匹見一の谷 |
単独 2015.07.24 ☁/☀ |
道川診療所(7:31/40)→赤い鉄橋(7:52)→一の谷出合(7:57)→F1(8:52)→F2(8:57)→F3下段落口(9:44)→シャラシャラ滝(10:01)→F4(10:19)→三段斜滝F5(10:49)→直瀑F6落口(11:45)→斜滝F7(11:52)→トチの老倒木(12:07)→遡行終了点(12:13/45)→登山道(13:07)→鳥越(13:22)→林道終点(13:34)→鳥越→フルハタ谷→F(13:57)→林道終点(14:19)→奥亀井谷橋(14:32)→倉渡瀬橋(15:17)→起点(15:56) |
道川診療所と清流会館の駐車広場(7:40) |
匹見川に架かる赤い鉄橋(7:52) |
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一の谷出合(7:57) |
F1(8:47) |
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F2(8:57) |
F3(9:39) |
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道川清流会館&診療所(匹見町出合原)東側の駐車場に車を駐める。R191を東に450m計り行き、匹見川に架かる赤い鉄橋を渡る。袂から右の小径に入り、一の谷出合に降りた。一の谷の清流がキラキラ輝いて合流している。今日は素敵な沢歩きができそうだ。一の谷に入るとすぐ淵のある小滝、小堰堤と続くが、そのあとしばらく平凡な河原が続く。やがて川床はナメからゴーロに変わり、一の谷出合から約50分のところにF1があった。トポ情報(西中国山地の沢)によると右側を登るようだが、中段まで行って早々に諦め、左岸を巻いた。落口から見てみたが、上部は私の技術ではとうてい無理で、右の岩稜に逃げることになりそうだ。すぐ上にC/S二条の小滝があり、その上にF2が落ちていた。右側を登るが、上部で怖くなり、右に逃げる有様。うーむ。F2落口から34分、5つの小滝が続いて二段滝F3が現れた。下段は深い釜のある滝で、先のトポ情報ではF4になっている。泳いで、滑りそうなスラブ壁に取り付く気にはなれない。即、左岸草付の上を巻いた。上段は斜滝で簡単。
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シャラシャラ滝(10:01) |
F6(11:40) |
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F7(11:52) |
遡行終了地点(12:48) |
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天杉山登山道取付(13:21) |
フルハタ谷への取付(13:36) |
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フルハタ谷の滝(13:57) |
フルハタ谷の林道終点(14:20) |
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亀井谷林道との合流点(14:25) |
奥亀井谷橋(14:32) |
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10分計り遡ると、左岸の赤い垂壁を水が流れ落ちていた。シャラシャラ滝のようだが、本流のせせらぎが勝り、呼名のような滝音は聞こえない。本流には、小滝(斜)、F4、小滝4つ、F5(三段斜)と続き、いずれも簡単に直登できる。F5からは50分計りゴーロ帯が続いて、直瀑F6が現れる。上級者なら左側を登れそうな気もするが、私には無理。左岸の大高巻きを覚悟していたが、右のガレ沢に入って左手のガリー取り付くと、簡単に落口に立つことができた。F7を過ぎると、水流は次第に細まり、苔むしたトチの老倒木が横たわる源流域になる。これ以上谷を詰めても面白くなさそうだ。居心地の良いところまで上がって昼食を取り、右の支尾根に取り付く。ヤブは薄く、容易に中川山北西尾根の登山道に出る。鳥越に下って亀井谷林道の終点まで行ってみる。北に下れば簡単に一の谷に降りられそうだが、その位置はF5とF6の中間あたりか。戻って、鳥越西側の小径に入ってみる。フルハタ谷沿いに続いていたのかもしれないが、すぐにササが茂って消失。この際、源頭からフルハタ谷を遡行。20分計り下ったところで3mぐらいの滝に出合うが、そのあと平凡な谷が続いて砂防堰堤に行き当たる。左岸には林道終点があり、谷を捨てて辿ると、程なく亀井谷林道に合流した。なじみの亀井谷川をめぐりながら下道川上集落に出て、県道を起点に還った。なお、この記録をまとめ終わって、「inapina」さんのブログを拝見してびっくり。翌日の7月25日に同じコースを辿って、すべてのFをいとも簡単に正面突破しておられる。うーむ、なんという人たちだろう。
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軌跡図 |
所要時間:8時間161分、歩行距離:16.8㎞ |