症一歩手前のシャリバテ状態である。少々早いが、昼休みにする。

阿武山 広島西幹線鉄塔4より(11:55)

鬼ヶ城山山塊 広島西幹線鉄塔4より(11:55)

イスノ丘山山頂(12:34) 

福田調整池への分岐(12:46)
少しよみがえって、東尾根の道へ入る。中電広島西幹線鉄塔4までは、快調なひと下り。鉄塔広場は素敵な展望台で、北に鬼ヶ城山山塊、西に阿武山を観望する。これより尾根は北に転じ、小さなアップダウンを繰り返しながら三田ヶ峠へと下っていく。道は明瞭、主だったピークに真伏山(まぶしやま)、P10、折敷谷山(おしきだにやま)、イスノ丘山の名札が架かっている。中電山陰幹線鉄塔370から140m下ったところで、右(東)の支尾根に径が分かれる。そのまま尾根道をたどれば、木ノ宗山憩いの森入口に出て、市道の向かいに木ノ宗山登山口があるらしい。が、この際支尾根の径を選んで、三田ヶ峠に降りてみた。

シダが繁茂する支尾根(12:54)

木ノ宗山 福田調整池上端の法面上より(13:00)

広島市水道局福田調整池(13:03)

三田ヶ峠(13:06)
結果はあまり快適なものではなく、径はすぐにシダに覆われて、福田調整池のフェンス越えまでする有様。良かったのは、木ノ宗山のピラミダルな山容を目の当たりにできたこと。調整池取付道を下っていくと、ドンピシャ三田ヶ峠に出た。向かいの階段を上がって、木ノ宗山西尾根に取り付く。

木ノ宗山への遊歩道(13:16)

休憩広場・銅鐸銅剣出土地分岐(13:31)

木ノ宗山山頂(13:52)

木ノ宗山山頂(13:51)
すぐ、作業道のような遊歩道に出合う。ヘロヘロになって休憩広場まで上がり、大休み。真夏日の山行は応える。年だなぁ。重い腰を上げ、350mばかりの坂道を超スローペースで登る。17分を要して山頂に達した時は、頭がくらくらしていた。これって熱中症?木陰にへたり込んで、クールダウン。少し蘇って、二ヶ城山と高鉢山を観望。二段になった広い山頂は、山城の郭跡だそうで、大きな石が散乱している。満ち足りて、東尾根へ下山を開始する。

庄原へ下る登山道(14:17)

三篠川左岸に広がる荒地(14:34)

養老橋南詰(14:36) 

椎村山 養老橋より(14:38)
三つの郭が配されていたという快適な尾根径が続く。道は、1300mばかり先で北西の支尾根に入り、急坂となる。山頂から32分で、三篠川左岸の谷の出合いに降りた。竹藪を抜け、草原のような荒地を横切って西に向かうと、養老橋の西詰に出た。椎村山を眺めながら、静かな三篠川を渡る。セブイレブンでたらふく水分補給。上深川駅で着替えを済ませ、すっかり蘇って15時18分の列車を待つ。



軌跡図
                                                   所要時間:8時間00分、歩行距離:20.3㎞