狼山 |
単独 2016.04.24 ☀ |
萩アクティビティパーク入口の東200m(R262)(7:31/38)→454.5m峰(7:51)→県道196号宮野上佐々並線(8:51)→513m峰(9:12)→辻鞍部(9:27)→532m峰(9:38)→殉職碑(10:02)→狼山(10:05)→上長瀬分岐(10:21)→553m峰(10:40)→国境の碑(12:03)→板堂峠の大駐車場(12:07/40)→金山川分岐(13:01)→夏木原(13:22)→上長瀬の狼山登山口(13:45)→砂防堰堤(13:48)→市境尾根の下(14:05)→中山峠(14:25)→R262(14:56)→道路公園(15:06)→起点(15:16) |
R262の市境峠・454.5m峰取付(7:40) |
454.5m峰山頂(7:51) |
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453m峰西尾根の擬木階段(8:21) |
県道196号線宮野上佐々並線(8:52) |
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513m峰東頂稜の大岩(9:05) |
龍門岳 513m峰東頂稜の大岩より(9:08) |
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龍門岳に続く陰陽分水嶺歩き。R262市境の峠から板堂峠までをつないだ。萩アクティビティパーク入口の200m東にある非常駐車帯に車を駐める。まずは、市境の峠を南に上り返して454.5m峰へ。萩市側の斜面が伐採されており、容易に三角点ピークにあがることができた。西に向かう分水尾根には、明瞭な切り開き径がある。昨夜の雨で濡れるのを覚悟していたが、全然問題ない。快調快調。453m峰の西尾根に入ると、擬木階段まで現われる。今は草生しているが、以前は散策遊歩道として親しまれていたのかもしれない。北に転じた尾根の末端手前で、遊歩道を捨てて西の径に下る。掘割鞍部を上り返して県道196号宮野上笹並線に出る。KDDIの携帯基地局が建っており、すぐ北側にR262が見える。向かいの尾根径に上がってすぐ、北側斜面が開削されて、龍門岳やこれから向かう532m峰が見えた。10分ばかり登ったところで、大岩に出会う。上にあがって、たおやかな龍門岳を眺めやる。足下にアクティビティパークがあり、走行音がここまで響き渡っている。 |
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532m峰南の辻鞍部(9:27) |
狼山山頂(10:05) |
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上長瀬分岐(左は上長瀬)(10:22) |
553m峰山頂(10:40) |
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553m峰南西のピーク(538m)(10:46) |
国境の碑上の堀切道(12:03) |
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すぐ上が513m峰山頂で、苔むした石が一つ雑木に囲まれていた。頂稜は東西に細長く、アクティビティパーク入口あたりから眺める姿は、ピラミダルでとても印象的だ。分水尾根は、頂稜の西端から北に転じて532m峰に向かっている。鞍部は辻になっており、右(東)に取れば県道196号線に出るらしい。左(西)はよく分らない。金山林道に出るのかな。10分ばかりで532m頂稜に上り返し、きれいに切り開かれた境界道を西にたどる。国調多角点の杭がまだ新しい。やがて自衛隊練習機遭難の慰霊碑(殉職碑)に着く。右(北西)の分水尾根に沿って、道が分岐しているが、まっすぐ南進して狼山に寄り道。山頂は、南西面が開けて、樹木越しにショウゲン山や鼓ヶ岳が見える。南尾根に踏跡があり、下れば金山川の谷に降りるらしい。分水尾根に戻り、150mばかり下ると、鞍部に出た。道は北(右)の谷に続いている。上長瀬からの道のようだ。この先の分水尾根には、道がない。と言っても、境界尾根の切り開きは健在だ。多少茂っているところもあるが、大半が雑木の疎林で、下生えも大したことはない。553m峰南西のピークで少々迷走するも、上長瀬分岐から40分ほどで、国境の碑上の堀切道に達した。 | ||
板堂峠の国境の碑(12:04) |
板堂峠の大駐車場 後はショウゲン山(12:40) |
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「21世紀の森」跡への取付(12:51) |
「21世紀の森」の自然観察歩道(13:54) |
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板堂峠の大駐車場に降りて昼食。日曜日なのに車は3台、閑散としている。東鳳翩山登山で、ここを起点にする人は少ないとみえる。人心地ついて、21世紀の森跡の自然観察歩道に寄り道。森林学習展示館(管理センター)などは跡形もないが、道だけは残っていた。当初、金山川に沿う波線径をたどる予定であったが、荒れているようなので止めにする。日を改めて、沢歩きで地域研究することにしよう。で、県道62号山口旭線を下り、上長瀬から中山峠(なかやまだお)を越えることにする。 | ||
上長瀬集落(13:45) |
砂防堰堤(13:48) |
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中山峠(14:25) |
中山峠小木原側の谷(13:38) |
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中山峠からの下山地点 左は日南瀬川(14:44) |
地形図破線径の小木原側の取付(14:55) |
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記憶に新しい萩往還をたどること35分、上長瀬集落に至る。長瀬バス停の先で、右の里道に入る。民家の庭先を過ぎると林道になる。ほどなく、板張りされた鋼製自在枠堰堤が現れる。天端を越えたところで林道は終わり、山道になる。道は中山峠に続くものと思い込んで、ひたすらたどる。見覚えのある分水尾根の鞍部に上がって、大間違いに気づく。あわてて戻るが、波線径らしい踏跡は見つからず、おおよその見当で東の支尾根に取り付くと、ほどなく稜線鞍部となり、径が東の谷に続いていた。どうやら、ここが中山峠のようだ。倒木で荒れているが、明瞭な径がしばらく続く。波線径をたどる場合、峠から500mばかり谷沿いに下ったところで、そのまま西に支尾根を越えないといけない。谷道は北に転じるのだから気が付きそうなものだが、とんだ遠回りをして小木原(こきはら)に出る始末。終わってみれば迷走もそれなりに愉しいが、反省しきりである。気を取り直して、ポレポレと起点に還った。 | ||
軌跡図 |
所要時間:7時間38分、歩行距離:16.5㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
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