吾妻山 |
2人 2015.09.04 ☁|☂/☀ |
休暇村吾妻山ロッジ(10:22/28)→池の原→小坊主(10:44)→小彌山(11:01)→吾妻山(11:20)→大膳原分岐(11:27)→南尾根コース→トリカブト群生地(11:38)→南の原分岐(11:51)→大池(12:06)→起点(12:10) |
カミさんと吾妻山の草花観賞に出かけた。尾道松江線「中国やまなみ街道」を通って、高野ICで降りる。さっそく、道の駅「たかの」でお買い物。お気に入りのダイコン、パプリカ、リンゴなどをgetすることができて、今日の目的は半ば達成。県道39号三次高野線、R432、県道255号比婆山公園森脇線とつないで、なじみの休暇村吾妻山ロッジに至る。平日にもかかわらず、駐車場には十数台の車。今にも泣き出しそうな曇り空を仰ぎ、いっときの平穏を祈る。池の原に出てみれば、草原にはマツムシソウが咲き誇っていた。期待していたウメバチソウやリンドウは、もうちょっと先のようだ。代わりにゲンノショウコが、鮮やかなピンクを際立たせている。原池にはスイレン、その池畔にはキセルアザミ、アケボノソウなどが咲きそろっている。小坊主から池の原北側の窪地に下りて、サラシナショウマやタムラソウの群生に出会う。満ち足りて、吾妻山山頂に向かう。道々、イヨフウロ、オトギリソウ、カワラナデシコなどに親しみながら上がる。当初の念願むなしく、小彌山の手前で雨が降り出す。山頂の見晴らしは次回まで取っておくことにして、早々に南尾根ルートを下る。このルートにも、イブキトラノオ、キュウシュウコゴメグサ、ホソバノヤマハハコなど草花は豊富で、圧巻はタンナトリカブトの群生である。年々増えているような気がする。草花を愛する奇特な方々のご尽力によるものと思われる。我々も保全を心掛けなくては。小雨にけむるブナ森の中をポレポレ下り、瓢箪池に達してみれば、静かな水面にスイレンの白花が浮かんでいた。ともあれ、大降りになることもなく、たくさんの草花に出会って起点に還る。車の中で、美味しくお弁当をいただく。 |
小坊主(10:39) |
原池の睡蓮(10:40) |
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吾妻山山頂(11:20) |
南の原分岐の手前(11:47) |
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南の原分岐(11:51) |
瓢箪池(12:06) |
出会った草花 | ||
マツムシソウ(マツムシソウ科) |
ゲンノショウコ(フウロソウ科) |
アケボノソウ(リンドウ科) |
キセルアザミ(キク科) |
タムラソウ(キク科) |
キンミズヒキ(バラ科) |
サラシナショウマ(キンポウゲ科) |
カワラナデシコ(ナデシコ科) |
イヨフウロ(フウロソウ科) |
オトギリソウ(オトギリソウ科) |
九州小米草(ゴマノハグサ科) |
タンナトリカブト(キンポウゲ科) |
イブキトラノオ(タデ科) |
ホソバヤマハハコ(キク科) |
オミナエシ(オミナエシ科) |
ツリガネニンジン(キキョウ科) |
ツリフネソウ(ツリフネソウ科) |
マルバハギ(マメ科) |
軌跡図 |
所要時間:1時間42分、歩行距離:3.69㎞ |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
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