宮島弥山 |
2人 2015.11.24 ☀/☁ |
宮島桟橋(8:58)→もみじ橋(9:12)→紅葉谷コース入口(9:18/23)→7号堰堤(9:36)→12号堰堤(9:57)→獅子岩分岐(10:07)→弥山本堂・不消霊火堂(10:22/27)→弥山(10:36/47)→仁王門(11:05)→駒ヶ林(11:18)→朝日観音(11:35)→多宝塔(12:18/41)→起点(12:58) |
町屋通りと五重塔(9:07) |
もみじ橋(9:12) |
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稜線(獅子岩分岐)直下の石段(10:06) |
稜線(獅子岩分岐)(10:10) |
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不消霊火堂(10:27) |
文殊堂・観音堂前のビューポイント(10:31) |
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カミさんと宮島に紅葉狩りに出かけた。連休明けなのに観光客の多いこと。長蛇の列が海岸通りに続いている。町家通りに入ると、桟橋の賑わいが嘘のよう。商店や民家の軒先に飾られた献燈がよい。お地蔵さんの絵に添えられた一言に、思わず笑ってしまう。氏神様の夏祭りに飾られるこの献燈、1日でしまうのはもったいないので、数年前から常設しているという。歴史絵巻や判じ絵など4か月ごとに題材が変わっている。今のは、お地蔵さんを絵手紙風に描いたもので、道行く人に優しく語りかけている。通りの先で、五重塔が陽光を受けて朱を際立たせている。大通りに合流し、消防署と社務所の間を通って紅葉谷へ。残念ながら紅葉の見ごろは終わっていた。もみじ橋の袂で小さなイロハモミジが迎えてくれただけ。今年は寒い日が少ないせいか、何処でも例年のような美しい紅葉に出会うことができない。紅葉谷コースを上がる。大仙院コースと並ぶ弥山登山のメインルートで、よく整備されている。ゴミを拾いながら登っておられる単独の方を見かけ、心地のよい道に納得。感謝しながら歩く。カミさん、ロープウェー紅葉谷駅分岐から稜線(獅子岩分岐)まで、約1.7㌔の道のりに47分を要す。紅葉谷をひたすら上る階段の道を、ピスターリ、ピスターリ(ゆっくり、ゆっくり)ではあるがノンストップで歩く。まだまだ達者だ。弥山本堂にお参りして、不消霊火堂(きえずのれいかどう)でお茶をいただく。消えずの火が燻す堂内の煙たいこと。おかげで、平成18年再建のお堂は、すっかり落ち着いた佇まいになっている。三鬼堂、文珠堂・観音堂をめぐって弥山山頂へ。途中の文珠堂・観音堂前は、懸崖を足下にして広島湾を一望できるビューポイントだ。 | ||
弥山山頂 展望台より(10:40) |
弥山展望台(10:44) |
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大奈佐美島(右)と江ノ島 弥山展望台より(10:40) |
駒ヶ林 弥山展望台より(10:37) |
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仁王門(11:05) |
朝日観音が祀られている岩屋(11:35) |
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西松原と大鳥居 駒ヶ林北尾根標高300m辺りより(11:46) |
多宝塔と大鳥居 多宝塔南の山道より(12:18) |
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弥山展望台に上がって、四周を眺めやる。穏やかな日和に輝く瀬戸の海が、紅葉を見逃したカミさんの不満を少しは和らげてくれた、と思う。大日堂をめぐって仁王門に下る。途中、ゼッケン付きのTシャツにハーフパンツという身ごしらえの若人一行に会う。聴けば、江田島術科学校の生徒さんで、大聖院コースを仁王門下まで駆け上がる競技を終えて、弥山山頂に向かっているとのだという。仁王門下の鞍部に降りると、ゴール間近のランナーに、まるで怒号のような声援が掛けられ、賑わっていた。またまだ後続は続いており、とても大聖院へ下れたものではない。駒ヶ林の尾根を下ることにする。駒ヶ林の山頂は、日が陰って風も出てきたので素通りする。朝日観音の岩屋を過ぎたころから、コシダが茂ったところが多くなる。難はなく、駒ヶ林から1時間で多宝塔に降り、東屋で昼食。このコースは、時おり足下に開ける景色が何とも美しい。カミさんも一応満足してくれた、と思う。私は、上野屋で「あなごめし」をゲットして大満足である。 | ||
軌跡図 |
所要時間:4時間00分、歩行距離:8.01㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
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