笹ヶ丸山 |
単独 2016.03.21 ☀ |
安佐南区阿戸三王原(県71)(6:29/38)→三王原林道入口(6:48)→不明峠(7:40)→三王原林道(8:10)→丹原林道分岐(8:28)→境界尾根への取付(8:46)→623m峰(8:51)→649m峰(9:39)→中源峠(9:57)→623.4m峰(10:06)→鉾ノ峠(10:37)→笹ヶ丸山(11:00)→宇賀雨量観測局(11:12)→笹ヶ丸山東峰(11:41)→作業道(12:05/36)→市道笹ヶ丸山線丹原分岐(13:08/18)→仏峠(14:08)→作業道終点(14:29)→辰田橋(14:43)→槙原バス停(14:48)→起点(15:16) |
林道三王原線入口(6:48) |
不明峠の取付(7:42) |
|
不明峠の北東尾根(標高530mあたり)(7:49) |
林道三王原線との合流点(8:12) |
|
林道丹原線への分岐(8:28) |
丹原林道から境界尾根への取付点(8:46) |
|
安佐町と湯来町の境界尾根にある笹ヶ丸山を訪ねた。安佐南区阿戸の三王原(さんのうばら)で県道71号広島湯来線(麦谷方面)に入り、約320m先の駐車帯に車を駐める。天皇原川(てんのうばらがわ)に沿う県道を辿ること1時間、不明峠(あけずだお)に上がる。境界尾根への取付は、湯来町側の法面際にあった。尾根に沿って立派な道がある。送電線巡視路として使われているようだ。スギ林の中を25分ほど辿ると、林道三王原線に出た。向かいの尾根に踏跡はなさそうだ。この際、境界尾根の西面から東面に回り込んで北上する林道を辿る。楽ちん楽ちん。15分ばかり先で左の林道丹原線に入る。こちらも舗装されたよい道。丹原集落の跡に出るようだが、最後は荒れているらしい。1.2㌔ほど行って623m峰南面に取り付いた。 |
||
中源峠(9]58) |
623.4m峰(10:06) |
|
鉾ノ峠(10:37) |
笹ヶ丸山 西四尾根(境界尾根)より(10:44) |
|
東郷山 笹ヶ丸山北陵より(10:54) |
笹ヶ丸山山頂(11:00) |
|
県境尾根に上がると、明瞭な踏跡があり、難なく鉾ノ峠(ここのだお)に達した。途中は、スギや雑木が切れ目なく続き、中源峠(ちゅうげんだお)と呼ばれる鞍部にもこれといった見処はない。唯一、623.4m峰の北東尾根南面に若いヒノキ林があり、樹木越しに笹ヶ丸山の東峰を眺めることができた。一転、鉾ノ峠は、南面一帯が皆伐植林されて明るく開け、高山からの林道がすぐ下にある。北面には、湯来町下(しも)への小径が乗り越している。向かう境界尾根には、皆伐時に開削された作業道が150mばかり続く。その上のコブに立つと、眼前に笹ヶ丸山が立ち上がり、顧みれば、辿ってきた境界尾根が連なっている。笹ヶ丸山北稜の下まで上がると、東郷山まで見渡せた。北稜の北にも明瞭な踏跡が続いている。南に転じて約130m、ようやく笹ヶ丸山の山頂に達した。若いヒノキが育って展望はない。 | ||
笹ヶ丸山東峰(11:41) |
笹ヶ丸山東峰南尾根の作業道交点(12:06) |
|
市道笹ヶ丸山線の丹原分岐(13:08) |
高山川二俣の仏峠への取付(13:20) |
|
仏峠への荒れた道(13:48) |
仏峠(14:08) |
|
仏峠にある石仏が祀られたお堂(14:10) |
作業道終点(仏峠への取付点)上の砂防堰堤(14:29) |
|
阿戸明(あとみょう)神社 |
起点(県道71号広島湯来線)(15:16) |
|
南東尾根を下って鞍部に降りる。踏跡が乗り越しているが、けっこう茂っている。上り返したところに、宇賀雨量観測局パンザマストが建っていた。すぐ下に林道が見える。ひと登りして、笹ヶ丸山東峰の西尾根肩に上がる。左にとり山頂を踏むが、一帯はスギ、ヒノキの植林地で、眺望皆無。西尾根を戻り、南に回りこんで高山川の二俣に流れる、東峰主尾根を下る。スギ、ヒノキの林床に下生えは少なく、たびたび踏跡も現われて、難しいところはない。途中、作業道の交点で昼食を取る。降りたところは、市道高山線の丹原分岐の手前。仏峠への径は、高山川二俣の丹原川対岸(右岸)にあった。水量が少なく、容易に取り付ける。はじめは快適だが、次第に風倒木が行く手を阻むようになる。25分も行くと、倒木に棘交じりの蔦類が絡み付いて、径は完全に閉ざされる。やむなく高巻きして谷に降り、少し上流の二俣で、あいだの斜面に取り付く。踏跡はないが、ヤブは薄く、難なく仏峠のある林道三王原線に上がった。仏峠には、石仏が祀られた祠があり、南の谷に明瞭な峠道が下っていた。あまり使われていないらしく、多少荒れているが問題ない。谷の右岸に刻まれたジックザッグの道を、ルンルン気分で下る。25分で里に降り、吉山川に架かる辰田橋を渡って県道(77号久地伏谷線)に出た。あとはのんびり里めぐりして、起点に還るばかり。 | ||
軌跡図 |
所要時間:8時間38分、歩行距離:21.7㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
|