深入山(しんにゅうざん)
 
2人 2015.08.22 
グリーンシャワー駐車場(12:20/24)→南登山口(12:25)→一本コナラ(12:49)→南東尾根の肩(百畳岩)(13:00/20)→見晴岩(13:32)→深入山(13:34)→北西尾根の肩(13:42)→深入山(13:55)→東登山口分岐(14:04)→一本松(14:12)→東登山口(14:39)→起点(14:54) 
 
カミさんと深入山に草花観賞に出かけた。毎度のことながら、急に思い立ったので、遅いスタートになる。グリーンシャワー駐車場に車を駐めて、南登山口から草尾根コースを登る。日差しは強いが、風は気持ちよく、空には秋の雰囲気が漂っている。道々、キキョウ、ママコナ、コウゾリナ、ヤマシロギクなどが咲き誇って迎えてくれる。いきなりの急坂に大汗をかくが、心地よい風に癒されながら、ノンストップで一本コナラまで上がる。一息入れて見渡せば、向山の闊葉樹がスギ・ヒノキ林の中で碧く輝いていた。もはや1時に近く、南東尾根肩の百畳岩でお弁当を広げる。見晴らしも座り心地も申し分なく、至福のひと時を過ごす。山頂に向かうと程なく、カミさんがササ原の中にカワラナデシコやコオニユリを見つける。満ち足りて山頂に達し、四周を見晴るかす。大山までは無理だが、三瓶山が微かに姿を見せてくれた。草花をめぐって、北西尾根を逍遥。マツムシソウ、オミナエシ、ワレモコウなどに出会う。期待していたナンバンキセルは、盛りを過ぎた一株だけだった。来た道を戻って、東登山口コースへ下る。南東尾根肩の分岐を少し下ったところで、二株のナンバンキセルを見かける。こちらはまだ勢いがよい。カミさん、ニカニカ顔である。さらに下って、一本松の呼名で登山者に親しまれてきたマツの老樹に会う。すでに枯木だが、しっかり立っている。白骨樹になってなお、末永く立ち続けていてほしい。分岐から35分、草花に親しみながら東登山口に下り、車道をポレポレ起点に還った。
アルバム

南登山口(12:25)

草尾根コースの標高955m辺り(12:42)

一本コナラ(12:49)

向山 一本コナラより(12:47)

深入山と南東尾根の肩
 標高1010m辺りより(12:50)

南東尾根肩の百畳岩 後背は深入山(13:00)

コオニユリと深入山 南東尾根の肩より(13:25)

深入山山頂(13:34)

ワレモコウ 北西尾根の肩(13:41)

東登山口コース分岐(14:04)

一本松(14:12)

東登山口(14:39)
出会った草花 

キキョウ(キキョウ科)

ママコナ(シソ科) 

シラヤマギク(キク科) 

コウゾリナ(キク科)

カワラボウフウ(セリ科) 

サワヒヨドリ(キク科) 

マツムシソウ(マツムシソウ科)

オミナエシ(オミナエシ科)

ナンバンキセル(ハマウツボ科)
     



軌跡図
                                                   所要時間:2時間30分、歩行距離:4.15㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。