尻高山・久地冠山 |
単独 2016.05.19 ☀ |
阿戸高浜(6:43/50)→林道仏峠線起点(7:01)→古道取付(7:11)→お堂(7:48)→展望所(8:04)→作業道終点(8:27)→603.7m峰(8:31)→林道三王原線終点(8:40)→尻高山(9:28)→分岐(9:50/10:06)→分岐(10:30/35)→久地冠山(10:51/59)→新西広島幹線鉄塔79(11:09)→間野平分岐(11:21/25)→吉ヶ瀬線鉄塔4(11:55)→野冠公民館前(12:20)→間野平発電所の前(県177)(12:34/57)→大川橋南詰(13:12)→くすのき台入口(14:14)→起点(14:43) |
阿戸高浜の非常駐車帯(6:50) |
寒山(さぶやま)と東郷山東尾根 高浜の里道より(6:53) |
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林道仏峠線支線分岐(7:08) |
林道終点の古道取付(7:11) |
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仏峠のお堂(7:49) |
仏峠の林道三王原線(7:50) |
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広島市北部の山歩き。沼田町阿戸の仏峠(ほとけだお)から久地冠山につないだ。県道77号久地伏谷線(阿戸高浜)の非常駐車帯に車を駐める。吉山川に架かる高浜橋を渡って、林道仏峠線に入る。起点から300m先の分岐を右に取って約100m、砂防堰堤の下で林道は終わる。左手斜面に、草生した踏跡が返している。高山、丹原へ越える古道の取付である。すぐスギ林の中に入って、道は明瞭になる。倒木や下生えは多少あるが、しっかりした道で、谷の右岸にジッグザッグに付けられている。古道に取り付いて約50分、仏峠に上がる。お堂の石仏には、赤い頭巾と前掛けがしてある。お地蔵様に今日の山行を感謝して、林道三王原線を東にたどる。 | ||
笹ヶ丸山東峰 林道三王原線の展望所より(8:07) |
603.7m峰山頂(8:32) |
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林道三王原線の終点(8:41) |
尻高山山頂(9:28) |
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主尾根径への分岐(10:06) |
久地冠山山頂(10:51) |
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高八山、荒谷山など 久地冠山山頂より(10:57) |
水越山、螺山 久地冠山山頂より(10:58) |
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林道は、主稜線の北側を、山襞に沿って横手に付けられている。なので、北へ流れる支尾根の突端が素敵な展望所になって、笹ヶ丸山、久地冠山、牛頭山などを眺望できる。仏峠から20分余り行ったところで、作業道が右に分かれる。入ってあたりを見回せば、上にも下にも縦横に付けられている。山襞に沿う道を選んで15分、603.7m峰の北面直下で終点となる。斜面に取り付くと、すぐ山頂で、下生えのないスギ林の中に三角点標柱が立っていた。東尾根の踏跡を下って5分、林道三王原線の終点に出た。高山川からの谷が突き上げた鞍部で、左岸斜面の伐採窓に笹ヶ丸山の東峰がすっぽり収まっている。尻高山へ向かう北東尾根の山道に入る。途中で支尾根が分岐して蛇行するが、道なりに行けばよいので簡単。林道終点から尻高山まで、約45分の道のり。三角点の立つ山頂は、マツが混交するヒノキ林に囲まれた平坦地。奥谷川からの道が南東尾根に下っている。北尾根の道を行くが、380mばかり先の分岐を直進して、支尾根に迷走。主尾根の道は、右(東)横手に下っている。地形図の読み違いで、谷に降りて気が付く有様。あとは明瞭な道が冠山まで続く。途中で新西広島幹線の巡視路が北西に分岐している。疎林の稜線は、方向が分かりやすく、赤テープもあるので迷うようなことはない。尻高山から冠山まで、1時間17分を要した。山頂の平坦地は狭く、南東面の展望も樹間越しである。それでも、高八山や水越山の稜線が近くに眺められるのは嬉しい。 | ||
新西広島幹線鉄塔79 後は本串山、牛頭山(11:10) |
水越山 鉄塔79より(11:17) |
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間野平発電所へ下る巡視路(11:24) |
吉ヶ瀬線鉄塔4 後の山は水越山(11:55) |
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冠山北尾根末端近くの猪防護柵(12:18) |
野冠公民館前の下山地点(12:20) |
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間野平発電所(13:00) |
岳山 久地魚切の県道38号線より(14:02) |
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一息入れて北尾根の急な径を下っていくと、10分で新西広島幹線鉄塔79に出る。東面の展望は素晴らしく、とりわけ、水越山の形が良い。北尾根の道は、そこから巡視路となり、120m先で右の支尾根に下っていく。たどれば、間野平(まのひら)発電所の横へ出るらしい。この際、主尾根に取り付く。下生えの薄いスギ林の尾根で、踏跡も残っている。尾根が北東に転じたころから、よく踏まれた道になって、吉ヶ瀬線鉄塔4に出た。展望はない。その後、多少荒れたところもあるが、尾根には道が続いて、難なく野冠(のかずき)の県道177号下佐東線に降りた。ポレポレと県道をたどり、間野平発電所の前で昼食。満ち足りて、県道をたどる。高畑、苅畑、金山、箕越、魚切、くすのき台、郷坂などの地区をめぐって、起点に還る。道々、家並みの後背に立ち上がる峰々が気にかかる。 | ||
軌跡図 |
所要時間:7時間53分、歩行距離:20.1㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
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