瀬戸内倉敷ツーデーマーチ(1日目)
 
単独 2016.03.12 
倉敷アイビースクエア(5:55)→倉敷市役所(6:10/7:00)→大原美術館前(7:16)→中庄小学校(7:52)→マスカットスタジアム(8:02)→庄小学校(8:44)→吉備津神社(9:31)→備中国分寺(10:50)→きびじアリーナ(11:29)→昼食(12:45/56)→大池ふるさと公園(13:05)→マービーふれあいセンター(13:26)
アルバム

倉敷市役所・出発点(6:31)

マスカットスタジアム(8:02)

川崎医大附属病院(8:16)

庄小学校接待所(8:43)

吉備津神社回廊(9:29)

吉備津神社本殿(9:32)
瀬戸内倉敷ツーデーマーチにカミサンと参加した。カミサンは、都合で1日目の良寛コース(倉敷市役所⇔玉島支所)だけ。私の1日目は、吉備路・真備(きびじ・まきび)コース。起点の倉敷市役所を7時にスタート。天気は好晴。参加者819名。中央通りを北上するが、信号待ちで列が分断され、私を含め数十名がルートを間違う。芸文館北側で右折して倉敷川沿いに北上、大原美術館北側から鶴形山南麓の通りに移って、県道22号倉敷玉野線に出るのが本来ルート。それを元町通りの「阿知南」の信号まで行って気づき、あわてて東に転じる有様。事前の準備が足りないのだが、芸文館北側の右折ポイントに係員の方がおられたらなぁ、などと身勝手なことを考える。中庄小学校を過ぎて瀬戸内自動車道の高架をくぐるころには、ウォーカーの列はすっかりバラけて歩き易くなる。程なく達したマスカットスタジアム(岡山県倉敷スポーツ公園野球場)は巨大で、15,000㎡超のグランド面積は国内最大規模という。橋上駅舎の中庄駅コンコースを通って、山陽本線北側の里道に出る。左手間近に川崎医大附属病院のビル群が屹立しているが、真っ直ぐな田園の道はとても心地がよい。北に転じて1.9㌔ばかり行ったところが、庄小学校チェックポイント。トイレを済ませただけで、あわただしくコースに戻る。山陽新幹線高架下の道を1.5㌔ばかり東進して北に転じると、右手前方に吉備中山が連なっている。やがて宮内(みやうち)地区に入る。吉備津神社の門前町として栄えたというなごりは薄く、とても静かな町なみだ。石の大鳥居をくぐって回廊に取り付く。弓道場、梅林、お釜殿、南髄神門などをちょっと見しながら本殿に上がる。豪華な比翼入母屋造りの大屋根を仰いで、遥拝。北髄神門をくぐって駐車場に降りる。宇賀神社とお釜殿の間を抜けて吉備津神社を後にする。

岡山JCT南東・足守川右岸(10:12)

備中国分寺接待所(10:51)

国分寺西の吉備路(10:54)

きびじアリーナ(11:31)

三輪山の裾野道(11:36)

大池(13:03) 

真備ふるさと歴史館(13:06)

マービーふれあいセンター・ゴール(13:44)
いよいよ吉備路歩きの本番で、西に向かう。のどかな田園の中に整備された自転車専用道路は、高低差がほとんどなく、誠に歩き易い。ただその分、ウォーカーのペースは上がり気味で、時速6㌔を優に超えている。マイペースでゆっくり歩けばよいものを、こっちもさっさか歩きをやっているから始末が悪い。足守川に出て土手道を岡山JCTまで北上し、西に転じる。途中、中洲で鵜や鴨が日向ぼっこをしているのに出会い、好晴の空に浮かぶ綿雲を見て、その景色に癒される。造山古墳を左に見て南下して行くと、やがて備中国分尼寺の跡に出る。南門跡の礎石や土塁がていねいに保存されている。ほどなく、国分寺に到着。五重塔は、眼前にして、顧みて、吉備路のどこから眺めても美しい。まさに秀逸。周りの景色は素晴らしいにもかかわらず、作山(つくりやま)古墳を過ぎるころになると、さっさか歩きの付けが回ってくる。汁のご接待を受けないで先を急いだことを、悔やむことしきりである。きびじアリーナから南に転じ、古代人の営みに思いを馳せながら三輪山の裾野道をたどる。清音三因(きよねみいり)で西に転じ、清音駅の前に出る。高梁川を渡って真備エリアに入る。あともう少しだが、横溝正史疎開宅の手前あたりから、シャリバテの兆候が出始める。たまらず、横道に入ってお弁当を食べた。どうにか立ち直って、マービーふれあいセンター向かう。おかげで、大池ふるさと公園の散策路に親しみながらゴールすることができた。一息入れて、シャトルバスで起点に戻る。足が悲鳴を上げている。少し遅れて、良寛コース(20㎞)を完歩したカミサンが元気な顔を見せた。なんと、余裕綽々の様子だ。



軌跡図
                                                   所要時間:6時間26分、歩行距離:39.5㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。